【シゴトを知ろう】カスタマーエンジニア ~番外編~

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】カスタマーエンジニア ~番外編~

2016.10.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】カスタマーエンジニア ~番外編~

どんな仕事をしているのか、なかなか想像しづらい「カスタマーエンジニア」という仕事。電力関連企業でカスタマーエンジニアをされている北邨翔悟(きたむら しょうご)さんだからこその特殊なお話もお聞きできましたので、番外編としてご紹介!

この記事をまとめると

  • 業界用語や、一般の人はなかなか知らない意外な業界の常識って?
  • 業界にはこんな性格の人が多い、そして休日の過ごし方は?
  • 業界内でのつながりや感じたギャップ。そしてキャリアパスは?

電力関連企業は購読している! こんな業界新聞もあるんだ!?

――あまり知られていない、業界の用語はありますか。

カスタマーエンジニアとしての業界用語はそんなにないんですよね。私の場合はどうしても電力関連のことが多くなってしまいます。皆さんの目に触れていることがあるかもしれないもののことでいうと、「MEMS・HEMS・BEMS」でしょうか。

マンションのインターホン室内機などに付いている液晶画面に電力使用量が表示されて、節電を促すためのシステムのことなんですが、「EMSがエネルギーマネジメントシステム」の略で、マンションならM、個人宅ならホームのH、商業ビルとかの場合はビルディングのBがそれぞれ頭に付いていくという形ですね。
あとは日本の東西によって電化製品が50Hzと60Hzに分かれているとか、ホントに電機関連の豆知識みたいなものはどんどん増えています。


――一般の人が聞いたら驚くような常識は?

電力関連の会社に常駐させていただくようになって初めて目にしたんですが、「電気新聞」という新聞があることには、私も驚きました。
経済新聞などと同様に会社が購読していて、社内に置かれています。6ページくらいですかね。世界の電気の状況・日本の電気の情報がびっしり書かれています。最近は電力の自由化に関する記事が多いかな。読んでいてふと、「ガスとか水道とかに関する新聞もあるのかな……」って思いましたね。

あと、電力にも値段の変動があるというのはあまり知られていないかな。「原料調整費」と呼ばれるもので、発電の原料の価格変動が起これば、それによって価格は変わってきています。
特に震災後は、原子力による発電の割合が低下して火力発電の占める割合が大きくなっていますから、震災前の時期と今の電気料金に関しても当然変動は起きているということになります。

休みの日にも携帯は手放せない。気を張って意識することも

――業界内にはどんな性格の方が多いですか? また、ご自身はどんなタイプですか?

仮に何か問題が起こった時というのは、カスタマーエンジニアは常駐させていただいている会社の方に対して、説明や逐一報告というのが必要となります。そういうことを考えると、まめだったり細かかったり、極端にいえば、神経質な人というのはすごくカスタマーエンジニアには向いている性格かもしれないです。

まめに確認したり、作業の進捗状況を気にすることができる人というのは実際多いですね。そういった方が、周囲から評価はされやすいかもしれないと思います。自分は……って考えてみると、全然そういったタイプではないと思いますが(笑)。


――現在のお仕事に就かれるにあたって、何か制限されるようなことはありますか?

自分がカスタマーエンジニアをさせていただいているのが電力に関連していることが大きいのですが、ライフラインなので、常に会社の携帯電話・パソコンは持っているようにはしています。
自分たちが休みだといっても、トラブルが起こった時にお客様の生活を支える重要なインフラなので、当然即座に対応できるようにしておかなくてはいけません。夜中に対応が必要になるということはそうそうありませんが、土日休みの間、日中に連絡が入るということはたまにありますね。

「もし自分に電話がつながらなければ上長に、そこにもつながらなければさらに上長に」といった形で問い合わせする手順も決められてはいるのですが、買い物をしていたり、遊んでいる時でも、それなりに気を張って意識している部分はあると思います。

意外と? IT関連には体育会系のノリの人も多い

――業界内の横のつながりは多いですか?

僕の場合は、あまり横のつながりというのはないかもしれないですね。電気関連の仕事だと、むしろ工事に関連する職人さんと仲良くなったりする場面も出てきます。あとは、常駐させていただいている会社の方とのつながりを重視していますね。

仕事以外の部分でのコミュニケーションも大切にすることで、仕事が円滑に進むということもあると思うので、「飲みに行かない?」って誘われることがあれば絶対に断らないようにしようというのが、自分の中ではルールのような感じになっています。「アイツは断らない」と思っていただければ、より気軽に誘っていただくこともできると思うので。


――業務をされてから、一番驚かれたことは何ですか? 事前のイメージとのギャップはどんな部分にありましたか?

この業界で働き始める前は勝手なイメージとして、やっぱりアニメとか漫画が好きで、ちょっとオタクっぽい人が多いのかなという感じには思っていました。
でも、実際入社してみると、IT業界って体育会系の人も結構いるという部分にはギャップを感じましたね。当然オタクっぽい要素を持っている人も入ってくるんですが、だんだん体育系のノリに影響されることでそちらに近づいていく、というのも結構見ます。

私は上下関係の厳しい部活をしていたので、そこに対して大きく戸惑うことはなかったですが、「黙々とプログラミングしているのかな」……と思っている人がこの業界に入ってくると、「想像していたのとちょっと違うな」と思われるかもしれないです。


――どんなキャリアパスがありますか? どんな人が出世していますか?

カスタマーエンジニアというポジションから、プログラミングなどに行くということはほとんどなく、ネットワークエンジニアというステップに進むというパターンが比較的多いですね。カスタマーエンジニアからつながっていく部分というのはかなり大きいので、最終的に目指して行くべき方向はそっちかなとも思います。

お客様からの信頼も厚くなるので、やっぱりまめな方の方が出世されると思います。
あと、「全体を見ることができる人」ですかね。自分の仕事に関わることに関連する部分を、俯瞰で見ることができる人は多いと思うのですが、さらに引いた目線から自分の仕事とは直接関係が深いわけではない部分までカバーできる人は、そう多くないです。そういう意味では知的好奇心が強いと出世につながるのかも、と思います。



カスタマーエンジニアの中でも、北邨さんのようにライフラインを支える業界のカスタマーエンジニアの場合は、震災以外にも豪雨や落雷といった自然災害によるアクシデントが仕事に大きな影響を与えることも。
休みの日でも、意識して気を張っている部分があるという言葉に、多くの人の生活に直結する業界で働くカスタマーエンジニアとしての使命感を強く感じることができました。

【profile】アスノシステム株式会社 カスタマーエンジニア 北邨翔悟

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「カスタマーエンジニア」
はこんな仕事です

コンピュータシステムがいつでも良好に稼働するように、故障予防や点検、メンテナンスなどを行う仕事。契約者のところへ定期的に出向き、コンピュータシステムを点検し、不具合やトラブルがあれば対応する。また、導入したシステムの運用方法のサポートや改善も業務の一つであり、電話やメールで対応することも。コンピュータのソフト面、ハード面両方の知識が問われ、とくに最近はIT社会が高度化したためソフト面に関する業務の需要が増えつつある。

「カスタマーエンジニア」について詳しく見る