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【お金も露出も自分で勝ち取る】人気作家・ブロガーはあちゅうさんに聞く「作家のこれからの生き方」について

2016.10.11

提供元:マイナビ進学編集部

【お金も露出も自分で勝ち取る】人気作家・ブロガーはあちゅうさんに聞く「作家のこれからの生き方」について

出版不況といわれる現代で、強みであるネットを駆使し常に最前線で「作家のこれからの生き方」を模索するはあちゅうさん。既存の作家の枠に捕われず活動するその先には「未来の作家のカタチ」を作りたいという思いがあるそうです。今回は、作家としてのお仕事についてやはあちゅうさんが実際に行っているユニークな差別化のポイントについてお話を伺いしました。

この記事をまとめると

  • 作家には専業作家と兼業作家の2種類がある
  • はあちゅうさんが行ったSNSを使った差別化戦略
  • 「作家」の肩書に説得力をもたせるために紙でも売れる作家を目指す

作家と名乗る人が増える一方で作家で食べていける人は一握り

――はじめに作家のお仕事について基本的なことを教えてください。

まず、作家には専業作家と兼業作家の2種類がいます。専業作家といって、純粋に作品を書くことだけで生活している作家は日本には数えられる程しかいないそうです。じゃあ、他の作家はどうしているのかというと、兼業でアルバイトや会社員をしながら数年に1回作品を出すなど、副業スタイルで活動しています。今は、刊行総数が年々増えていて、作家と名乗る人も増えていますが本だけで食べている人は年々減ってきている傾向にあると思います。

私は、大学1年生の時に初めて本を出して以降、1年に一冊以上のペースで本を出し続けていますが、印税って本当に少ないんです。本を出したことがない人と話すと「本を出すって印税でウハウハなんでしょ」という勘違いをしているのですが、印税は、これまで本の単価の10%が慣例でした。今は、10%よりも少ないことが増えていますし、一冊1200円の本の10%というと、作家への収入がどれだけ少ないかというのは高校生の皆さんでもイメージしてもらえるのかなと思います。それで食べていこうと思うと、どれだけ売らなきゃいけないのかと途方に暮れますが、ベストセラーというのは数年に一度しか出ないものなので、副業(兼業)している作家さんがほとんどというわけです。

今は、未来の作家のカタチを作りたいと思い活動している

――はあちゅうさんならではの作家活動について教えてください。

私の場合は大学卒業後6年間の会社員との兼業生活(自分では週末作家と呼んでいました)を経験し、2年前に独立したのですが、それまでのメインの収入は会社員でのお給料で、Webで書いた文章を数年に一回本にまとめたりしていました。

ただ、私は元々ブログをやっていてネットに強かったのでネットを使って新しい働き方や稼ぎ方を見つけようと思い、今は既存の作家さんとは違う「作家のこれからの生き方」というものを探っています。


――具体的な活動やユニークな点はどんなところですか?

具体的には、本を1年に一冊以上出しているのですが、今年はとくに出版に力を入れていて、これまで(8月8日現在)に5冊、年内にあと数冊出る予定です。ただ、本の印税だけでは食べていくことはなかなか難しいので、雑誌や Web媒体等での連載を持つ他に講演会やコメンテーターなどの文化人としての活動もしています。そして私が他の作家さんたちと大きく違うのがオンラインサロンとnoteというツールを使い読者と直接つながっているという点です。

今までは、出版社を介して読者と間接的にしかつながれなかったのが普通ですが、今はSNSを使ってどんどん読者とつながれる。ただ、SNSのおもしろくもありデメリットでもある点が、純粋な読者以外ともつながってしまうこと。読者に対してなら真っ直ぐに伝わる言葉でも、他の人のノイズが入ることによって曲解されてしまったり、場合によっては炎上してしまうこともあるので、純粋に作品を受け止めてくれる読者の人とだけつながれるクローズドなコミュニティとして私はオンラインサロンを運営しています。そこでは、月額でお金をいただいた人の中だけでしか見れない場所でコンテンツを発信していて、他に(メールマガジンのような場所で)noteというものを書いていて、毎日更新して、読者に向けてエッセイを発信しています。これは、オンラインで読む本という位置付けで、毎日書き立てのものを出版社を通さずに読者まで生産者直送でお届けしている感じです。


――いろいろなツールを試し、自分に合うものを選び読者のために活用しているんですね。

ツールやチャネル(流通経路)など、最前線で常に情報を得ながら最新のものをキャッチアップできるようにしています。

作品を作ることもするのですが、そのまわりのプロデュースとかどこでどう出していくのか、なども考えているので既存の作家さんと比べるとネットに強いということの強みを活かせていると思います。

お金も露出も自分で勝ち取らないといけないと強く思った

――既存の作家さんとの差別化や作品のプロデュースなどを考えるようになったきっかけを教えてください。

18歳の時に初めて出版のオファーが来て、19歳で初めて本を出したときに本が全く売れないことにビックリしたんです。私は、本を出せば何者かになれると思っていたし、本なんて出したら、道とか歩けなくなるくらいすごいんじゃないかって考えていたんです(笑)。

でもまず、本が売れない、日常が変わらない、誰からも「すごい」って言われない。そもそもお金ももうからないのですが、やっと出たと思った本が2週間しないうちに書店からなくなったんです。返本といって、本は書店で売れないとすぐに出版社に戻されてしまうんですけど、私が何ヶ月もかけて作ってきた仕事が数週間で日の目を見なくなったということがすごくショックで……。

その時に、お金も露出も自分で勝ち取らないといけないんだということを強く思いました。売れるには二種類あって、作家のエリートコースと言われる文学賞を獲ること、もうひとつは売れること。この2つのどちらかが私にあったら、こうした動き方はしていないと思いますが、「あ、これではもうからないんだ」ということが早めに分かったから、そこまでもうからない中でも書きながら生活していくにはどうしたらいいのだろうということを真剣に考えました。


――はあちゅうさんの今の夢を教えてください。

今後の夢は、紙の本でも売れること。

今、私がやっていることって作家さんにもっとインパクトを与えていいはずだって思っているんです。ただ、あまり注目されていない。それはなぜかというと私自身にまだまだ知名度やインパクトがないからなんです。もし、私の本が何十万部と売れたら「あの作家さんのやり方をマネしてみよう」って思われるはずなんですよね。だから、そのためには紙でのインパクトをちゃんと部数で出すことだと思っています。



本が売れない今の時代、自分の強みを最大限に活かしネット時代の新しい作家のあり方を模索するはあちゅうさん。「露出もお金も自分で勝ち取る」と語るその言葉に夢を叶え続ける原動力を感じました。自分の生き方を仕事にするはあちゅうさんの言葉を参考に、これからの将来について考えてみるのもいいかもしれません。

はあちゅうさんの新刊
『小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法』


■プロフィール
はあちゅう
ブロガー・作家。1986年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。在学中にブログを使って、「クリスマスまでに彼氏をつくる」「世界一周をタダでする」などのプロジェクトを行い、カリスマ女子大生ブロガーとして活躍。電通、トレンダーズを経てフリーに。
「ネット時代の作家のかたちをつくる」ことを目標に、オンラインサロンや月額課金コンテンツ「月刊はあちゅう」の運営など、表現の場所を広げている。
近著に「半径5メートルの野望」(講談社)、「かわいくおごられて気持ちよくおごる方法」(幻冬舎)、「とにかくウツなOLの、人生を変える1か月」(角川書店)など。

ブログ:http://lineblog.me/ha_chu/
ツイッター:@ha_chu

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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「そのほかのマスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画系の職業」
はこんな仕事です

映画やテレビ番組などの大きなプロジェクトの下、多くのスタッフが関係するマスメディアで働く場合、それぞれ会社に属しているスペシャリストとして仕事を依頼されるケースが多い。そのため、業務を請け負う会社の経営を通じて、スペシャリストをマネジメントするマネージャーは重要な仕事である。また、映画宣伝のためのテレビ出演、出版物のドラマ化、ライブからのDVD化など、一つのコンテンツから派生するアイデアも多種多様。これらをプロデュースするプロデューサーも、スペシャリストと同様に重要である。多くのメディアを最適に組み合わせることができれば、異業種の人と人を結び付けるキーパーソンとなる。

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