【文理選択】スポーツ健康科学部 先輩インタビュー

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【文理選択】スポーツ健康科学部 先輩インタビュー

2016.09.14

提供元:マイナビ進学編集部

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【文理選択】スポーツ健康科学部 先輩インタビュー

理系クラスにいた高校3年生が、「本当に学びたいことは何だろう?」と考えた末に文転を決意。今は、大学のスポーツ健康科学部でスポーツの効果について研究をしている4回生の増田和也さん(22歳)に、進学や文転について伺いました。

この記事をまとめると

  • 文転を決意したのは高校3年生。そのきっかけとは?
  • 就職より「学びたいこと」を重視して決めた進学先。
  • 勉強に対するやる気が低下。しかし、ある同級生との出会いで意識が変わる。

4年間学びたいものは……。悩んで出した答えはスポーツを学ぶこと

――元々増田さんは理系だったにも関わらず、受験の際は文系の科目で受験されたそうですね。まず理系を学ぼうと思われたのはどうしてだったのでしょうか?

数学が好きだったので、高校では理系のクラスに進みました。「数学好き=理系」という結構単純な理由だったとは思います。数学は解いていけば必ず答えに近づくことができるし、答えは一つ。逆に国語や英語は複数の答えがあるのでちょっと苦手でしたね。「答えはこれです」って言われても、「いや、これでも合ってるんじゃない?」って思ってしまったりもして。

――数学が好きで、国語に対しては苦手意識。理系に進むのは自然な流れですね。でも、そこから文転して現在の大学に進まれましたよね?

文転したのは、自分が大学で4年間学ぶということを深く考えてみたことが契機でした。「数学や理科系科目の延長上の研究を4年間続けることができるのか?」と考えてみた時、どうしても4年間かけて研究したいと思えるものが理系の学部、学科に見出せなかったというのが大きかったですね。何となく文系とか、何となく理系とか、そういう雰囲気で進路は選びたくないなとは思っていました。

――そんな中で出会った選択肢が、スポーツ健康科学だったんですね。

大学を選ぶ時には、大学名よりは学部名を見て選んでいましたね。自分は高校では水泳部の部長をしていて、部員一人ひとりに「こんなトレーニングしたらいいんじゃないかな?」とメニューを考えたり、ストレッチについて学んだりしていたので、そういうことなら自ら進んで4年間学んでみたいという意識はありました。

正直、スポーツ健康科学は理系科目での受験も可能だったんです。ただ理系受験の場合、数学はⅢCまで。でも文系なら数学はⅠA・ⅡBで済むので、点数も取りやすいかなと思えました。あと、理科の科目について考えてみた時、物理Ⅱも化学Ⅱもまだ授業が残っていて、新しい知識を入れなくてはならないという状況だったんです。
「理系科目をさらに深く勉強して受験に臨むのか? 文系科目で復習に力をいれて受験するのか?」より合格の可能性を高めることができるのは、と考えた時に「文系での受験の方が有利かなと思えた」というのが文転の理由ですね。

自分自身や後輩の競技力の向上につながる勉強は楽しい

――実際、スポーツを学べることになって大学に入ってからは印象は変わりましたか?

スポーツ健康科学というのは、筋肉や腱の名前を覚えたりということがあるのかなと勝手に思っていたんですけれども、最先端の論文を読んで、自分自身で考えるということもあったりするので、想像とはちょっと違いましたね。
特に勉強していて興味が湧いた「スポーツ運動学」という学問があって、自分がどうやったら速く走れるのか? どうやったら速く泳げるのか? ということや、メンタル的な部分も学ぶ学問でした。自分の競技とか後輩を指導したりする時にも活かすことができるので、自分の競技力向上や、誰かに教えてあげたいということが、勉強に対するモチベーションとして大きなウェイトを占めていたかもしれないですね。

――今はどのような勉強をされているのでしょうか?

お年寄りから子どもまで、「このようなスポーツをすると、こういった効果がある」というようなことを研究しています。元々理系だったので、何か役に立つ部分があればいいなと考えてはいたのですが、研究において理系の知識を使うとすれば、データの集計や解析のために少し数学を使うくらいの感じですね。

――学部を選ぶ時、就職のことは強く意識されたのでしょうか?

学びたいことをまず第一に考えた選択だったので、そこに対してはそれほど重視しませんでした。理学療法士の資格を取れる学部ではないので、そういう道ではないですし、スポーツメーカーもラケットや靴を作ったりするのは工学系なので、少し変わってくるんです。製薬系や医療機器メーカーなどに就職して、自分自身が学んできたことを活かすという人もいます。
私の場合は、直接関係がある業界ではないのですが、介護用ロボットなどを開発している会社へ就職させていただく予定です。ボランティア休暇もある会社なので、学生時代にスタッフとして携わらせていただいた「障害者水泳」のような活動ができればとも考えています。

さまざまな背景を持つ人がいることに刺激を受ける

――スポーツ系の学部・学科を目指される高校生のみなさんに何かアドバイスはありますか?

僕はそもそも今の大学に入れるとは思っていなかったので、きっとすごい勉強ができる人たちが集まっているんだろうなとは思っていたんです。
ただ、スポーツ入試で入ってきた人も意外と多くて、勉強に対するモチベーションがそこまで高くない人もいたりして、ちょっと戸惑ったことは事実としてありました。
そんな環境の中で「なんでこんな環境なんだろう……」って、ちょっと自分自身も勉強に対してやる気がなくなりかけた時に、一人の同級生との出会いがありました。その人は元々ボクシングをしていたんですが、ケガでリタイアしてセカンドキャリアを考えた時に「大学で学ぼう」って考えて進学された方だったので、その反骨精神がすごく刺激になりました。
環境のせいにしていた自分自身がダメだなと気付くことができましたね。

スポーツ系の学部は、背景に色んな競技を持った人が集まっています。そういう意味では、それぞれの軸となるものも大きく異なるので、自分とは全く違う考え方の人が多くいるんだなということがわかったのは大きな収穫ですね。

――ありがとうございました。

「一度は決めた選択を変えてでも学びたいものがあった」そんな強い意志、そして、本当に学びたいことを学べることの喜びを、増田さんのインタビューを通して感じることができました。
「理系を選択したけれど、やっぱり文系がいい」「文系を選んだけれど、本当に学びたいのは理系だった」と思っている人がいれば、「進学して学ぶこと」について、もう一度考えてみることも大切かもしれません。

【profile】増田 和也(スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科・4回生・22歳)