【Web編集者】穂苅由利渚さんに聞く企画を作るお仕事とは?
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みなさんの中には、Web編集者って何をしているの?って思っている人もいるのではないでしょうか。今回は、Web編集者の穂苅由利渚さんに、仕事内容ややりがいについてインタビューさせていただきました。
この記事をまとめると
- Web編集者はプロデューサー
- +αとしてマーケティング能力を
- ユーザーのために常に考える
――Web編集者とはどのような仕事をしていますか? なぜその職業を選んだのですか?
主な仕事としては、記事の企画や執筆です。またライターさんが書いてくれた記事を読みやすくするのも仕事です。
チームとして企画を行う際は、編集者がみんなを巻き込んでいくことが必要になります。
私はもともと、しゃべることが得意ではなかったんです。今でこそ、人と話すのが楽しいと感じますが、高校の頃とかは全然しゃべれなくて友達も少なかったです(笑)。
そこで、言葉で何か伝えることができたらな、とずっと思っていました。実際は編集者って、コミュニケーション能力がとても大切なんですけどね。
Webだと、自分の記事や企画を消さない限りWeb上に残り続けるので、自分の記事で誰か元気にできたらいいな、という気持ちでやっています。
――Web編集者に必要な能力は何ですか?
とにかく人や本から学び続ける貪欲さだと思います。読者がほしい情報は日々変化していくので、いろんなことに興味を持って学んでいく姿勢が大切です。
また企画の進捗状況の確認など周りを気遣う優しさが必要かもしれません。ちょっとした気遣いや優しさで、チーム全体が良い空気になり、良いコンテンツを届けることができます。
多方面とコミュニケーションを取り、記事に責任を持って進めなければならないので、Web編集者は例えるならプロデューサーのような存在だと思います。担当した記事をたくさんの人に読んでもらえるよう工夫しなければなりません。トレンドをつかむ力も大切です。できることは多いほうがいい記事を届けられると思うので、時代の流れに沿って考え方も変化させつつ、たくさん勉強していきたいです。
――Web編集者としてのやりがいは何ですか?
私は、読者と企業の接点を作ってあげるのが編集者の仕事だと思っています。例えば、自分の書いた記事で企業の商品を宣伝した際、読者がその商品のファンになり、新しい体験をしてくれたら、良い記事を書けたなと思います。
すべてのメディアやコミュニティは人を幸せにするためにあると思うので、関わった記事で読者の感情を揺らすことができたらやっぱり嬉しいですね。
――今後の展望や夢を教えてください。
今は発信したものをユーザーが受け取るのが一般的ですが、ユーザー同士が同じ趣味や興味を持って情報を共有できるコミュニティを作っていきたいです。Web上に誰かの居場所を作っていくことで、その人の人生がよりよいものになればとても幸せです。
穂苅由利渚さん、ありがとうございました。ユーザーに喜んでもらうにはどうすれば良いかを常に考えているからこそ、多くの人に読まれる記事をたくさん執筆できているのですね。
次回は、穂苅さんの高校生活や、どんな学生だったかについてインタビューしたので、そちらもお楽しみに。
【プロフィール】
穂苅由利渚
平成生まれの編集者。
出身は札幌。記事の企画や執筆、編集などをしている。
この記事のテーマ
「コンピュータ・Web・ゲーム」を解説
デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。
この記事で取り上げた
「Webディレクター」
はこんな仕事です
Webサイトの制作進行を管理する仕事。Webデザイナー、ライター、イラストレーター、プログラマーなどで編成されたプロジェクトチームが効率よく業務進行できるよう指示を出すほか、顧客の要望を聞き、構成要素を決める。指示を出すとともに、仕上がりのチェックも行う。企画力、提案力が求められるため、Webサイトのプランニングやデザインなどの経験を積み、Webディレクターにステップアップするケースが一般的。制作に関する一連の流れと各パートの作業内容についての知識も必要とされる。
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