女性のあこがれ! ミキモトのパールは三重が発祥!

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女性のあこがれ! ミキモトのパールは三重が発祥!

2016.09.27

提供元:マイナビ進学編集部

女性のあこがれ! ミキモトのパールは三重が発祥!

2012年、世界ラグジュアリー協会が決める「世界で最も価値のあるラグジュアリーブランド トップ100」において、日本では唯一「ミキモト」が選ばれました。世界的なラグジュアリーブランドとして認められた「ミキモト」は、どのようにしてこのような栄光獲得に至ったのでしょうか?

この記事をまとめると

  • ミキモトという世界的なブランドの歴史について知ることができる
  • 御木本幸吉の熱い情熱と挑戦を感じ、過去の日本人の活力を感じられる
  • 海女さんの実演や豊かな自然を楽しめるミキモト真珠島への興味が沸く

養殖真珠で世界を目指した! 「ミキモト」創業者・御木本幸吉の挑戦

「ミキモト」といえば、「パール(真珠)」です。ミキモトを有名にしたのは、人の手によって作られた“養殖真珠”。養殖真珠によって、「ミキモト」が世界的に有名なブランドとなるまでには、長い歴史がありました。

「ミキモト」の創業者である御木本幸吉は、三重県鳥羽市のうどん屋の長男として誕生しました。若いころから、高い商才と向上心を持っており、色々な商売にチャレンジしていきます。20歳になったときには海産物の商人となり、アワビや天然真珠などを取り扱いました。

その頃世界では、天然真珠が高値で取引されていました。そのため、真珠を作り出すアコヤ貝は乱獲され、絶滅の危機に瀕していたのです。その状況を憂慮した幸吉は、アコヤ貝を養殖することにしました。しかし、アコヤ貝の養殖だけでは経営がなんともならないと判断した幸吉は、「真珠の養殖」を最終的な目標とすることにしました。それから幸吉は三重県の神明浦と相島で、実験と研究を重ねる日々でした。アコヤ貝の生態研究や天敵となる赤潮の対策など研究分野はたくさんありましたが、周囲の目は冷たく、協力してくれるのは親近者のみという状況だったのです。

ついに真珠の養殖に成功!! 養殖を支えた海女さんの存在

苦難の末、明治26年に半円真珠の養殖に成功します。半円真珠とは、円が半分に欠けた形をした真珠で、完全な球体ではありません。その後10年以上もの歳月を経て、ついに球体の形をした真円真珠の養殖にも成功し、世界的にもその名が知れ渡ることとなります。なんと幸吉は、あのエジソンと会談したこともあり、真円真珠を見たエジソンを感嘆させたといわれています。

こうして「ミキモトパール」は世界的に有名となり、「ミキモト」も世界へ進出し、大きくなっていきました。しかしそれで幸吉の野心が萎えることはありませんでした。明治38年に明治天皇と会話した際には、「世界中の女性を真珠で飾ってごらんに入れます」と発言しています。

そして、真珠の養殖に欠かせないのが、海女さんの存在でした。アコヤ貝に真珠の元となる「核」を入れて、再び海底へ戻す。あるいは、台風や赤潮のときに、いち早く貝を安全な場所に避難させるなど、海女さんは大活躍。海女さんをはじめとしたさまざまな人たちの活躍によって、養殖真珠は守られてきたのです。

地域の発展や保護にも貢献した真珠の養殖 

養殖真珠の発展は、地域の産業や経済にも貢献することとなりました。また、幸吉自身も故郷である三重への愛着が強く、伊勢志摩の景観を保護しようと活動しました。その結果、戦後初の国立公園として、複雑に入り組んだ海岸線や、美しい植物を楽しむことができる景観を持つ伊勢志摩国立公園が完成したのです

現在、幸吉が真珠の研究に打ち込んだ相島は「ミキモト真珠島」となっています。養殖真珠発祥の地は、レジャー施設として活用され、年間25万人もの観光客が訪れます。自然豊かな環境の中では、真珠博物館で真珠の工芸品を見ることができ、海女さんの実演を楽しむこともできます。

このように地域の発展や保護を考える学問の一つに、観光学があります。観光に関するさまざまなことを研究する学問で、社会学や経営学、経済学など多種多様な学問とも連携しながら研究を進めます。自分の地域を守り発展させたいと思っている方は、観光学などを学びながら、ぜひその想いを形にしていってくださいね。


【参考サイト】
MIKIMOTO
http://www.mikimoto.com/jp/
MIKIMOTO 創業者 御木本幸吉
http://kokichi.mikimoto.com/
ミキモト真珠島
http://www.mikimoto-pearl-museum.co.jp/index.html

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「観光学」
はこんな学問です

観光学とは旅行業の実務を学ぶだけではなく、観光を通して地域と観光客の交流を生み、地域の活性化にもつなげるための学問である。その目的を達成するために、新しい観光事業の開発プロジェクトを成功させる手法や、観光企業の経営ノウハウ、事業計画の作成方法を研究する。また、観光客として見てまわるだけの観光から、積極的に参加して体験できる観光へと旅行者のニーズは変化している。ニーズを先取りする商品開発も重要である。

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