気になる社会人にインタビュー! 第85回:お笑い芸人に聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第85回:お笑い芸人に聞いてみた10のコト!

2016.09.16

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第85回:お笑い芸人に聞いてみた10のコト!

毎日、テレビやラジオ、ネット番組、劇場などで活躍しているお笑い芸人さん。みなさんの中にも、将来お笑い芸人になりたいと憧れている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、お笑いトリオ「ポテト少年団」解散後、アイドルイベントのMCを中心に活動している「キクチウソツカナイ。」さん(よしもとクリテイティブ・エージェンシー所属)に、アイドルチャンネルKawaiianTV「IDOL♡アカデミー(K・U・T )ノ爆」の生放送当日に密着取材し、お仕事についてお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 「キクチウソツカナイ。」さんは、アイドルの番組やイベントでMC
  • MCは司会進行の役割があり、ゲストや主役の人を活かすための仕事
  • お客さんが一番思っていることを、お客さんよりも先に突っ込むことが大事

毎日、テレビやラジオ、ネット番組、劇場などで活躍しているお笑い芸人さん。みなさんの中にも、将来お笑い芸人になりたいと憧れ

アイドルグループ「ノニエルズ」と、キクチウソツカナイ。さん

アイドルグループ「ノニエルズ」と、キクチウソツカナイ。さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私がやっているMCとは、文字通り“司会進行”です。ゲストや主役の人を活かすための私の大きな仕事です。具体的な仕事内容は、アイドルがゲストに来る番組やイベントの合間のMC、DVD発売イベントのトークなどです。もちろんお笑いイベントの司会をすることもありますし、メディア向けの記者会見の司会や、映画の舞台挨拶の司会進行もやっています。よく朝のワイドショー等で映画の舞台挨拶のニュースを見ることがあると思うんですけど、俳優さんたちが記者さんたちに写真を撮られている横に、じつは僕がいて仕切っていたりすることがあるんですよ(笑)。それ以外にもモデルさんのトークショーや、俳優さんのファンイベントのMCとか、本当に幅広くやらせていただいています」

Q2. 1日の大まかな流れを教えてください。

「日によって異なりますが、大まかにはこのような流れです」

12:00 起床
13:00 自宅で掃除・洗濯等を済ませる
14:00 仕事現場へ出発
15:00 ラジオ収録
17:00 次の現場へ移動
18:00 イベント現場入り・打ち合わせ
19:00 アイドルイベントMC出演
22:00 イベント終了
23:00 食事
00:00 帰宅
01:00 録画しておいた番組のチェック、情報収集
05:00 就寝

Q3. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「若いころは、高校を卒業して一度専門学校に入ったのに、全然行かないで辞めたりして、結構ダメな人生を送っていまして(笑)。そんなフラフラしていた時期に、後に相方になる内藤輝彦の義理のお兄ちゃんがやっていた溶接の会社に入れてもらって、ビルの工事現場とかで働いていたんです。ただ、もともとお笑いが大好きでもっとおもしろいことをしたいなという気持ちがあったので、内藤と一緒に会社を辞めてお笑い芸人を養成する学校に入学したんです。そこに中谷貴寛を加えて、『ポテト少年団』というトリオを結成して、お笑い芸人としての活動を始めました(2015年9月に解散)。僕が今やっている“主役の人をいかにおいしくするか”というMCの仕事は、16年間“相方の2人をいかにおいしくするか”ということを劇場でずっと頑張ってきたことが活かされていると思うんです。ですから、相方だった2人にはすごく感謝していますし、解散してしまった今でも、とても仲がいいんですよ」

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「番組やイベントで共演している方が、僕と絡んでくれているときにウケたりしているときが一番うれしいですね」

お客さんが一番思っていることをお客さんより先に突っ込むことが大事な仕事

アイドルグループ「drop」と、キクチウソツカナイ。さん

アイドルグループ「drop」と、キクチウソツカナイ。さん

Q5. お仕事をする上で大切にしていること、心がけている姿勢があれば教えてください。

「例えば、劇場でどんな人がどんなボケをかましても、お客さんが一番思っていることをお客さんより先に突っ込むのが僕の仕事だと思っているんですよ。僕は『自分が日本の平均値』だと思っていて、みんなが一番思っていることの平均値を出して突っ込んでいるつもりなんです。それでは芸人としていけないのかもしれないですけど、突拍子もないことを言ってウケを取るのが苦手ですし、できないんですよ。ですから『普通・平均』ということを自分の売りにして、みんなが思っていることをちゃんと突っ込めるやつでいたいなと心掛けています」

Q6. お仕事の中で、達成感を感じるのはどんなときですか?

「イベントで舞台裏がものすごくバタバタすることがあるんです。そういうときに、イベントが終わったときにお客さんたちは何一つイベントがバタバタしていたと思っていないこと、それが僕にとっては最高に気持ちいいんです。僕がMCで『ちょっと今、準備ができてないけど大丈夫です。せっかくだからトークしちゃいましょう』とか、ハプニングを僕の手柄でなんとかしたというのでは、僕の仕事はダメなんですよ(笑)。お客さんにはそんなハプニングを一切感じさせることなく全部上手く行きましたって見せておいて、裏に帰ったときにスタッフさんに『いや~、本当にありがとうございました! またお願いします』と言っていただけるときが一番嬉しいですね」

Q7. アイドルの番組やイベントでMCを務める際に気を付けていることがあれば教えてください。

「いろいろなアイドルの方と仕事をしていると、『DD』(誰でも大好き)って言われることもあるんですけど、僕は別に誰でも大好きなわけじゃなくて、“『DD』の向こう側”って自分で言っているんですけど、『DS』=『誰も好きじゃない』っていうスタンスでMCをやっているんですよ(笑)。誤解を恐れずに言えば、僕はアイドルの女の子たちを全員『商品』として見ているというか、『売れるか売れないか、この子を売るためだったらこうした方が良い』という目線でずっと仕事をしているんです。それに、僕個人が『この子は好き、この子は嫌い』とか言うのはアイドルファンの人は絶対嫌だと思うので、そういう話はしないようにしています。ただ、一緒に仕事をして良い子だなって思う子はみんな応援しています。だから今は応援してる子がすごく増えてきて困ってます(笑)」

高校生のころに好きだったアイドルが、今の仕事にもつながっている

番組の打ち合わせの風景

番組の打ち合わせの風景

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「16歳で原付免許、高校2年で単車の免許を取って今もバイクに乗っていて、レイザーラモンRGさんがやっている『RGツーリングクラブ』に入っているんです。バイク仲間とツーリングに行って、おいしいものを食べて、帰りに銭湯に行ったりすることがすごくいい気分転換になっています」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校生くらいのときにアイドルの牧瀬里穂さんとかを好きになったことが、突き詰めると今のアイドル仕事につながっていると思います。それと、漫画も大好きで『週刊少年ジャンプ』を欠かさず読んでいました。つい最近手放したんですけど、25年間分のくらいの『週刊少年ジャンプ』を一冊も欠けずに持っていたくらいなんですよ。漫画好きのおかげで『アメトーーク!』の『キングダム芸人』にも出演させていただくことができましたし、高校時代にやっていたことがすべて今やっていることにつながっていると思います」

Q10. お笑い芸人の仕事を目指している高校生へ向けてメッセージをお願いします。

「売れていない僕が言うからこそ響いてくれるメッセージだと思うんですけど(笑)、芸人って売れない人の方が多いし、売れてお金持ちになれる人はほんの一握りなんです。みんなたくさん夢を持ってスタートすると思うんですけど、いいことばかりじゃないですし、本当に一握りしか売れないということは、やればやるだけ分かると思うんです。

だから、幸せの順位で、お金が一番上の人は絶対芸人になっちゃダメだと思います。でも僕は、仲間がいることや普段の仕事が楽しいし、ダメな生活すら楽しいと思っているんですよ。僕の人生としては決して何も成功していないですけど、お金がないということ以外は幸せで楽しい人生を送れていると思っているんです(笑)。ほかの人と違う経験ができたり、仲間と話しているだけで楽しいということを幸せの上位に置ける人だったら、芸人を目指すことをおすすめします。

それと、『よしもと』っていう看板は大きいなと思っています。地方に行って誰も僕のことを知らないところで仕事をしても、『よしもとで芸人をしています』って言うだけで、みんながなんとなく納得してくれますから。それは非常にありがたいですね(笑)。お笑いが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください!」


インタビュー当日の番組生放送でも、2組のアイドルグループが入れ替わりで登場する中、それぞれのグループの個性をしっかりと引き出しながらMCとして番組を進行していたキクチさん。長い芸歴で培われたその手腕は多くのアイドルたちにとって頼れる存在ではないでしょうか。お笑い芸人の仕事に興味がある人は、今後、アイドルイベントなどでキクチさんのMCを観る機会があったら、ぜひそのMCとしての立ち振る舞いに注目してみてくださいね。

【取材協力】株式会社よしもとクリテイティブ・エージェンシー
キクチウソツカナイ。さん
http://www.yoshimoto.co.jp/nsc/
http://search.yoshimoto.co.jp/sp/talent_prf/?id=514

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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この記事で取り上げた
「お笑いタレント」
はこんな仕事です

主にテレビのバラエティー番組などで活躍するタレント。MCと呼ばれる番組司会者をトップに、俗に「ひな壇芸人」と呼ばれるような番組構成で、おもしろい話題と楽しいムードで盛り上げる仕事。また、番組前に観客に軽妙洒脱な語り掛けをする「前説」など、実力や実績によって役割は異なる。笑いのセンスがあれば、本来「お笑い芸人」でなくてもタレント活動が可能。しかし、芸能プロダクションに所属しておくことがデビューの近道となる。タレント養成所やお笑いスクールなどで技術を学んで芸能界入りするケースも多い。

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