気になる社会人にインタビュー! 第83回:音楽レーベルオーナーに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第83回:音楽レーベルオーナーに聞いてみた10のコト!

2016.09.15

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第83回:音楽レーベルオーナーに聞いてみた10のコト!

音源を制作してリリースする「音楽レーベル」には、メジャーレコード会社傘下にあるレーベルと、独立系のレーベル、いわゆる「インディーズレーベル」があります。特に、近年ではアーティスト自らが自主レーベルを立ち上げて、少人数のスタッフでCDを作って発売したり、ライブツアーを行ったりすることも多くなっています。

そこで今回は、レーベルのお仕事について、3ピースバンド「鶴」が2013年に立ち上げた「Soul Mate Record」のレーベルマネージャーとして運営に携わる森田和人さんにお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 森田さんは、ライブハウスでレーベルを立ち上げ、現在はレーベルマネージャーとして複数のアーティストの音源リリースを行っている
  • 宣伝の方法が多様化しているので、アーティストごとに宣伝方法を考えていくようにしている
  • ツアーなど旅が多い時期は、1ヶ月ほど家にいないこともある

ライブハウスでレーベルを立ち上げ、複数のアーティストのリリースを行っている

森田さん(左から2人目)と鶴のメンバー

森田さん(左から2人目)と鶴のメンバー

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は、ロックバンド・鶴が立ち上げたレーベル、Soul Mate Recordのレーベルマネージャーをやっています。Soul Mate Recordからのリリースアーティストは鶴はもちろんのこと、京都出身のバンド『シンガロンパレード』、高知出身のシンガーソングライター『市川セカイ』がいます」

Q2. 1日のお仕事の大まかな流れを教えてください。

「日によって異なりますが、大まかにこのような流れです」

07:00 起床
10:00 出勤〜会議
11:00 打ち合わせ
12:00 昼食
13:00 リリースアーティストのプロモーション活動
17:00 打ち合わせ
18:00 (リリースアーティストにライブがある日はライブへ)
21:00 退勤
23:00 就寝

Q3. 現在のお仕事に就くまで、どのような経験を積まれてきたのでしょうか。

「もともと自分もアーティストとして活動していたのですが、バンドが解散した時に新宿JAMというライブハウスから、ここで働かないかと話をいただいて、音楽業界に入りました。ライブハウスで受付からブッキング、最後には店長として約8年ほど働きました。店長をやりながらライブハウスでレーベルを立ち上げたのがレーベル業のスタートです。ライブハウスのレーベルで初めに『鶴』をリリースした流れもあり鶴と一緒に独立しメジャーデビュー後は鶴のマネージメントとして7年間働いたのちに鶴が自主レーベルを立ち上げることになり、現在のSoul Mate Recordのレーベルマネージャーになりました」

リリースしたアーティストのライブで、お客さんが増えることが大きなやりがい

楽屋で打ち合わせを行う森田さん

楽屋で打ち合わせを行う森田さん

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「やはり一番のやりがいは、レーベルからリリースしたアーティストのライブ会場で、お客さんが増えることですね。Soul Mate Recordでリリースしているアーティストはライブを一番大事に考えているので、CDをリリースしその反応でお客さんがライブに足を運んでくれることが一番うれしいです。あとアーティストの近くで成長を一緒に感じられることがこの仕事の魅力だと思います」

Q5. 音楽レーベルを運営していく上で、大切にしていること、心がけている姿勢があれば教えてください。

「今の時代はネットを中心に宣伝の方法がとても多様化しているので、アーティストごとに宣伝方法を考えていくようにいています。一つのアーティストがうまくいったプロモーションでも、ほかのアーティストには通用しないことが多いです。なので自分の過去の成功例は忘れるように心がけています。あとは音楽業界だけでなくいろいろな仕事の人と話す機会をなるべく作るようにしていますね。アーティストのプロモーションを一から考えるためには、さまざまな情報が頭に入っていないといけません」

Q6. お仕事の中で、一番の思い出や達成感があったエピソードを教えてください

「アーティストの1枚のアルバムが完成したときは毎回達成感がありますね。アルバムを作ろうというプロジェクトがスタートしてから、完成まで早くても半年くらいはかかるので、毎回『よしできた!!』となります。一番の思い出はSoul Mate Recordの初のリリースである、鶴の『SOULMATE』というアルバムが完成したときですね。メンバーも僕もレーベルを立ち上げたという緊張感があり力が入りすぎのレコーディングだったので完成したときの肩の力の抜け具合は今でもよく覚えています」

Q7. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「休みの日は、家族で過ごすようにしています。趣味とかよりも子どもと過ごしますね。まるで家族想いのいい父親みたいな言い方ですが、違うんですよ。Soul Mate Recordはレーベルでもありますが、鶴に関してはマネージメントもしているので、ツアーなど旅が多くて平気で1ヶ月家にいないとかいうことがあるんです。去年は47都道府県2周するという無謀なツアーをやったので、1年間の中で、家にいた方が少なかったんじゃないかなと……。休みの日くらい家族と過ごさないと忘れられちゃいます!(笑)」

海外との仕事のためには英語が必要

Q8. 高校時代はどんな音楽を聴いていましたか? また、その知識やリスナーとしての経験は今の仕事にどのような形で生かされていますか?

「高校時代は、バンドの音楽ばかり聴いていましたね。自分もギターをやっていたということもあってTHE BLUE HEARTS、ZIGGY、ユニコーン、JUN SKY WALKER(S)など聴いて、そこから洋楽を聴くようになりました。当時、一番好きだったのがVan Halenという海外のアーティストです。今でも僕のギターヒーローです。とにかく、帰宅部で学校が終わってからすぐ家に帰ってギターばっかり弾いていた高校時代でしたね。バンドもやっていて、とにかく音楽漬けの高校生でした。そのおかげでサウンド、楽器、エフェクターなどの知識はあったので、今の仕事に役立ってます」

Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったことがあれば教えてください。

「英語ですね。これに尽きます。海外でのレコーディングとか仕事をやるためにはまず言語です。ある程度は気持ちで通じるんですが、マスタリング(音源制作における最終行程)を海外にお願いしたりするときのメールは、英語ができる人にお願いします。なので、もっと勉強しておけばよかったなと思います」

Q10. 将来、自分で音楽レーベルを立ち上げたいと思っている高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「音楽レーベル立ち上げることは大して難しいことではないので、やりたいと思ったら立ち上げちゃえばいいと思います。知識が必要とか難しいこと考えていても進まないので、とりあえず一歩進んでみてそこで見えた景色に対して自分の足りないパーツを勉強していくのかいいかなと。『一歩進んでそこで必要なパーツをそろえる!』。これは、Soul Mate Recordの社訓でもありますが、大事な姿勢です。音楽が好きな人は、ぜひまずは挑戦してみてください!」


自主レーベルでは、CD制作からライブのブッキング、共演者への依頼、宣伝方法、予算の管理まで、全部自分たちで考えて行動しなければいけなません。1年中、バンドとともに車を運転して全国のライブハウスを回りながら、レーベルで手掛けているアーティストの音源制作やプロモーションで常に忙しく動きまわっている森田さんの原動力は、「この音楽を一人でも多くの人に届けたい!」という情熱に違いありません。

音楽が好きで、「いつか自分のレーベルを立ち上げてみたい!」という人は、ぜひその情熱を持ってチャレンジしてみてくださいね!

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽プロデューサー」
はこんな仕事です

音楽プロデューサーとは、世間に発表する楽曲やアルバム作品をつくる際の最高責任者。楽曲とビジュアルをリンクさせ、明確なイメージを持って発売へ導く。レコード会社や音楽レーベルなどで音楽商品を企画立案し、制作現場から発売までの全行程を指揮する。予算を立てて制作費を確保し、参加ミュージシャン(アーティスト)をはじめ、レコーディングエンジニア、マスタリングエンジニアなどの人選、スケジュール作成と進行管理もプロデューサーが仕切り、プロモーションについても制作と同時に手配を進める。

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