【シゴトを知ろう】理容師 編

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【シゴトを知ろう】理容師 編

2016.09.13

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】理容師 編

みなさんは「理容室」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか? いわゆる昔ながらの床屋さんを思い浮かべたり、年配の人が利用するイメージを持つかもしれません。しかし最近では、流行を取り入れた今風の見た目のサロン(理容室)も増えており、さまざまな年代の人々から親しまれています。

理容室で髪を切ったり、スタイリングする人のことを理容師と言いますが、今回は、男性向けサロン「アーマイゼ」のオーナー、石川信次さんに理容師としての普段のお仕事について詳しく伺いました!

この記事をまとめると

  • ヘアスタイルは、その人の髪質や骨格、周囲の好感度なども踏まえて考える
  • 理容師は、修練の過程でスタイルの収まりや見た目を美しくすることを身につける
  • 理容師の技術は、考えるよりも、まずは感じて身につけていくことが大切

本人だけでなく、周囲からの好感度も踏まえてスタイリングを行う

世界理美容技術選手権大会では団体金メダルを獲得した石川さん

世界理美容技術選手権大会では団体金メダルを獲得した石川さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は理容師として、理容業全般のお仕事させていただいてます。主な仕事内容としては、お客様の髪のカットやシャンプー、シェービング(髭剃り)を中心に行っています。また、そのほかにパーマやカラー、ヘッドスパといったメニューも担当しております。

また、私は技術教育として講師活動をするかたわら、昨シーズンから世界理美容技術選手権大会(OMC Hairworld)に、日本チャンピオンのみが参加できる「全理連ナショナルチームメンバー」として、日本の日の丸を背負って戦っています。2016年3月に行われた世界大会では団体金メダルを獲得することができました。日本の理容技術は、世界でNO.1なんですよ」

Q2. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「私は高校卒業後、1年制の理美容専門学校を経て、理容室に就職しました。店舗インターンとして1年が過ぎたころに、理容師国家試験を取得し、その後は店舗経験で実績を積み、独立して現在に至ります」

※現在、インターン制度は廃止。

Q3. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「『髪型を変えたら、褒められた』『就職活動のために髪を切ったら、内定をもらえた』といった、お客様のお言葉をいただくこともあり、毎度楽しみにご来店いただいていることが伝わってくると、今の仕事をしていることに大きな喜びを感じます」

Q4. お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

「お客様の髪質、頭骨格、スタイリングの有無などを考慮し、その方に似合うヘアスタイルを考えていきます。そして、その人のライフスタイルに合った、背伸びしすぎない提案をし、ご本人だけでなく奥さまや彼女、職場の仲間などからも好感度を得られるヘアスタイル作りを行うことが理想だと考えています」

細かな点に目を向けることがスキルアップの近道に

石川さんのサロン「アーマイゼ」

石川さんのサロン「アーマイゼ」

Q5. 理容師と美容師の違いとは何だと思いますか?

「理容・美容は免許が違うため、似ているようで法律上でも違いがあります。ヘアスタイルの仕上がりでいえば、理容師は修練の過程でスタイルの収まりや見た目を美しくするために、まず切りそろえるという考えを学びます。対して、美容師はそろえることより、仕上がりの雰囲気や似合わせを重視するような気がします。あくまでも個人的な感想ですが」

Q6. 理容師になる上で、技術以外に大事なことはありますか?

「若手には、『考えることも必要だが、もっと大事なのは感じることだ』と指導しています。いろいろなことを感じ取れるようになれば、細かい部分にも気づき、スキルも上達します。そして、お客様の気持ちも理解できていくんです。『Don't think, Feel!』(考えるな、感じろ)ですね」

Q7. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「ショッピングやおいしいものが好きで、それが接客中の話のタネや、流行りの傾向などを読むのに生きていると思います。いろいろなことに興味を持つことで経験値も増えますし、逆に一つのことを一貫して突き詰めるのも仕事に生かせるのではないでしょうか」

お金を稼ぐことの大変さを学んだ学生時代

外観もおしゃれな「アーマイゼ」

外観もおしゃれな「アーマイゼ」

Q8. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「バイトに明け暮れていた学生時代に、お金を稼ぐことの大変さを学びました。バイトにしても部活でも一生懸命やることは後々、どんな仕事にもいろいろ生きてくると思います。そして、仲間を作ることも大切です。自分が理容師になって、練習モデルを気遣いなく、快く引き受けてくれる親族か高校の仲間がいるとありがたいものです」

Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったことがあれば教えてください。

「国語や数学でしょうか。今振り返ると、仕事で特に役立つ勉強だと思っています。国語は理解力の向上に、数学は頭の回転のスピードアップにつながると思いますので、この2教科に限らず、ぜひみなさんもすべての教科を頑張りましょう」

Q10. 理容師を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「理容師のような技術職全般は、今、業界入りしてくる若手も少ないです。しかし、独立を見据えて頑張れば、自分のスタイルで仕事をしたり、仲間と王国を築くこともできます。可能性は無限大だと思います。もちろん、見えないところで厳しい努力も必要ですが、その努力が自分の将来を作り上げていくんです。勉強や運動ができなくたって、努力次第で大きく輝くことだって、稼ぐことだってできます。私のように、日の丸だって背負うかもしれません(笑)。自分の可能性を信じて、ぜひ理容の世界へ飛び込んできてください!」

石川さんのような次世代の理容師たちの活躍によって、理容業界の中でも、これまでのイメージを変えるような動きが生まれているようです。理容師は、理容の技術や知識を通して、私たちの生活に彩を添える仕事です。理容師の仕事に興味が湧いた人は、ぜひ一度理容室を利用してみてはいかがでしょうか。

【取材協力】男性向けサロン アーマイゼ
http://www.ameisehair.com

この記事のテーマ
美容・理容・メイクアップ」を解説

美容師や理容師、メイクアップアーティストなど、確かな技術と感性を備えた「美」の専門家を目指します。理容師や美容師の国家資格取得を目指すほか、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。従来のように美容室や理容店で働くだけでなく、高齢者や障害者のもとへ出張する技術者へのニーズも高まっています。

「美容・理容・メイクアップ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「理容師」
はこんな仕事です

主に男性客の頭髪を整えるのが理容師の仕事。美容師と共通する内容が多いが、カミソリで顔をそるシェービングは理容師にのみ許可されており、女性客へのパーマは美容師のみに許可されている点で異なる。男性は理容院、女性は美容院というイメージがあるが、最近は若い男性も美容院に通うことが増えたことから、理容院も若い男性に好まれる頭髪の研究や、毛髪診断士の資格を取得し、頭皮や毛髪のケアを行う理容師も出てきている。また、女性の顔やえりあしをそるレディースプランを取り入れる理容院も増えている。

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