気になる社会人にインタビュー! 第75回:養蜂家に聞いてみた10のコト!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

気になる社会人にインタビュー!
第75回:養蜂家に聞いてみた10のコト!

2016.09.12

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第75回:養蜂家に聞いてみた10のコト!

お菓子や料理の隠し味に使われる蜂蜜。お家の食卓やカフェなどで出てくる蜂蜜の中には、ついそのまま食べてしまうほど、おいしい蜂蜜もありますよね。

そんなみなさんが大好きな蜂蜜ですが、蜂が集めた花の蜜を採取することを養蜂(ようほう)といいます。この養蜂は、ミツバチが農産物の花粉を交配することにも役立ちます。
そこで今回は、千葉県の君津市で蜂蜜をつくっている、養蜂家の鍔本和功さんに、養蜂のお仕事についてお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 蜂蜜づくりでは、ミツバチの様子を常に観察し、育て方を工夫していく
  • 自分が育てたミツバチから蜂蜜を採取できる瞬間に大きな魅力を感じる
  • 自然が相手なので、体力も使い、根気も必要となる職業

養蜂家でアルバイトしながら、独学で知識を身につけ

千葉県で蜂蜜をつくっている、養蜂家の鍔本和功さん

千葉県で蜂蜜をつくっている、養蜂家の鍔本和功さん

Q1. 普段のお仕事内容について教えてください。

「私は養蜂家として、養蜂場で蜂蜜づくりの仕事をしています。養蜂場とは、巣箱を置いてミツバチを飼う場所のことです。そこで私はミツバチの飼育をして、蜂蜜の採取および果樹農家への花粉交配用の蜂の貸し出しを行っています。」

Q2. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「私の場合、学校を卒業後、もともと養蜂に興味があったので、まずは直接、養蜂をしている方の所へ行き、現場を見せていただきました。それが養蜂の世界に入る最初の一歩でした。次にアルバイトで養蜂の経験を積みつつ、本やインターネットなどを使って独学で勉強し、現在の養蜂家となる本業へつなげていきました」

Q3. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「やはり蜂蜜を採蜜(蜂蜜を採取)する瞬間に大きな魅力を感じますね。自分が苦労してミツバチたちを育ててきただけに、ミツバチとともに一つの目標を成し遂げたような、気持ちよさを感じます」

ミツバチの様子を毎日観察し、飼育していく

巣箱を置いてミツバチを飼い、蜂蜜をつくる

巣箱を置いてミツバチを飼い、蜂蜜をつくる

Q4. お仕事に取り組む中で、大切にしていることや心がけている姿勢があれば教えてください。

「ミツバチたちの『声なき声』に耳を傾けるようにしています。とにかく毎日ミツバチを見て、彼らが体調を崩していないか、餌は足りているか、外敵に脅かされていないかなどを観察して感じ取ります。ミツバチに対する観察力がものをいう仕事です。また一方で、休日はとにかく体を休めることに専念します。普段の仕事を生き生きとこなすためには、メリハリが大事だと考えています」

Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「養蜂に携わって、一番最初に採蜜した時です。タンクから黄金色の蜂蜜が流れ出てきたときは感動しました。その光景はいまだに目に焼き付いていますし、養蜂に携われてよかったと思った瞬間ですね」

Q6. 逆に、今となっては笑える失敗談や、今後につながる教訓となったできごとがあれば教えてください。

「養蜂に携わった当初は、手袋もせず、かなり軽装でミツバチに触れていましたが、ある日10箇所以上を同時に刺されてしまいました。それ以来、どんな時でも装備に手抜きをしなくなりました」

ミツバチに刺されることは日常茶飯事。根性が必要となってくる

Q7. 養蜂家に向いている人や、養蜂家になる際に必要な知識について教えてください。

「自然の中での仕事なので、まずは健康が第一です。知識も大事ですが、まずは体力が必要です。あとは、蜂に何度も刺されても、めげない根性が必要ですね」

Q8. 養蜂家をされていて、今後はこんなことをやりたいなど将来の夢はありますか?

「海外の方に、日本の蜂蜜を認めてもらい、国産の蜂蜜で世界を相手にできたらいいなと思います。自分が携わった蜂蜜が世の中に広まっていくことは、やはり養蜂家冥利につきますから」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「高校時代は、とにかく周りがどう言おうと、自分の目標や、やりたいことに専念していました。結果、その当時描いた夢は大人になってほとんど実現できたと思っています。自分が強く望むことを実際に行うことが大事なのだと思います。それが現在の養蜂家の仕事にもつながっています」

Q10. 養蜂家を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「根性に自信がない人には、もしかするとあまり向いていない仕事かもしれませんが、粘り強さと、前向きな行動力があれば、やりがいのある仕事だと思います。養蜂は身近なものではないと思いますが、私たちが普段食べている蜂蜜には欠かせない仕事です。蜂蜜や食品をきっかけに興味が湧いた人は、ぜひ養蜂家の仕事に挑戦してみてくださいね」

自然の恵みである蜂蜜をミツバチによって集めてもらうのが養蜂家の仕事です。自然の中でミツバチと向き合って仕事をするということは、苦労も多くあるようですが、とても清々しく、自分の工夫次第でいろいろなことができそうですね! 養蜂家が気になるという人は、色々な場所で見学や体験をさせてくれる養蜂所もあるので、まずは見学からはじめてみてはいかがでしょうか?

【取材協力】蜂蜜工房
http://hachimitsu-koubou.com/

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「養蜂家(ようほうか)」
はこんな仕事です

養蜂家とはミツバチを飼育し、ハチミツやローヤルゼリーなど、ミツバチ由来の産出物を得る仕事である。養蜂のやり方は大別して「定置養蜂」と「移動養蜂」の2種類。定置養蜂は、一カ所にとどまり、そこに咲く花の蜜を集める。一方、移動養蜂は春から夏のシーズンンにレンゲやナタネなど特定の花が開花する時期に合わせて、ミツバチたちが過ごしやすい土地に巣箱を移し、採蜜する。養蜂家になるには、プロのもとでの修業のほか、養蜂場に就職して必要な知識や技術を覚えるなどの方法がある。

「養蜂家(ようほうか)」について詳しく見る