理系で学びたいことはいろいろあるけれど……理系の科目選択って、どう選べばいいの?

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理系で学びたいことはいろいろあるけれど……理系の科目選択って、どう選べばいいの?

2016.09.13

提供元:マイナビ進学編集部

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理系で学びたいことはいろいろあるけれど……理系の科目選択って、どう選べばいいの?

理系の大学・学部を受験するにあたって、悩むのが「理科」の選択。「化学」「生物」「地学」「物理」といろいろあるけれど、学校では全部を勉強しないし、それぞれの違いがよく分からない……という高校生もいるかもしれません。

そこで今回は、東京都品川区にある塾「学習館・アシスト」の内田先生に、それぞれの科目の特徴や、どういう人が選択するべきなのかといったお話をお聞きしました。

この記事をまとめると

  • 「化学」「生物」「地学」「物理」の特徴、どんな人が選択するのに向いているかを聞いてみた
  • 文系の人が理科を選択するのもおすすめ。「基礎」と名前が付く理科の科目の難易度は高くない
  • 理科の科目を選択する際は、「大学で勉強したいこと」を考えた上で選ぶのが大事

「化学」「生物」「地学」「物理」それぞれの特徴を聞いてみた

まずは、内田先生に「化学」「生物」「地学」「物理」のそれぞれの特徴や、どんな人が選択するのに向いているのかを説明していただきました。

・「化学」
「化学は、暗記事項が多いのが特徴的です。計算問題も出題されますが、考える根拠となる事項が提示されることが多いので、そこまで難しくはありません。ただし、大学によっては「有機化学」が出題されることもあり、その場合の勉強は大変です。グラフを理解したり、化学組成を考えたりする必要があり、数学的な素養が身についていないと、成績を上げるのは厳しいかもしれません」(内田先生)

・「生物」
「化学と同様に、生物も暗記事項が多いです。生き物や植物は身近に存在していて、みなさんも慣れ親しんでいる分、理解しやすい教科といえるでしょう。数学の成績が思わしくなく、勉強時間を割かなければいけない人は、生物を選択するのがおすすめです」(内田先生)

・「地学」
「教科としての難易度はそれほど高くないものの、『勉強しづらい科目』といえます。なぜなら、市販のテキストや参考書の種類が少ないからです。地学をスムーズに理解するためには、信頼できる塾や予備校の先生の授業を受けることが大切になります」(内田先生)

・「物理」
「4科目の中で覚えることは最も少ない科目ですが、ハイレベルな数学の能力を必要とします。物理を選択するのであれば、微分積分といった『数学Ⅲ』レベルの内容まで深く理解しておかなければいけません」(内田先生)

「文系」の人が、理科を選択するのも1つの方法

内田先生によると、「文系の人が、理科を選択するのも一つの方法です」とのこと。どういうことなのでしょうか? 詳しく伺ってみました。

「近年、文系の私立大学の入試では、国語・英語に加えて、『地理・歴史・公民・数学・理科』の中から、いずれかを選択させる受験方式が増えています。理科を選択する場合は、おおむね『化学基礎』『生物基礎』『地学基礎』『物理基礎』から2科目選択することになります。

『基礎』と名の付く科目は、付いていない科目よりも難易度が低いので、文系の人にもおすすめすることができます。例えば、『化学基礎』では『有機化学』といったレベルの高い単元は出題されません。文系の人が国立大学を受けるために、センター試験で理科を受験しなければいけない場合も『基礎』の科目を選択するといいと思います」(内田先生)

「文系の学部を受けたいけど、社会よりも理科が得意」という人は、理科の「基礎」を選択するのもいいですね。ただし、大学・学部によっては、理科を受験科目として選択できないこともあるので、自分が受験したい学校が、どんな入試方式なのかをあらかじめ調べておくようにしましょう。

実際にどうやって科目を選択していけばいいの?

では、実際にどの教科を受験科目として選択していけばいいのでしょうか? 内田先生のお話をまとめると、「大学で勉強したいこと」によって分けることができます。

・「医療系」を勉強したい場合
「化学」「生物」を選択するといいそうです。この2つの勉強が、大学入学後に授業を理解する基礎となります。ほかの科目でも受験できてしまうこともありますが、入学してから苦労することになる場合もあるので要注意です。

・「地球環境系」「海洋学」「情報学」を勉強したい場合
「地学」を選択するといいとのこと。情報学では、アンテナをどの場所につけるか、電波をどの場所でとるかといったことを考える際に、山の標高や谷についての知識が必要になります。また最近、トレッキングが流行っているためか、内田先生の生徒さんの中にも『地図が作りたい』と言っている子がいるそう。そういう場合は、地学を選択し『地学科』に進むといいとのお話でした。

・「機械工学」「電気工学」「建築学」を勉強したい場合
工学や建築学を勉強したい場合は、「物理」を選択するべきだそうです。大学入試レベルの物理の勉強を基本として、大学での授業が進んでいきます。

・まだ、大学で勉強したいことが決まっていない場合
数学的な能力に自信がある人は『物理』、そうでないのであれば『生物』『化学』を選択するといいそうです。

内田先生によると、「基本的には、理系の大学・学部に進みたい場合、早い段階で『大学で勉強したいこと』を決めることが重要です」とのこと。高校1年生のうちから、オープンキャンパスに参加したり、ホームページを見たり、大学のパンフレットを取り寄せたりするなどして、大学の勉強についての知識を増やしていくといいでしょう。

大学で勉強したいことや、得意・不得意を考えた上で、自分に適した理科を選ぶようにしましょう。後悔のない選択をするためにも、この記事を読んでいて、疑問に思ったことや気になったことがあれば、周囲の先生に質問したり、インターネットで調べてみたりしてくださいね。

【取材協力】 学習館・アシスト
http://www.one-step-forward.jp/index.html