デパートあるあるを考えてみた

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デパートあるあるを考えてみた

2016.09.30

提供元:マイナビ進学編集部

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デパートあるあるを考えてみた

デパートあるあると聞いて、何が思い浮かびますか?「1階のトイレが混雑している」「メンズ服売り場が上の階にあって遠い」「屋上の遊園地が楽しい」…色々あるかと思いますが、「エスカレーターを探す」ということはありませんか?
自分の目当ての洋服を買おうと、上のフロアに上がろうとしたときに、エスカレーターが見当たらない…2階から3階に行こうとしたら、フロアをわざわざ1周しなきゃいけない。もしくは、違うフロアに行かないと上がれない…どうしてエスカレーターが近くにないのだろうと苛立った経験、ありませんか?

この記事をまとめると

  • デパートあるある~エスカレーターが遠い、その理由!実は安全面を考えていました。
  • ディスプレイ効果にも使われていた、エスカレーター
  • デパートのエスカレーターから考える、建築学と経営学

なんで遠いの?エスカレーター~安全の確保~

デパートや百貨店で2階から3階、4階へと続けて上りたいのに、なぜかぐるりとフロアを1周したり、別のフロアに歩いていったりしなきゃいけない…エスカレーターが一箇所に集中していたらもっと早く上の階に行けるのに、どうしてだろうと思ったことはありませんか?
これは、大きく2つの理由が考えられます。ひとつは、安全面の確保のためです。
例えば地震や火災などの災害が発生した場合、エレベーターやエスカレーターは安全のために止まります。上の階にいた人たちが避難するには、止まったエスカレーターや階段を下っていくしかありません。もし一箇所にエスカレーターが集中していたら、大勢の人が一斉にその場に集まり、たちまち大混乱になります。
でも、エスカレーターが各階で離れた場所に設置されていると、人が殺到する状況を防ぐことができるのです。

なんで遠いの?エスカレーター~ディスプレイ効果~

ふたつ目は、ディスプレイ効果のためです。
離れた場所にあるエスカレーターを探してフロアを1周したり、別のフロアまで歩いたりするということは、その分、デパートの中のたくさんの商品に目がつくということです。本当はワンピースだけしか買わないつもりだったのに、気づけばスカートやパンツ、アクセサリーまで買ってしまった…、そんな経験はありませんか?最初から欲しいと思っていた場合もあるかもしれませんが、一度視界に入ったらなんとなく気になってしまうものなのです。
エスカレーターをわざと遠い場所に設置することで、お客様を別のお店へと誘導する…つまり導線を作ることができるのです。

エスカレーターから考える「建築学」と「経営学」

エスカレーターが遠くにある理由は、こうした安全面とディスプレイ効果からといわれています。安全面を守るための対策は他にもあります。「建築学」「防災学」の観点から、非常口の設置や避難経路の表示など、私たちの身を守るためのさまざまな対策がされています。また、ディスプレイ効果は「経営学」の観点から考えられています。デパートのほかにも、こうした経営学は生かされています。例えば、コンビニでペットボトルを買うとき、入り口から遠い場所に設置されているのを見かけませんか?すぐ買いたい手軽な商品を店の奥に配置することで、店内を一回りさせ、ペットボトルだけしか買わない人に、一緒にお菓子やお弁当を手にとってもらうようにするためなのです。他にも、レジの近くに飴やガムなどを陳列すると、ついつい買ってしまう心理をうまく利用した経営学といえます。
「建築学」や「経営学」と聞くと、少しとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、実際には楽しく学べる理論もたくさんあります。私たちの身近に生かされているものも多いですので、ぜひ一度、調べてみてくださいね。

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「建築学・意匠」
はこんな学問です

「建築学」は、建築について総合的に学ぶ学問。学ぶ領域は広く、住宅、ビル、超高層建築の生産、建築資材の研究開発、災害時の安全対策など現代建築の建築工学分野と、団地や道路の造成、都市計画などの都市工学に加え、歴史的な建築物、集落の保存や復元についても研究する。「意匠」は、建築物を美学的に捉えて芸術的意義を追究する学問。建築物や街並み、自然環境、構造や材料についても美学的に追究して評価する。

「建築学・意匠」について詳しく見る