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「皇帝」・「星凛」・「愛翔」・「煌人」・「永恋」・「愛莉」…あなたはいくつ読めますか?

2016.10.04

提供元:マイナビ進学編集部

「皇帝」・「星凛」・「愛翔」・「煌人」・「永恋」・「愛莉」…あなたはいくつ読めますか?

平成初期から流行り始めたキラキラネーム。かわいい!読めない!などいろいろな意見がありますが、名前は時代とともに変化するものです。変わりゆく「名前」について、ちょっと考えてみましょう。

この記事をまとめると

  • キラキラネームの特徴
  • しわしわネームって?
  • 変化していく名前や言葉

音を重視するキラキラネーム

キラキラネームの特徴は「音」

キラキラネームの特徴は「音」

「夢月」と書いて「むうん」、「騎士」と書いて「ないと」のように、「音」や「当て字」からの名前、キラキラネームが話題です。このキラキラネームですが、いつごろから始まったのでしょうか。一つ考えられるのは、「悪魔ちゃん命名事件」です。1993年に自分の生まれた子どもに「悪魔」と名前を付けて出生届を提出したのですが、行政側がそれを不受理にした、というものです。「悪魔」という名前の「悪」も「魔」も常用漢字であるのですが、名前の響き、そして漢字の持つイメージから行政が受理せず、日本中の話題になりました。この事件をきっかけにキラキラネームが増えたわけではありませんが、名前に関して話題になった出来事の一つではありました。
あなたの周りに、キラキラネームの友達はいますか?筆者の周りにはキラキラネームの知り合いはいませんが…インターネットやテレビの中では数多くのキラキラネームが紹介されています。例えば、「皇帝」ですが、なんと読むのでしょう。普通に読めば「こうてい」ですが、「しいざあ」「みかど」などと名付けられることがあるようです。他にも、「星凛」を「あかり」「きらり」、「愛翔」を「らぶは」「まなと」と読むなど、難読の名前が多く存在しています。漢字本来の読み方ではなく、当て字であることから、数多くのキラキラネームがあるようですね。

昔ながらの名前といえば…?

では、あなたのクラスに「○○子」や「○○太郎」という名前の友達はいますか?このような名前は「古風」と思われ、キラキラネームとは反対に、「しわしわネーム」と呼ばれることもあるようです。筆者のクラスには「○○子」という友達が数人いました。その当時は「しわしわネーム」なんて言葉はありませんでしたが、確かに以前に比べてそういった名前は減っているようですね。このように、名前は時代とともに変化するものです。例えば織田「信長」や豊臣「秀吉」、徳川「家康」という名前は今では珍しいですよね?今私たちが名乗っている名前も、数十年数百年後には「めずらしい!」といわれているかもしれません。
また、「悪魔ちゃん命名事件」よりもっと前に、キラキラネームはありました。有名なのは、文豪・森鴎外の子どもたちです。森鴎外の長女は「茉莉」(まり)と名付けられています。かわいらしい名前ですが、当時はかなり珍しい名前でした。また、長男は「於菟」(おと)、次女は「杏奴」(あんぬ)、次男「不律」(ふりつ)、三男「類」(るい)となっています。鴎外はドイツ留学の経験があり、その際に本名である「林太郎」(りんたろう)という発音が外国人には発音しにくいものだったようです。そのため、子どもの名前は世界に通用するものにしようと考え、このような名前を付けたのだといわれています。音から名付けるという考え方は、今のキラキラネームに通じるものがあると思いませんか?

名前の変化は当たり前のこと

キラキラネームと聞くと、どうしても、いじめられる、誤解されるなどマイナスな一面が強調されてしまいがちですが、名前は時代に合わせて変化していくものです。私たちが日常生活で使用している漢字は中国から伝わりました。その際、漢字の音は「音読み」で伝わってきましたが、日本人に意味が伝わりやすいように「訓読み」が生まれ、日本特有の文化として広がりました。例えば「生」は「セイ」「ショウ」が音読みで、「い‐きる」「う‐まれる」「は‐える」などという訓読みがあります。
「月」は「ゲツ」「つき」という音読みと訓読みがありますが、いずれは「るな」「むうん」として読むというように、「文化」として変わっていくものかもしれません。

このように、ことばや名前は刻々と変化していくものです。日本語学は、世界の言語の特徴や特質を研究していきます。日本語の成り立ちや構造、変化、分布、比較などさまざまな角度から捉えることで理解を深めていきます。名前の変化に興味がある人は、日本語学を学んでみるといいかもしれません。




※あなたはいくつ読めましたか?
「皇帝」…しいざあ、こうた、みかど、れおん など
「星凛」…あかり、きらり など
「愛翔」…らぶは、あいと、まあと、まなと、あいか など
「煌人」…きらと、あきと など
「永恋」…えれん など
「愛莉」…らぶり、あいり、えり、あかり など

この記事のテーマ
語学・外国語」を解説

世界中にはさまざまな言語が存在します。言語は思考の原点ですから、それだけ多くの考え方が世界にはあり、言語の数だけさまざまな文化が存在するということです。世界中の人々が幸福に生活するためには、相互理解が欠かせません。その架け橋となるのが語学です。言語の成り立ちや文法、発音などの構造的な特徴を追究し、外国語を習得してコミュニケーション能力を高めることで、国際人としてのグローバルな視野を養います。

「語学・外国語」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学(日本語)」
はこんな学問です

自国の言葉である日本語を、世界の言語の一つと考えて、客観的に学ぶ学問。構造や成り立ち、変化、地域性など日本語の特質を研究する。いつもは無意識に使っている日本語や周囲を取り巻く日本文化を客観的に捉えることで、日本語を正しく教える能力なども含めて、幅広く正確な表現力を身に付ける。また、言語と文化の関わりを客観的に分析することで、日本文化を世界に発信していく役割など、異文化コミュニケーションにもつながる力を養う。

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