気になる社会人にインタビュー! 第58回:ベビーシッターに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第58回:ベビーシッターに聞いてみた10のコト!

2016.08.18

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第58回:ベビーシッターに聞いてみた10のコト!

みなさんの中で、弟や妹の面倒を見た経験があるという人は、将来、「小さい子どもと関わる仕事」をしてみたいと思うこともあるのではないでしょうか。保育士や幼稚園の先生などが一般的ですが、ほかにも、保護者の自宅で子どもの面倒を見る「ベビーシッター」という職業もあります。

実は欧米では非常にメジャーな職業であるベビーシッター。普段はどういったお仕事をしているのでしょうか? そこで今回は、東京や関西でベビーシッターのサービスを行っている「ポピンズ」で働く国府方沙希(こくぶがたさき)さんにお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • ベビーシッターは、個人のお家に訪問し、小さな子どもの食事やお風呂、遊びなどの世話をする
  • お母さんの代わりに保育園へ子どもの迎えに行ったり、その時によって仕事内容は変わる
  • 子どもと向かい合い、成長の手助けができる仕事

ベビーシッターは、保育の仕事のなかでも自分のペースで働くことができる

ベビーシッターのサービスを行っている「ポピンズ」で働く国府方沙希さん

ベビーシッターのサービスを行っている「ポピンズ」で働く国府方沙希さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私はベビーシッターとして、お子様のお世話をしております。具体的にどんなことをやっているかというと、お子さまの食事や保育園の送迎、入浴介助などをはじめ、イベントでの集団託児、保育園や幼稚園での保育補助、ホテル客室でのお子様のお世話など、さまざまな仕事があります」

Q2. 1日の大まかな流れを教えてください。

「日によって異なりますが、例えばご自宅に訪問する場合、このような流れで仕事を行います」

16:00 ご自宅訪問(ご両親・子どもと顔合わせ、室内外での遊び)
17:00 入浴介助、室外遊び
18:00 夕食、室内遊び〜今日のできごとのお絵描きなど
19:00 寝かしつけ〜子どもが好きな恐竜の絵本を読み聞かせ。入眠後、近くにて睡眠チェック
23:00 ご両親が帰宅。留守の間の様子を報告して、仕事終了

Q3. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「私は普通科の高校を卒業後、2年制の保育の専門学校へ進学し、保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得しました。専門学校卒業後は、保育施設で8年働いていましたが、一度は保育の道を断念しようと考えました。でも、やっぱり子どもが好きなので、保育の仕事のなかでも自分のペースで働けるベビーシッターの仕事に就こうと思いました」

ベビーシッターと子ども、一対一で向かい合えるのが魅力

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「『また来てね』『シッターさんありがとう』「『うちの子が、●●することができたんですね』など、お子様やご両親との会話から感謝や喜びの言葉をいただけた時に、とてもやりがいを感じます。ベビーシッターは、集団保育とは違い、一対一ならではの人との関わりを持つことができます。ずっと一人のお子様に寄り添い、より親密な時間を過ごすことができるのが魅力だと思います」


Q5. お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

「初対面のお子様をお預かりする場合が多いため、常に笑顔を忘れないようにしています。また、お子様を預かる時には、ご両親の教育方針を大事にしながら保育していくようにしています。

ベビーシッターという仕事のなかで、自分がお子様から何を引き出せるのかというのをいつも心がけています。ほかには、何事も丁寧かつ、臨機応変に、スピーディーに行えるように努力しています」

Q6. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「お子様の送迎のお仕事の時に、『来週もまたお姉さんが来てくれるの?』と言われた時はうれしくなります。その時に、お子様と接した時間は30分前後だったけれど、そうやって言ってくれお子様と分かり合うのには時間ではなく、心や気持ちが大切なんだと、さらに感じることができました。

逆に今後の教訓になっているできごともあります。ベビーシッターの時は、自宅に伺うため初めての土地に行く事も多く、実際に迷子になることがありました。道に迷うのを防ぐため、地図を携帯して事前準備をしっかりとするようにしました。また、知らない土地でも慌てないように、時間に余裕を持って仕事に挑むことの重要性を再確認しました」

Q7. ベビーシッターに向いている人や、ベビーシッターになる際に必要な知識について教えて下さい。

「責任感が強く、瞬時に物事が理解でき行動できる方や、常に先を見て考え、子どもに何を与える事ができるかと考える向上心のある方が向いていると思います。おむつ替えや沐浴などの実際的な乳幼児の世話もありますし、子どもの成長過程もいろいろです。そのため、子育てを経験していたり、保育士資格や幼稚園教諭の免許があれば尚更良いと思います。また、誰にも負けない知識や特技があるのも強みになります。資格がなくても仕事に就くことはできますし、私が働いているところは事前にしっかりと研修があったので安心でした」

今後の需要の高まりを見通し、ベビーシッターの魅力を伝えていきたい

Q8. 今後、ベビーシッターとしてやってみたいことなどあれば教えてください。

「ベビーシッターの仕事を始めてから、プロフェッショナルな先輩に多くお会いすることができ、とても励みになりました。まだ日本ではベビーシッターに子どもを預けるということが主流ではないため、これからもっとたくさんの方にベビーシッターのことを知ってもらいたいです。保育だけではなく、教育指導や病児保育、ご両親の息抜きなどさまざまなニーズがあります。ベビーシッターに依頼する内容を使い分けることで、今後の少子化問題や待機児童問題などにも明るい未来が待っているのではないかと思います。ベビーシッターは富裕層が利用するものという概念を払拭していきたいです。そのため、イベント等でお話をする機会を設けたりして、ベビーシッターならではのよさを伝えていきたいと考えています」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか? その中で、現在のお仕事につながっていることがあれば、合わせて教えてください。

「高校時代はアルバイトをしていました。接客業をしていたため、老若男女たくさんの方と話をしたり、触れ合うことができました。その時に、お客様は何を求めているかということや、今だけではなく、その先のことを見据えた接客というものを心がけており、そういったことが今の仕事へと通じるものがあると思っています。

あと、今振り返って、高校時代にもっと勉強しておきたかったと思うのは、英語と国語です。英語は外国人のお子様がいることや、英語が授業に取り入られたりしているために必要です。国語は、正しくきれいな日本語や漢字が、お子様の様子をご両親に口頭や書面で伝える時に重要となってきます」

Q10. ベビーシッターを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「ベビーシッターは、かわいいお子様の成長を真近で見られ、一対一で深く関わることができる素敵なお仕事です。第二のお母さんとなり、お子様とともに一喜一憂し、たくさん学び、自分自身もさらに素敵な大人になるために、子どもたちと一緒に成長していきましょう」


ベビーシッターは集団保育と違うので、責任も大きくなりますが、そのぶん子供と濃密に接することができる職業なんですね! 忙しいお母さんに代わってベビーシッターに依頼するということが、これからどんどん増えていきそうです。小さな子どものお世話をする仕事に興味がある人は、ぜひベビーシッターの仕事について、今後注目してみてくださいね。

【取材協力】Poppins(ポピンズ)
https://www.poppins.co.jp

この記事のテーマ
保育・こども」を解説

乳幼児から小学生までのこどもの生活を保護し、心身の成長を促すための専門知識を身につけます。こどもの心身の発達や行動、保健・衛生、基本的な読み書きや情操教育、体操といった体力向上教育など、学びの分野は多岐にわたります。保育士の資格取得者の職場は保育園だけでなく、企業内の保育施設などにも広がりつつあります。

「保育・こども」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ベビーシッター」
はこんな仕事です

保護者が不在の際、利用者の家庭やデパートなどの託児所などで、子どもの世話の全般を行う仕事。食事や排せつといった日常生活の世話から、遊びの相手や勉強の指導、学校・園への送り迎え、学校行事への参加まで、保護者の要求に応じて保護者の代わりとなり世話を行う。共働きの家庭が増加していることから、ベビーシッターのニーズも増加傾向。子育てを離れ、気分転換を望む保護者が利用する場合もある。大切な子どもの命と、家庭の鍵を預かる責任重大な仕事だ。

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