ファッションからエンタメまで! 浮世絵師は江戸の流行仕掛人!?

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ファッションからエンタメまで! 浮世絵師は江戸の流行仕掛人!?

2016.09.07

提供元:マイナビ進学編集部

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ファッションからエンタメまで! 浮世絵師は江戸の流行仕掛人!?

海外では「Ukiyo-e」と呼ばれ、愛好家がいたり美術館でコレクションされたりしているほど評価が高い日本の伝統工芸品「浮世絵」。かしこまって鑑賞する"芸術"ととらえられがちですが、実は、江戸時代の人々にとってはとても身近な存在だったようです。当時、浮世絵がどんな役割を担っていたのか、そして、現代にも存在する"浮世絵"について見ていきましょう。

この記事をまとめると

  • 江戸時代の庶民に愛された浮世絵。1枚400円が今では8,800万円?
  • 流行を仕掛ける! 浮世絵は江戸時代の情報メディア
  • 現代の浮世絵「SNS」について理解を深めたいのならメディア学、新しいメディアを作り出したいのなら情報学を学ぼう。

江戸時代にもフルカラー印刷があった!?

「浮世絵」とは、江戸時代に庶民の文化として発展した風俗画のこと。1点ものの手描きの肉筆浮世絵と量産可能な浮世絵版画があり、江戸中期に錦絵と呼ばれる多色刷りの木版画技術が登場したことで、飛躍に発展したと言われています。浮世絵師として有名な東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)や喜多川歌麿(きたがわうたまろ)、葛飾北斎(かつしかほくさい)の名前は、みなさんも聞いたことがあるかもしれませんね。

今年6月にフランスで行われた競売で、歌麿の版画が約8,800万円で落札されるなど、今でこそ高価な芸術品として扱われている浮世絵ですが、江戸時代の価格は1枚400円程度。美術館に展示されている現代の浮世絵とは違って、当時は気軽に手にとって楽しめる庶民の娯楽の一つだったようです。

浮世絵で流行発信! 役者やファッション、観光地まで紹介

ゴッホなどヨーロッパの画家たちにも影響を与えたとされる浮世絵。その魅力はどこにあったのでしょうか?
まず描かれたのは、当時、庶民に人気だった歌舞伎役者や流行の着物とヘアスタイルで着飾った美人たち。テレビや雑誌、もちろんインターネットもなかった時代、人々は浮世絵によって、ひいきの役者の衣装や芝居の様子、新しいファッションやメイクなどを知って、真似していたようです。浮世絵は、現代のポスターやブロマイド、ファッション雑誌のような役割を果たしていたといえるでしょう。

また、役者や美人といった特別な人物だけではありません。江戸時代は庶民でも行楽や旅を楽しむことが可能になったため、お花見の様子や富士山といった、普通の人々の生活や名所の風景を描いた浮世絵も数多く残っています。さしづめ、観光スポットを紹介する情報誌といったところでしょうか。さらに、店の看板が入っていたり、商品名が書かれていたり、女性がまとう着物の柄が呉服屋から指定されたものだったりと、浮世絵は広告宣伝としての側面も持っていたようです。情報伝達の手段が限られていた時代、さまざまな情報を人々に提供していた浮世絵から、当時のリアルな生活の様子を伺い知ることができます。

一億総浮世絵師!? 人間の営みに欠かせないメディアについて学ぶには?

江戸時代は、下絵を描く絵師、版木を彫る彫士、版木に色をのせて刷る摺師、そして、それらの職人をプロデュースする版元がいなければ浮世絵は完成しませんでしたが、現代には、1人でその4役をこなせる"浮世絵"的存在のものがあります。FacebookやInstagram、Twitterに代表されるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)です。1枚の絵(画像)で自分の伝えたいこと、人々が知りたいことを拡散するみなさんは、現代の浮世絵師といえるかもしれませんね。

こういった、情報伝達の手段を研究する学問はメディア学と呼ばれていて、大学の社会学部などで学ぶことができます。情報学部でプログラミングの知識を身につけ、世の中を変えるような新しいメディアを生み出すことにチャレンジするのもおもしろそうですね。

●参考URL
http://www.admt.jp/salon/collection/nishikie.html
http://www.afpbb.com/articles/-/3091393
https://www.kumon-ukiyoe.jp/history.html
http://www.ndl.go.jp/landmarks/column/1.html
http://www.ukiyo-e.jp/process/1

この記事のテーマ
情報学・通信」を解説

情報通信産業には、通信業、放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業、映像・音声・文字情報制作業の5分野があります。近年は各分野の垣根が取り払われつつありますが、なかでも注目されているのが、インターネットに代表されるコンピュータを介した情報通信工学でしょう。高度に情報化が進んだ現代において、安全保障や経済政策はもちろんのこと、日常生活に至るあらゆるシーンで必要とされる、活躍の場の広い学問です。

「情報学・通信」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「情報学」
はこんな学問です

情報学という学問名で、文系と理系の2種類の学問を表す。文系学問としては、人文・社会科学系の学問と連携し、社会システムのなかでの情報技術の役割や、マスコミュニケーションにおいての情報メディアの役割、国境を越えての情報コミュニケーションを研究テーマとする。理系学問としては、コンピュータのハードウェアやソフトウェア、情報システムが稼働する原理など、情報についての基礎となる分野を数学的手法によって研究する。

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