道南いさりび鉄道の終着駅に北海道の歴史が眠っている!?

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道南いさりび鉄道の終着駅に北海道の歴史が眠っている!?

2016.09.07

提供元:マイナビ進学編集部

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道南いさりび鉄道の終着駅に北海道の歴史が眠っている!?

五稜郭駅(函館市)と木古内駅(木古内町)を結んでいる「道南いさりび鉄道」。五稜郭といえば「戊辰戦争」最後の舞台として知られています。そして木古内は咸臨丸(かいりんまる)永眠の場所で、郷土資料館に「錨(いかり)」が残されています。「道南いさりび鉄道」に乗って、北海道・歴史の旅に出かけてみましょう!

この記事をまとめると

  • 新幹線開通と同時に、並行在来線「道南いさりび鉄道」が営業開始
  • 木古内にある郷土資料館「いかりん館」を紹介
  • 「道南いさりび鉄道」は北海道近代化の歴史の宝庫

新幹線開業の陰に隠れたローカル鉄道で、北海道の歴史を訪ねる旅を楽しもう!

2016年3月26日に、北海道新幹線が開業しました。ところで、新幹線の並行在来線として「道南いさりび鉄道」が同時に開業したことをご存じでしょうか? 「道南いさりび鉄道」は、旧JR江差線五稜郭~木古内間(営業キロ37.8km)をJR北海道から引き継いで第三セクター(※)が運行するもので、全列車が函館駅まで乗り入れます。そして、道南いさりび鉄道の目玉が観光列車「ながまれ海峡号」です。北海道で唯一、食事を提供する観光列車で、津軽海峡を眺めながら、季節ごとに地元の食事を楽しめる企画も用意されています。ただし、運転日が毎日ではないので注意が必要です。ちなみに「ながまれ」とは地元の方言で、「ゆっくりと、のんびりと」という意味だそうです。

●「道南いさりび鉄道」の運行情報はコチラから
http://www.shr-isaribi.jp

※第三セクター:地域開発や新しい都市づくりを推進するため、第一セクター(国や地方公共団体)と第二セクター(民間企業)が共同出資して設立された事業体のこと。

歴男・歴女なら見逃せない! 咸臨丸が眠る木古内・サラキ岬

函館方面から「道南いさりび鉄道」に乗車すると、木古内駅は終着駅にあたり、北海道新幹線への乗り継ぎ駅でもあります。そんな木古内町に、2015年3月オープンした郷土資料館『いかりん館』。ここでの最大の展示は、咸臨丸のものとされている「錨」で、いかりん館という名前の元にもなっています。

咸臨丸は、激動の幕末・維新の栄光と悲劇の象徴ともいえる帆船で、日本の、そして北海道の歴史を語るときに避けては通れない船です。勝海舟を乗せて、日本の船として初めて太平洋を横断するという功績を残しています。その後、明治政府に接収されて、北海道開拓のための輸送船として使われますが、函館から江差へ回航する途中に座礁し、木古内町のサラキ岬沖で転覆、沈没してしまいます。そして、後にサラキ岬の沖合約2km、水深約20mのところから引き上げられたこの錨は、多くの専門家が咸臨丸のものと推定しています。

●郷土資料館「いかりん館」はコチラから
http://www.town.kikonai.hokkaido.jp/kankoujouhou/kankousupot/kyoudoshiryoukan.htm

●「咸臨丸とサラキ岬」はコチラから
http://kikonai-kankou.net/sarakifuukei001.html

もし、あの時咸臨丸が沈没していなければ、北海道の歴史と未来が変わったかもしれない

咸臨丸といえば「勝海舟」。そして五稜郭といえば「榎本武揚(えのもとたけあき)」です。両者とも江戸幕府の重要人物で、明治の新政府軍から見れば、敵の大将といった存在です。勝海舟は日本の近代化を推進した重要な人物ですし、榎本武揚は「この人抜きに北海道の近代化を語ることができない」と評価されるほどで、北海道にとっての大恩人です。二人とも江戸幕府の幕臣ながら、明治の新政府でも重用され、日本の歴史に大きな役割を果たします。特に榎本武揚は、蝦夷の国独立を掲げ実現一歩手前まで幕府軍を統率した人物です。「もしも咸臨丸が沈没せずに、蝦夷の国が独立していたら……」なんていう歴史への想像を巡らせながら「道南いさりび鉄道」の「ながまれ海峡号」でぶらりと道南を旅するのも楽しいかもしれませんね。

北海道を開拓した功労者には、他にも間宮林蔵、最上徳内(もがみとくない)、高田屋嘉兵衛(たかだやかへえ)などがいます。興味がある方は、こうした偉大な歴史上の人物が北海道に残した功績を調べてみてはいかがでしょうか。

●参考URL
http://www.nta.co.jp/news/2016/__icsFiles/afieldfile/2016/03/16/nagamare.pdf
http://www.kodomo.go.jp/yareki/person/person_10.html
http://www.kodomo.go.jp/yareki/person/person_06.html

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

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この記事で取り上げた
「歴史学」
はこんな学問です

歴史学とは、対象とする大陸・国・地域などにおいて、過去に起こった物事を取り上げ、当時それがどのような意味を持っていたのかを、残された物や建造物、文章などから研究する学問である。ただ、資料を正確に読み取るだけではなく、事実かどうかを疑い、踏み込んで検証する批判的視点も重要である。歴史学の基本的なラインナップには、日本史、東洋史、西洋史、考古学がある。また、政治制度・経済活動・芸術文化・信仰宗教などに特化した考察も行う。

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