漫画家になるにはどうしたらいい? 原稿料の相場と計算

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漫画家になるにはどうしたらいい? 原稿料の相場と計算

2016.09.05

提供元:マイナビ進学編集部

漫画家になるにはどうしたらいい? 原稿料の相場と計算

今回ご紹介したい仕事は「漫画家」です。人気職業の一つですが、その実態は意外なほどシビア。元漫画家だった方に、漫画家のなり方と月収、そして続け方をお聞きしました。

この記事をまとめると

  • 漫画家になるにはどうしたらいいのか? 「描きたい」と「描ける」の違い
  • 原稿料っていくらくらい? その相場を探る
  • 「1か月に何枚描けば食べていけるのか」「何時間で1枚を完成させるか」の計算

「描きたい」と「描ける」の違い

――漫画家になるために必要なことって何ですか?

漫画家になるには、まずはとにかく漫画を描かなければなりません。こう話すと、多くの人が「そんなの当たり前のことだ」と思うでしょう。しかし、意外なほど、この「当たり前のこと」ができている人が少ないのです。漫画家になりたいと漠然と思っている人は、きちんと漫画を「描ききる経験」ができていないことも多いのです。

漫画家になるときに求められる素質は、画力の前にまずは「描ききる力」です。一本の作品をきちんと完成させて、それを編集部に持ち込んだり、応募したりするところからすべてが始まります。漫画家を目指すのなら、「描きたい」と考えるだけでなく、まずは「最後まで描ける力」を身につけましょう。

原稿料は1枚いくら?

――リアルなところを知りたいのですが、漫画家さんの原稿料って1枚いくらくらいなんですか?

原稿料の相場は、漫画家や出版業者、出版形態によって大きく変わります。3,000円~40,000円とも言われており、知名度や人気も大きく影響を及ぼします。ただ、一般的には、5,000円~8,000円程度だな、という印象です。

今から10年ほど前は、原稿料の相場はもっと高く、8,000円~10,000円程度でした。今はデジタルでの処理が主流ですが、当時は紙ベースでの作成も大きな割合を占めていたことがその理由です。手間がかかり、ベタなどの特殊技能が求められていた時代であったからこそ、今よりももっと高い収入が見込めたのです。

仕事なら「作業効率」を重要視したい

――漫画家さんっていつも締切に追われているイメージ。スケジュールはどう管理をしていたんですか?

漫画家は憧れる人の多い仕事ですが、仕事として行うのであれば、作業効率も考えなければなりません。

「食べていける月収」ということで、毎月25万円という形で想定しましょう。原稿料が7.000円だとした場合、1か月で36枚程度の原稿を仕上げなければなりません。月間連載のページ数は16ページから24ページなので、2本の月間連載をこなす必要があります。

では、1枚を仕上げるのにどれくらいの日数をかけられるかを考えましょう。単純計算すると26日稼働の場合なら1日に1.4枚をこなせばノルマはクリアできますが、実際にはここにネーム作業が入ります。ネーム作業は人によってかける時間は大きく変わりますが、1か月に10日程度の時間が確保できれば理想的です。また、打ち合わせや営業、経理のために3日程度は必要です。こうなると、使える時間が13日です。つまり、実質的には1日に2.8ページ程度は書く必要があります。

1枚の原稿にかけられる時間は、4時間~8時間が目安だと言われています。ただし、4~5時間の人は相当早いレベルです。そんな人でも、1日2.8ページ書くには、およそ11時間はかかります。もし、作業時間を削れないということであれば、ネーム作業や経理作業にかける時間を圧縮するしかありません。漫画家になるには、描ききる能力、原稿料をきちんととる能力、そして何よりも毎日のスケジュール計画が非常に重要なのです。

――ありがとうございました。

漫画家に憧れる人も多いと思いますが、それを「仕事」にしていくためには、描ききる力やスケジュールの管理能力が求められます。漫画家の世界はなかなか大変なものですが、同時に、その大変さを乗り越えていけるほどの魅力があるのも事実です。「漫画家になりたい!」という強い意志があれば、目指してみてもいいかもしれませんね。

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「漫画家」
はこんな仕事です

漫画を制作して収入を得る作家のこと。コメディー、恋愛、スポーツなどさまざまな分野が存在する。ひとコマ、4コマ、連載、長編作品まで日本の漫画文化は国際的に高い評価を得ている。物語や登場キャラクターの設定を考えてシナリオをつくり、次にせりふや場面のコマ割りを行って、最後に“ペン入れ”をするのが仕事の基本的な流れ。作品はコミック誌や新聞、雑誌に掲載されたり、同人誌をつくって発表・販売を行ったりする場合が多い。人気が出れば単行本化、映画化と活躍の場が広がる。

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