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日本とフランス、美容師の元祖って?

2016.09.01

提供元:マイナビ進学編集部

日本とフランス、美容師の元祖って?

「アイドルの○○さんみたいに!」ヘアサロンでそんなオーダーをした経験を持つ方もいるのではないでしょうか? 髪の長さを少し変えただけでも、最初はなんだか落ち着かないもの。美容師は、手軽に変身願望を叶えてくれるみなさんの強い味方といえるでしょう。今回は、そんな「美容師」という職業がどうやって生まれたのかを知るために、フランスと日本の元祖美容師をご紹介しましょう。

この記事をまとめると

  • 17世紀から18世紀の流行をリードしたフランスの美容師の元祖
  • 日本では売れない役者が遊女の髪を結ったことが始まり
  • 美髪師は常に技術や知識を習得する必要がある

フランス貴婦人の髪を始めて結った男性

17世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパではかつらをつけることは貴族の特権でした。この時代の化粧や髪型の流行をリードしていたのはフランスです。もともとは貴族の男性だけしかつけなかったかつらを貴婦人もつけるようになります。

社交界が政治で重要な時代は貴婦人が美しさを競う時代でもあったのです。特にルイ14世からフランス革命までのロココ時代では重要でした。貴婦人は華やかなドレスに似合う髪型も必要になり、そこに登場したのがフリゾンという男性です。

フリゾンがどういういきさつで貴婦人の髪を結ったのかまでは定かではないのですが、彼が美容師の元祖である美髪師として登場してから、美髪師は急増します。その中で活躍したのは元料理人のルグロという男性で、彼は1765年に今でいうヘアカタログのような美容本を出し、美髪師の学校も作りました。

もちろん、宮廷にも公式の美髪師はいました。しかし、公式ではない美髪師も数多く存在し、活躍していたようです。オーストリアから嫁いできた王妃マリー・アントワネットは、レオナール・オーティエというお気に入りの美髪師に髪を直させていました。彼は「有名なレオナール」と呼ばれ、高い技術とセンスがあり、宮廷のファッションリーダーだったマリー・アントワネットを満足させる仕事ぶりだったのでしょう。

日本の美容師の元祖は「髪結い」!

では日本では、どのように美容師が誕生したのでしょうか? フランスをはじめとしたヨーロッパでは貴族以上の人々が流行を作りましたが、日本では役者や遊女といった低い身分にいた人々が流行を作っていたのです。

江戸時代は特にそうでした。1790年の江戸の深川に住んでいた上方役者の山下金作という男性が最初の髪結い、つまり今で言う美容師を始めたのです。彼は役者としては売れませんでしたが、センスはよかったようで、なじみの遊女の髪を結ったことが評判になります。

彼は謝礼をもらって遊女たちの髪を結うようになり、髪結いを本業にしました。彼に甚吉という弟子もできました。甚吉は独立してから、金作の半額で仕事を請け負うようになります。すると遊女や芸者のような花柳界の女性だけではなく、仲居のような普通の女性も頼むようになったそうです。

すると甚吉だけでは仕事が忙しくなり、アシスタントにあたる「梳き手」として女性を雇いました。この「梳き手」が女性の美容師の始まりだと言われています。そして次第に女性の髪結いも登場し、仕事の一つとして日本で確立していきました。

美容師という仕事で求められること

美髪師や髪結いから、流行のヘアスタイルを生み出す仕事へと変化した美容師。最近の美容師は単に新しい流行を生み出すだけではなく、髪の専門家としての役割も出てきました。それぞれ異なる髪質を生かすように髪型を作る技術も要求されています。また、ヘアスタイルの流行を押さえるだけではなく、髪にダメージを与えないことも大きな課題となりました。そのためには、髪や頭皮についてきちんと学ぶことも欠かせません。美容師や理容師の専門学校で学んだのち、現場でも技術を磨き、学び続けているのです。

●参考文献
『化粧せずには生きられない人間の歴史』石田かおり

この記事のテーマ
美容・理容・メイクアップ」を解説

美容師や理容師、メイクアップアーティストなど、確かな技術と感性を備えた「美」の専門家を目指します。理容師や美容師の国家資格取得を目指すほか、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。従来のように美容室や理容店で働くだけでなく、高齢者や障害者のもとへ出張する技術者へのニーズも高まっています。

「美容・理容・メイクアップ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「美容師」
はこんな仕事です

髪のカットやパーマ、カラーリングなど、髪を美しく整える美容師。客に対して髪だけではなく化粧なども施し、容姿を美しく整える技能のプロである。料金をもらって行う染髪は、美容師と理容師以外には認められていない。顧客が付き指名されるようになると、自分の技術とセンスに自信が持てるようになり、やりがいも大きくなるだろう。一人前の技術者になるにはある程度の年数が必要で、キャリアや職位によって仕事内容は異なるが、実力次第で独立開業も可能だ。

「美容師」について詳しく見る