神戸の小学生御用達、レトロでおしゃれな神戸ノートとは?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

神戸の小学生御用達、レトロでおしゃれな神戸ノートとは?

2016.09.05

提供元:マイナビ進学編集部

神戸の小学生御用達、レトロでおしゃれな神戸ノートとは?

神戸市内で小学生時代を過ごした人なら誰もが使っていた学習帳、「神戸ノート」を知ってますか? 学校指定でもないのに神戸のほとんどの小学生が使用し、いつからか「神戸ノート」と呼ばれるようになった不思議なノート。単色刷りの表紙に神戸のさまざまな風景写真がデザインされた、レトロでおしゃれな「神戸ノート」について調べてみました。

この記事をまとめると

  • 約70年間愛され続けている「神戸ノート」
  • 子どもが使いやすい気の利いた工夫がこらしてある
  • レトロな雰囲気で東京でも人気

戦後から70年にわたって愛され続けている「神戸ノート」

戦後すぐに発売されてから、約70年。神戸の小学生に長く愛されている「神戸ノート」。製造元は神戸市長田区にある、大正15年創業の関西ノート株式会社。戦後の物不足の時代、小学校の教員から「いい商品を安くそろえられないか?」と相談され、「子供たちにいいノートを使ってほしい」という思いから企画されたのが始まりだったそうです。

「国語帳」や「算数帳」から「れんらくちょう」、「自由帳」、「Romazi Rensyu-tyo」など、種類は豊富。小学校で必要とするノートのすべてを「神戸ノート」で補うことができます。表紙の大半は赤、緑、紫といった淡い単色刷り。種類ごとに色が異なるので、オレンジ色は社会科、紫は連絡帳など、ランドセルに詰めるときに色で見分けることができて便利です。また、背表紙のテープも低、中、高学年で色分けされていて、5、6年生用の背表紙テープは少し大人っぽい茶色を使うなど、細かい気遣いがされています。

神戸の風景写真がデザインされたおしゃれな表紙

表紙には神戸のさまざまな風景写真がデザインされていますが、写真の一部は地元・神戸の文具店主が「関西ノート株式会社」の社長さんに頼まれて撮影したものだそうです。「いつまでも変わらない神戸の風景を」と選んだ風景は、王子動物園やポートアイランド、市章山から望む市街地など。時代によってデザインは少しずつ変わっていますが、「百字練習帳」に使われているポートタワーを臨む神戸港の写真は、なんと40年以上前の写真だそうで、神戸の人は現在の景色との違いに驚かされるそうです。

「音楽ノート」は風景写真ではなく、神戸の街並みを描いた落書きのようなイラストが可愛い人気商品。表紙の裏面にはピアノの鍵盤、背表紙の裏面には「鑑賞のきろく」として、曲名、作曲者、国名、年代を記入する表がプリントされていて、使う予定がなくても思わず欲しくなる可愛さです。「えにっき」は神戸ノートには珍しく、「須磨海づり公園」の写真がフルカラーで使用されています。表紙の裏面には絵日記の参考になりそうなイラスト、また、「お小づかい表」まであって「残ったお金は貯金しましょう」と記載されていたりと、どこまでも気が利いてます。

懐かしさや独特の雰囲気に惹かれて大人も注目

そんなオシャレで可愛い「神戸ノート」は、神戸以外でも人気を集めていて、東京にある文房具のセレクトショップでは、月に200冊程度も売れる人気商品になっているそうです。「神戸ノート」を知らない人がレトロな独特の雰囲気に惹かれて購入したり、神戸出身の人が懐かしさで購入することもあるそう。神戸に旅行で訪れた人は、おみやげ代わりに購入しても喜ばれるかもしれませんね。

「子供たちにいいノートを使ってほしい」という思いから生まれ、地元のさまざまな風景写真をデザインした表紙を使用するなど、郷土愛にあふれたこのノート。関西ノート株式会社さんの70年変わることのない思い、積み重ねてきた信頼と実績が、「神戸ノート」という愛称でもって神戸の小学生たちに今もなお愛され続ける理由なのでしょう。将来、商品開発に関わる仕事に就きたいと考えている方にとっては、とても参考になる事例かもしれませんね。



※出典
「読売新聞」大阪朝刊 2013年05月01日
「山田文具店」http://yamadastationery.jp/

この記事のテーマ
メーカー」を解説

日用品から航空機に至るまで、製品として世に出るモノは必ずどこかのメーカーによりつくられています。工業技術を用いてモノを生産する企業がメーカーです。生産技術の基礎は、機械などは物理学、薬や洗剤などは化学、食品などは生物学などさまざまです。自動車会社のように機械、電気・電子、情報などの各工学によりつくられた部品を一つの製品に集約するメーカーもあります。

「メーカー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「印刷・事務機器・日用品」
はこんな業界です

印刷業界は、本・雑誌・ポスター・商品パッケージなど、あらゆる印刷を担当する。現在は、大量印刷から少量多種類の印刷へとニーズが変化している。そのため大きな印刷機と少量対応のデジタル印刷を配備している。事務機器業界は、スキャナー・出力機を兼ねたコピー複合機などを企業向けに販売する。日用品は、個人のライフスタイルに対応した多様な商品が、短いスパンで入れ替わり投入される傾向がある。また、健康志向など、付加価値の高い商品の需要も高い。

「印刷・事務機器・日用品」について詳しく見る