【ペットを飼っている人必見!】犬や猫の上手なケア方法

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【ペットを飼っている人必見!】犬や猫の上手なケア方法

2016.08.23

提供元:マイナビ進学編集部

【ペットを飼っている人必見!】犬や猫の上手なケア方法

動物の毛をカットしたり、全体的なお手入れをすることが仕事のトリマー。動物好きの人なら、興味がある人も多いのではないのでしょうか?
今回はトリマーの大平亮さんに犬や猫と接する上で心がけていることや、上手な接し方などを聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 夏は皮膚のトラブルを防ぐため、サマーカットなど短めが理想
  • ワンちゃんの不安を少しでも減らすには、手の甲から見せる
  • 美容面だけでなく健康面も重視してあげることが大事

■夏はあまり伸ばさず短めにして、犬の負担を軽く

――家でペットのお手入れをする時、気を付けなければいけないことはありますか?
飼っているワンちゃんをお家でシャンプーするときは、すすぎ残しに注意してください。しっかり洗い落とさないと、臭いや皮膚病などの原因にもなります。また、抜け毛が多い子の場合は、シャンプーや専門のブラシを使うことで改善できる場合もあります。
あとはシャンプーする時のお湯の温度に気をつけてください。お店でもお湯の温度には気をつけていて、大体38度の人肌くらいの温度にしています。
ワンちゃんは、基本的にパンティングといって、舌を出してハアハアすることで体の熱を出すんですが、ほかには足の裏くらいしか汗腺がありません。体の熱を出しにくい生き物だからこそ、人間がより注意深くケアしてあげるように気をつける必要があるんです。

――猫の場合は、どうでしょうか?
猫はあまり臭いも出ないので、基本的にシャンプーはあまり必要ありません。シャンプーをすることで抜け毛が減るというメリットがあるので、毎月シャンプーされるお客様もいらっしゃいます。

また、夏の時期になると、サマーカット(毛を短く刈り込むスタイル)をする猫ちゃんもいます。基本はバリカンで短く刈っていきますが、中には、暴れてしまうような子もいるので、そういった場合は動物病院などで対応することもあります。

■犬とのコミュニケーションを大切に

――いろいろな性格のワンちゃんがいると思いますが、犬の性格によって気をつけなければならないことはありますか?
ワンちゃんを見かけると、つい頭をなでたくなる人もいるかもしれませんが、人見知りの子や臆病な子は、上から頭を撫でようとすると怖がってしまいます。
そのような場合は、低い位置で手の甲からまず臭いを嗅いでもらい、慣れてから少しずつ撫でるといいですよ。手のひらを出すと怖がってしまので気をつけてください。もしご自身がワンちゃんだとしたら、突然上から来られると怖いですよね。

また私たちがトリミングする時も、いきなり始めるのでなく、まず少し遊んで慣れてから施術に入るようにしています。トリミングってワンちゃんからしたら、嫌なことでしかないと思うんですよ。嫌なことだけで終わってしまうと、次に来店した時に怖い印象を持ってしまうこともあると思うので。施術後にも、頑張ったご褒美にちょっと遊んであげるのも、大事なコミュニケーションです。

――犬の扱い方を理解していないと、難しそうですね。
犬は、人に序列をつけて判断したりします。
私がまだ新人だった頃、先輩の言うことは素直に聞くのに自分の言うことは全く聞いてくれないワンちゃんがいました。きっと瞬時に、私の序列が下だと判断したんでしょうね(笑)。
でも、毎日いろんなワンちゃんを担当させてもらい、去年ここで嫌がられていた子が今年は少し懐いてくれていたりすると、お互いにコミュニケーションができてきているのかなと思い、嬉しくなります。

――猫の接し方で気をつけることはありますか?
猫ちゃんは、目を合わせると敵対行動になることがあるので、注意が必要です。また、トリミングでは、嫌なことも多少我慢してもらわなければいけません。じっとしてもらわないとケガにつながることがあるので、関節をロックする抱き方なども専門学校で習いました。

■ペットを中心に考えた接客を

――犬のトリミングについて、人気のスタイルなどはありますか?

お客様によってはこんな風にしてほしいという写真や切り抜きを持ってこられることもありますが、ワンちゃんの美容面だけでなく健康面も考えることは大切だと思います。トイプードルの場合、ぬいぐるみのように丸くカットするテディベアカットなどが流行っていたりしますが、デザインだけでなく機能性を考えてあげることが重要です。

たとえば皮膚が荒れているのに毛を伸ばしていると、皮膚の通気性が悪くなり、治りが遅くなってしまうことがあります。また毛が長いと絡まりやすくなるので、その都度ブラシでとかす必要があります。ブラッシングする時に皮膚が引っ張られるのが嫌でブラッシング嫌いのワンちゃんになってしまうこともあるんです。
そのため、お客様がどんなにエレガントなヘアスタイルにしたくても、ワンちゃん自身の負担を考えて別のスタイルをご提案させていただくこともありますね。基本的には、ワンちゃんを中心に考えて、接客をしています。ワンちゃんは、おもちゃではなく大事な命なので。

――トリマーになりたい高校生に、メッセージをお願いします。

人と接することが好き、喜んでもらえることが好きな人に向いている職業だと思います。そして、トリマーという仕事はチームで動いているので、お客様とだけでなくチームのメンバー同士でのコミュニケーションも大切です。

例えば、電話で予約が入ったとき、こういう子がきますという情報共有が事前にできていればスムーズに対応できるようになります。カルテなどでも管理はしているのですが、どうしても文面だけでは伝わらないことがあるので、コミュニケーションは大切です。

誰だって、自分の家のワンちゃんや猫ちゃんが可愛くなったら、嬉しいものです。ワンちゃんや猫ちゃんにも、その飼い主の気持ちが伝わるはず。そのためのお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはありません。楽しいことばかりじゃなく、体力的・精神的にも大変な仕事ではありますが、トリマーは、ペットを通じて社会に貢献できる素晴らしい仕事だと思っているので、少しでも興味がある人はチャレンジしてみてください。

コミュニケーションで大切なことは、相手の立場に立って考えること。それは、相手が人であろうと、犬や猫であろうと同じです。トリマーは技術職であるのと同時に接客業でもあるという大平さん。そんな大平さんの強みは、お客様そして犬や猫の立場に立って考えられるところなのかもしれませんね。お客様や職場の仲間、そして犬や猫たちに慕われているのが伝わってきました。

ただスタイリングするだけでなく、ペットと飼い主の気持ちを通わせる、大事な橋渡しの役目を持つトリマー。そんな幸せを感じることができるトリマーの仕事に興味を持った人は、トリマーの専門学校の資料を請求したり、ペットショップで働いてみたりすると良いかもしれませんよ。


【取材協力】
大平亮(株式会社コジマ 板橋店)

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ペットショップスタッフ」
はこんな仕事です

動物やペット用品の販売のほか、動物の健康管理、トリミング、グルーミングなどを行う。ペットショップのなかには犬や猫だけでなく、爬虫類や鳥類、観賞魚など、さまざまな動物を取り扱うところも。各動物の特徴や気性などを種類別に理解し、客の要望に合う一匹をきちんと紹介できる力が必要となる。また、鳴き声やふん便の状態を見て、体調を判断できる知識と観察力も求められる。ペットの病気を防ぐことにもつながる清掃や消毒は、日に何度も行うようにしているショップが多い。

「ペットショップスタッフ」について詳しく見る