現役トリマーに聞く! どうやったらトリマーになれる?

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現役トリマーに聞く! どうやったらトリマーになれる?

2016.08.26

提供元:マイナビ進学編集部

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現役トリマーに聞く! どうやったらトリマーになれる?

トリマーという仕事に漠然と憧れがある人もいるかと思いますが、実はシャンプーやカットのほかにも仕事色々あることを知っていましたか? 具体的にどんな仕事があるのか、どうしてトリマーという仕事を選んだのか、現在トリマーとして活躍されている大平亮さんに話を伺いました。

この記事をまとめると

  • トリマーは、トラブルの早期発見に努める獣医とのパイプ役でもある
  • 接客の経験も、後々トリマーの仕事に活かされる
  • トリマーは、お客様のリアクションを直接感じられる接客業

それぞれのペットに合った「しつけ」もアドバイス

――トリマーの仕事の、一日の流れを教えてください。

まず、開店30分前にワンちゃんたちのカルテのチェックをします。予約が入っていれば、1日中シャンプー・カットをしていることもありますね。シャンプーとカットではかかる時間が違うのですが、シャンプーは大体1時間、カットは大体2時間~2時間半はかかります。

――カットには、かなりの時間がかかるのですね。

もちろん、ワンちゃんの毛の長さにもよります。爪切りや耳掃除などのお手入れもするので、どうしても2時間くらいかかります。それ以外にも、犬の性格に合わせたしつけのアドバイスをすることもありますよ。

人間と一緒で、犬にもそれぞれの性格があるんです。毎回担当しているワンちゃんだと、ある程度性格がわかっているので、その子にあったものを提案しています。いろんな悩みグッズやしつけ方法はありますが、子供の教育と一緒でこれをやれば必ず良くなるというものはありません。その子に合ったものを考え、「これを試してみませんか?」とお客様に提案させていただきます。


――シャンプーやカットだけでなく、しつけのアドバイスもするのですか?

はい。しつけも含めて、トータルでアドバイスさせていただきます。子犬が多いので、やはり、おしっこや噛み癖、室内で飼うので抜け毛やにおいといった悩みは多くあがりますね。

そして、シャンプー中に皮膚の状態を見るのも、私たちトリマーの仕事です。ワンちゃんはどうしても我慢してしまうので、皮膚トラブルがあっても飼い主の皆さんが気づけないことも多いです。

シャンプーやカットに定期的に出してもらうことで、そういったトラブルを早期発見することができます。私たちは獣医でないので診断はできませんが、「いつもと違う」という異常を伝えることはできます。肌が荒れているなどの、ちょっとした変化でも見逃さないようにしています。
トリマーは、獣医との「パイプ役」にもなっているんです。

お客様に「良かった」と言ってもらえる幸せ

――トリマーになろうと思ったきっかけは何ですか?

就職活動が、きっかけでした。大学在学中に自分を見つめ直したとき、本当にやりたいことは何か考えたんです。好きなことで食べていきたいという思いと、もともとトリマーという仕事に興味があったのもありました。知り合いの姉がトリマーをしていたので、カットした写真を見せてもらって、犬もこんなに変わるんだと感動したのをよく覚えています。

また、高校の時からバンド活動をしていたのですが、曲を作って演奏することでもらえるリアクションが嬉しかったのと同じように、お客様の大事な家族である犬や猫をきれいにして喜んでもらえることを魅力に感じました。

――その決意をしてから、トリマーにどうやってなったのですか?

大学を卒業してから専門学校に入学しました。親には申し訳ないと思ったのですが、本当にやりたいことだったので納得してもらえました。
専門自体は、午前中は学校でトリマーの技術を勉強し、午後はペットのコジマで接客のアルバイトをしていました。当時はトリマーの資格をまだ取得していなかったので、販売スタッフとしてお客様の悩みに応えて商品提案をしていましたね。そのときお客様にいろんな悩みを伺ったことが、今の仕事に活きていると思います。でもその時は、トリミングをやりたくてしょうがなかったので、時間があれば、この子たちのお手入れをやっていいですかとお願いして、簡単なお手入れをさせてもらっていました。

トリマーは技術職であり接客業でもある

――この仕事のやりがいについて、教えて下さい。

やっぱり、「かわいくなった」「ありがとう」とお客様に言われることがうれしいですね。
中には嫌がってじっとしてくれないワンちゃんもいて、そんなときはケガをさせないように神経をすり減らしながらカットしていますが、お客様のその一言で「頑張って良かったな」と思えます。特に、生まれて初めてトリミングするワンちゃんの担当になった時、その子の担当第1号になれたんだと思い、うれしくなります。

トリマーは技術職といえども、接客業でもあります。お客様との距離が近く、反応を直接感じることができるので、やりがいがあります。ぜひ、トリマーという仕事に興味がある方は、挑戦してみてください。

「どんな仕事をするにも嫌なことはあると思うけど、自分が決めたことで本当にやりたいことならば辛いことも乗り越えていける」と、いきいきとした表情で語る大平さん。もし進路で悩んだときは、自分の好きなことや夢中になれることは何か、一度じっくり考えてみてはいかがでしょう? きっと本当にやりたいことならば、大平さんのように努力をして、夢を手にすることができますよ。


【取材協力】
大平亮(株式会社コジマ 板橋店)

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「トリマー」
はこんな仕事です

トリマーとは、犬や猫などの美容師のこと。ブラッシングやシャンプー、カットはもちろん、爪の手入れ、耳掃除、足裏の手入れなども行い、ペットを清潔に保つケアを施す。ケアの前には、獣医衛生学などの知識を基にペットの健康状態をチェック。飼い主にペットの健康のアドバイスをすることもトリマーの仕事。チェックが終わったら飼い主の要望をヒアリングしながらペットの毛をカットしていく。飼い主の要望に合わせながらも、自分の経験やセンスを生かしたスタイリングができるので、やりがいも大きい。

「トリマー」について詳しく見る