【僧侶に聞いてみた!】 お寺で働く「僧侶」って、どんな仕事?

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【僧侶に聞いてみた!】 お寺で働く「僧侶」って、どんな仕事?

2016.08.04

提供元:マイナビ進学編集部

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【僧侶に聞いてみた!】 お寺で働く「僧侶」って、どんな仕事?

みなさん、お寺で働いている「僧侶」という職業は知っていますか? 「ぼんやりは分かるけど、具体的に何をしているのか分からない……」という方も多いはず。
そこで今回、実際に都内にある真言宗のお寺で僧侶をしているIさんに、仕事の内容ややりがいなどについて伺ってきました。

この記事をまとめると

  • 僧侶には10以上の階級が存在する
  • 常に「僧侶としての立ち振る舞い」を忘れてはいけない
  • 僧侶という仕事は「人を思う気持ち」が重要

僧侶には「階級」がある

——Iさんが僧侶になろうと思ったきっかけを教えてください。

実家がお寺で、父親の仕事を見てうらやましいと思ったからですね。家が職場みたいなものなので、父のように「家族で過ごす時間を持てるのはいいな」と思い、僧侶になろうと思いました。

——では、主な仕事内容について教えてください。


葬儀、法事、護摩(ごま)※、掃除、経理、地域のイベントなどです。

※古代インドの儀礼「ホーマ」を起源とする真言密教の秘法のこと

——「僧侶」と「住職」の違いは何ですか?


僧侶は、「僧階」という資格を持っている人のこと(※宗派によって資格が異なります)で、住職は、その中でもお寺のトップの僧侶。会社でいえば社長です。

——僧侶の中にも階級があるんですね。


僧侶、副住職、住職など、複数ありますね。各宗派によって分け方は異なりますが、10以上の階級に分かれている場合が多いです。

僧侶のイメージは「昔と今」で変わっている

——「僧侶」と聞くと堅い職業だとイメージしてしまうのですが、実際に「してはいけないこと」などのルールはあるのですか?


明確に規律のようなものはありませんが、近所に住んでいる方は皆さん自分のことを知っているので、日常的に緊張感を持つことを心がけていますね。僧侶というのは、やはり特別な存在ですので。

——食べてはいけない食材、参加してはいけない行事なども、特にないんですね。


厳密な決まりはなく、その辺りは自由です。しかし、例えばクロスのネックレスなどを身につけている僧侶に対して、良い顔をしない方も中にはいらっしゃいますので、私服であっても気をつけるべき場面はありますね。


——僧侶の立場について、「昔と今で変わったな」と感じることはありますか?


お寺や僧侶が身近な存在ではなくなってきてると感じています。核家族化、高齢化社会が進んでいるからかもしれませんが、若い人がお寺に来なくなりました。昔は、子供が生まれたらお坊さんに名前をつけてもらうという人も多かったそうです。
今は、葬儀など人の死に関すること以外で相談にいらっしゃる方はかなり少ないですね。しかし、それだけ他に相談できる場が増えたということかもしれませんから、個人的にはそれが悪いことだとも思っていません。

辛い経験もしっかりと受け止める

——お仕事の中でやりがいを感じるのはどんなときですか?


お経をあげた後に「ありがとう」と言っていただけたときはやりがいを感じますね。

——お仕事に取り組む中で大切にしていることを教えてください。


葬儀のときは故人と遺族に対する熱い気持ちを持ちつつも、プロとして凛とし、冷静に仕事をすることを心がけてます。そういうときこそ、頼れる存在でいなければいけませんからね。

——お仕事の中で大変なことなどはありますか?


大変なこととは少し違うかもしれませんが、葬儀という場では、やはり悲しい思いをすることがあります。

——職業柄そうした経験が多いかと思いますが、その辛さはどのように解消しているのですか?


僧侶にとって、人を思う気持ちとてもは大切だと思うので、辛さはあえて解消しないようにしています。

——どのようなタイプ・性格の人が向いている仕事だと思いますか?


喜怒哀楽がある人が向いていると思います。人の気持ちがわからないとできない仕事だと思います。ただ人の命と向き合う仕事ですので、ネガティブ過ぎると辛いと思います。

——Iさんが考える理想の「僧侶像」をお聞かせてください。


人の一生の大事な場面に携わるお仕事なので、「あのお坊さんがいると何か安心するね」と言われるような僧侶になることが理想です。

——では最後に、僧侶を目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします!


僧侶に一番必要なのは仏教の知識ではありません。「人の心が分かる人」になることです。なので、学生のうちにたくさん色んな人と遊んで、色んな経験をしてください!

——ありがとうございました!



僧侶という仕事は人生の節目に立ち会うため、人の気持ちを理解する力や、どんなときでも冷静に立ち振る舞う精神力が求められる仕事のようです。
「仏教に興味がある」という学生は、仏教系の学校について調べてみるといいかもしれませんね。

この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「僧侶」
はこんな仕事です

仏陀の教えを次世代へ継承していく使命を持つ僧侶は、厳しい戒律を守る出家修行者たちの集団を指す。寺院の運営を担いながら、お墓の管理、先祖供養、法事、葬式など、さまざまな活動を行う。布教活動を通じた経営的な裏付けは、継続的な寺院運営の原則。したがって、寺院の顔である僧侶は、数多い檀家や近隣住民と良好な関係を長く保ち続けるための、コミュニケーション能力も求められる。また、住職は世襲による継承が多いため、寺院生まれでない場合は各宗門宗派で修行を積んで任命を得る必要がある。

「僧侶」について詳しく見る