【鈴木恵深さんに聞く!】  人の印象を変える“ヘアメイクアップアーティスト”という仕事

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【鈴木恵深さんに聞く!】  人の印象を変える“ヘアメイクアップアーティスト”という仕事

2016.08.05

提供元:マイナビ進学編集部

【鈴木恵深さんに聞く!】  人の印象を変える“ヘアメイクアップアーティスト”という仕事

みなさん、「ヘアメイクアップアーティスト」という職業を知っていますか? この職業は、その人の働き方によって活躍する現場が異なるそうです。
そこで今回、フリーのヘアメイクアップアーティストとして活躍している鈴木恵深(すずきめぐみ)さんに、仕事に就いたきっかけ、今の仕事内容、やりがいなどについて伺ってきました!

この記事をまとめると

  • 飛び込みたい世界へのきっかけは自分で作る
  • 心遣いが現場の空気を作り出す
  • 誰でも最初は初心者。まずは始める勇気を

自分を売り込むことで道を切り開いていく

Bunches photo by Mime Soga

Bunches photo by Mime Soga

——現在の活動と、それに至るまでの経緯を教えてください。

20歳で上京し、メイクアップスクールに入学しました。学校を卒業した後、フリーランスとして活動を開始しました。現在は実家のある静岡県から仕事のたびに都内へ通い、写真撮影の現場、結婚式や成人式、小劇場舞台など、さまざまな現場でヘアメイクをしています。

——ヘアメイクのお仕事は、鈴木さんのようにフリーランスとして受けられる方が多いのでしょうか?

たしかにフリーランスの方は多いですが、ヘアメイク事務所、化粧品メーカー、サロン、テレビ局や写真館などに所属して活動されているヘアメイクさんもいらっしゃいますね。
そういった方たちは所属しているところから仕事が入るため、勤務先でお客様を迎えてヘアメイクを施すといった形が多いのですが、フリーランスの場合そうはいかないので「自分で自分を売り込むこと」が必要になります。

私が初めて一歩踏み出したのは17歳のときで、たまたまネットで知った舞台演出家さんにコンタクトを取ったことがきっかけでした。当時まだ実家の静岡から出たこともなく、ヘアメイクも未経験でしたが、とにかくやってみたいという一心で飛び込みました。いま思い返すと、すごい行動力だったなと思います(笑)。
でも、それがきっかけで多くの人と出会うことができ、カメラマンさんや友人知人から仕事を紹介してもらえるようになりました。今もまだ仕事が多いとはいえませんが、ありがたいことに少しずつ依頼していただける機会が増えてきました。

1回1回の現場を大切にし、どれだけクライアントの方に満足してもらえて次につなげられるか。そういった「信頼関係」が、フリーランスが仕事を得る上で必要なことだと思います。

現場では「臨機応変な対応」が求められる

unruly vol.4 photo by Madoka Shibazaki

unruly vol.4 photo by Madoka Shibazaki

——鈴木さんの仕事の内容と、それに伴い必要なスキルを教えてください。

ヘアメイクという名前の通り、モデルさんにヘアセットとメイクアップを施すことが主ですが、どんなイメージに仕上げたいのかしっかり打ち合わせをし、それに合わせてヘアメイク案を詰めることから仕事は始まっています。
モデルさんが決まっている場合、お顔や髪の長さなど確認して考えたりしますね。
当日はヘアメイクを施しつつも、常に周りを見て行動することが必要になります。モデルさんと一番近くで接する立場だからこそ、表情、目線、仕草で心情を察し、ドリンクやティッシュを持っていったり声をかけたりすることが求められます。モデルさんだけでなく、スタッフさんに対しても同じですね。

こういったコミュニケーションベースの気遣いが求められるため、「現場で一番客観的に周りを見れること」「どんな人ともしっかりコミュニケーションがとれること」が、ヘアメイクをする上で必要なスキルだと思っています。

実は、私は人見知りで最初は挨拶すらちゃんとできなかったのですが、少しずつ克服し、今では人見知りだったと言っても信じてもらえないくらいになりました(笑)。人と密に接する仕事なので、苦手な人は克服する必要があるかもしれませんね。

——ヘアメイクをする上で、資格などは必要なのでしょうか?

ヘアメイクアップアーティストに美容師・理容師免許は必要ありません。しかし、資格がないと刃物を使用することができないので、「前髪や眉をちょっと切って欲しい……」ということがあっても対応することができません。また、事務所やサロンによっては要免許の企業もあります。

私自身、今はまだ免許を持っていません。ですが、現場を経験するうちに、「仕事の幅を広げるためにも持っていた方がいい」と思い、通信で理容師免許の勉強を始めました。

メイク一つで印象を変える魔法使い

unruly vol.2 photo by Mime Soga

unruly vol.2 photo by Mime Soga

——ヘアメイクという仕事の「やりがい」を教えてください。

お客様に笑顔になっていただけたときが本当に嬉しいです。結婚式や成人式などの大切な日、舞台やライブなどのキラキラ輝く瞬間、たくさんの方からご好評を頂いた作品……。そんな素敵なものたちの原材料になれたとき、この仕事をやっててよかったと心から思います。

——では、ヘアメイク特有の大変さなどはありますでしょうか?

どんなに場数をこなしても、「毎回その場勝負になる」という点ですかね。当日になって撮影イメージが変更・追加されることもありますし、予定が押してしまいヘアメイクに費やせる時間が短くなってしまうこともあります。
現場ではそういった予期せぬ出来事が何かしら起こります。顔には出さず冷静に対応しますが、心の中では冷や汗ダラダラです(笑)。

また仕事中は常に立ちっぱなしで、移動中もヘアとメイクの道具を一式持っての移動なので、体力的にも楽ではないですね。精神的にも体力的にも、タフじゃないとできない仕事だと思います。

——では最後に、ヘアメイクに興味がある高校生に向けてメッセージをお願いします!

私が所属しているZINE製作チーム"unruly"のメンバーやモデルさんは、私のことを「魔法使い」と言ってくれます。
ヘアメイクアップアーティストは、見た目の年齢や印象を変えていつもと違う自分に変身させることもできます。自分の技量に左右される仕事なので責任が伴いますが、その分やりがいの大きい仕事でもあります。
決して楽な世界ではありませんが、誰かのために自分の力を発揮したい、という思いがある人にとっては最高の仕事だと思います。

高校生は将来についてたくさん悩む時期だと思います。私もたくさん悩みましたが、17歳のときに振り絞った勇気がヘアメイクアップアーティストへの一歩になりました。なので、今あなたがいる世界が全てだと思わないで、興味のあることにはどんどん挑戦してみてください。どんな職業でも、その行動力と経験は無駄にならないはずです!

——ありがとうございました!

17歳で未経験という立場から、勇気を持ってヘアメイクアップアーティストへの道を踏み出した鈴木さん。険しい道ですが、その先に待っている経験はとても素敵なものだといえます。
鈴木さんのように「こうなりたい!」という強い意志がある人は、まず最初の一歩を踏み出し、そこで手応えを感じたら専門的な勉強をしてみるというのもいいかもしれませんね。

【プロフィール】

鈴木 恵深 (megmin)
1991.7.25 / 静岡県出身
ヘアメイクアップアーティスト

Twitter
Instagram
unruly



【メイン画像提供】
photo by Ryu Miyazaki

この記事のテーマ
美容・理容・メイクアップ」を解説

美容師や理容師、メイクアップアーティストなど、確かな技術と感性を備えた「美」の専門家を目指します。理容師や美容師の国家資格取得を目指すほか、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。従来のように美容室や理容店で働くだけでなく、高齢者や障害者のもとへ出張する技術者へのニーズも高まっています。

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この記事で取り上げた
「ヘア&メイクアップアーティスト」
はこんな仕事です

依頼者に対して化粧をしたり、髪型のセットをする仕事。芸能人やモデルのメイク・ヘアセットであれば、テレビ・映画・広告・雑誌取材などの撮影現場や、ファッションショーの楽屋などが活躍の場。その他、結婚式場やデパートなどに所属し、一般の依頼者に対してメイク・ヘアセットを行うこともある。いずれの場合も、最新の流行をいち早くキャッチできるセンスが、仕事の上でのポイント。「美しく」「格好よく」見せることが好きだという人にとっては、大きなやりがいを得られる仕事だといえるだろう。

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