気になる社会人にインタビュー! 第61回:テキスタイルデザイナーに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第61回:テキスタイルデザイナーに聞いてみた10のコト!

2016.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第61回:テキスタイルデザイナーに聞いてみた10のコト!

私たちが普段身につけている洋服や、持ち歩いている雑貨に使われている生地。これらの中には、「テキスタイルデザイナー」という職業の人が布地や織物のデザインをしている場合があります。とても身近にあるものですが、テキスタイルデザイナーとはどんな職業なのか、あまりイメージがつきませんよね。

そこで、今回はフリーランスのテキスタイルデザイナーとして活躍するヒロタジュンコさんに、テキスタイルデザイナーという職業について詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 布地や織物のデザインを「テキスタイルデザイン」という
  • テキスタイルはプリント、染め、織り、産地によっても技法がさまざま
  • 依頼主が求めるデザインを自分の中で理解し、実際に物にするかが大事

インテリアや雑貨、洋服のテキスタイルデザインをする仕事って?

テキスタイルに欠かせない布地

テキスタイルに欠かせない布地

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は、企業には所属せず、フリーランスのテキスタイルデザイナーとして仕事をしています。主には、雑貨メーカーや通販メーカーから依頼を受けて、インテリア用品や洋服などのテキスタイル(布地や織物)のデザインをしています。

企画から携わるものもあれば、デザインを行うだけのものもあります。基本的には、絵の具や色鉛筆を使って手描きした図案を、フォトショップやイラストレーターといった図や画像を扱うソフトを使って、布にするためのパターン(絵柄)をつくります。私は手描きの温もりを大切にしたいと思っています」

Q2. 1日の大まかな流れを教えてください。

「毎日ではないですが、ある一日の例です」

07:00 起床
09:00 ラフスケッチ
10:30 打合せ
12:00 昼食
13:00 スケッチ、パターン作成
19:00 夕食
20:00 データ作成
24:00 就寝

Q3. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「私の場合は、芸術大学でビジュアルデザインを学び、その後、テキスタイルメーカーにてデザイナーとして就職しました。3年後、パリに留学してイラストレーションを学び、さらに留学中に西アフリカに行き、そこでアフリカンバティックに魅了されます(西アフリカで衣類に使われるプリント布のこと)。その後、帰国し、フリーランスのテキスタイルデザイナーとして企業から依頼を受けて、デザインの仕事をしています」

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「頭の中に思い描いた図案が実際に布としてできあがり、商品として加工され、街中で私のデザインした商品を持っている人に出会ったときはとてもうれしい です」

依頼主の希望に応え、その中でいかに個性を出すかが大事

ヒロタジュンコさんがつくったテキスタイル

ヒロタジュンコさんがつくったテキスタイル

Q5. お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

「仕事の内容にもよるのですが、依頼主が求めるデザインをいかに自分の中で理解し、実際に物にするか。そのために、打ち合わせ時にはいろいろな情報を聞き、コミュニケーションをとるようにしています。そして、いかにその中に自分の個性を出すか。それが一番難しく大切なことだと思っています」

Q6. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「テキスタイルの枠を超えて、絵本を出版したことです。テキスタイルのパターンっぽい絵を気に入ってもらい、原画展ではディスプレイに布パターンも展示しました。大好きなテキスタイルとイラストが重なったときはうれしかったです」

Q7. テキスタイルの魅力はどんなところだと考えますか?

「テキスタイルはプリント、染め、織り、産地によっても技法がさまざまです。まだまだ私自身も勉強不足だと感じています。だからこそ知る楽しみも多く、日々刺激を受けています」

子どもたちとの触れ合いの中でアイデアが生まれることも

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「休日は子どもたちと思いっきり遊びます。自宅で仕事をしているのでなかなかオン・オフをつけにくい環境です。だから、余計に休日はまだ小さい子どもたちとの時間を大切にしています。子どもたちと触れ合うことで出るアイデアもたくさんありますよ」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「私は、絵を描くのが大好きだったので、高校生のころは芸術大学の受験に向けて勉強(デッサンや造形)をしていました。今振り返ると、高校時代は英語をもっと勉強しておきたかったですね。展示会で海外に行くこともあるので、英語でコミュニケーションがとれれば世界がもっと広がると思います」

Q10. テキスタイルデザイナーを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「布は、とても身近な物だからこそ、柄や質感によって心が安らいだり、楽しくなったりすると思います。私は、日々の生活の一部が楽しくなるようなものづくりがしたくてこの職業に就きました。 どんな職業に就いても、自分がこうなりたいと思う5年先、10年先の未来像を描き続けていると夢が叶う気がします。まずは、何に向かって進みたいかをよく考え、いろいろなことに挑戦してみてくださいね」


テキスタイルデザイナーは、私たちの生活にとってとても身近な、布のデザインを生み出す仕事です。普段あまり布地を気にしたことがない人も、ヒロタさんの話を踏まえると、布のデザインがちょっと新鮮に見えてきそうですね。テキスタイルデザイナーの仕事に興味が湧いた人は、まずは普段着ている服や、日常的に使っている雑貨の布にぜひ注目してみてくださいね。

【取材協力】ヒロタジュンコさん
http://www.hitane.com/index.htm

この記事のテーマ
ファッション」を解説

ファッションの専門知識や業界のビジネスノウハウを学び、感性やセンス、基礎技術を磨きます。作品の発表会や学外での職業実習などを通して職業人としての実践力を身につけるほか、資格取得を目指すカリキュラムもあります。仕事としては、素材づくりや縫製など「つくる仕事」と、PRや販売促進などファッションビジネスに関わる仕事に分かれます。

「ファッション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テキスタイルデザイナー」
はこんな仕事です

生地の柄や色などをデザインする仕事。衣服の生地はもちろん、ハンカチやネクタイ、カーテン、カーペットなど扱う対象はさまざま。仕事の内容は、生地開発のコンセプトを把握しながら、材質などを選び、織り方や染め方・色・柄などを決定。その後、製造工場に発注をする。質感や発色の微妙な差異で仕上がりが変わるため、細かいチェックは欠かせない。何度も調整を重ねて完成したら生産にあたる。主な活躍の場は、生地・繊維メーカーや問屋、服飾メーカー、デザイン事務所などが挙げられる。

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