気になる社会人にインタビュー! 第60回:バスガイドに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第60回:バスガイドに聞いてみた10のコト!

2016.08.19

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第60回:バスガイドに聞いてみた10のコト!

みなさんの中には学校の遠足や修学旅行で、バスガイドさんと一緒に観光地を回ったり、バスの中で歌を歌ったりしたことがある人もいると思います。バスでツアー旅行をするときに、お客に案内を行うのがバスガイドさんのお仕事です。私たちの旅を盛り上げてくれる、大切な存在です。

そこで今回は、東京を中心にバスツアーを行う老舗の会社「はとバス」でバスガイドとして勤める松川陽香(まつかわ・はるか)さんに、バスガイドのお仕事について詳しく伺いました!

この記事をまとめると

  • その土地の名所や歴史を案内するために知識を身につける
  • お客に合わせて話し方を変えたり、歌を歌ったりすることもある
  • 人を楽しませるのが好きな人はバスガイドに向いている

幅広い年代のお客様に楽しんでもらえるように、話し方を工夫する

バスガイドとして勤める松川陽香さん

バスガイドとして勤める松川陽香さん

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私はバスガイドとして、バスにご乗車いただいたお客様により旅を楽しんでもらうための案内を行っています。例えば、車窓から見える景色をご紹介したり、これから行くところはどんなところなのか、どんな名物があるのか、その土地にまつわる歴史や歌などをご紹介したり。さまざまな案内をしています。

お客様は幼稚園生から年配の方まで、幅広い年代の方がいらっしゃるので、それぞれのお客様に合わせたご案内をします。例えば、修学旅行生にはクイズ形式で観光地を案内するなどして、車内のいい雰囲気をつくるのもバスガイドの仕事の一つです。

観光案内はもちろん、バスの清掃や降車後の誘導、また運転士のパートナーとして駐車場の安全確認、運転士の死角である『左』確認なども大切なガイドの仕事です。バス旅行はバスガイドの力だけでは成り立ちませんので、運転士と協力して仕事を行っています」

Q2. 現在のお仕事に就くまで、どのような勉強や経験を積まれてきたのでしょうか。

「私は、バスガイドになるための勉強は、今の会社に入社してから行いました。はとバスでは、最初の3ヶ月半は初期研修期間があるので、そこでバスガイドに必要な知識や発声、立ち居振る舞いを学びました。人材育成にとても力を入れている会社なので、私も『バスガイドをやりたい』『お客様を楽しませたい』という強い気持ちで研修に臨み、現在の能力を身につけることができました」

ガイドをする前に、その土地の情報を入念に勉強する

ツアー中の時間案内を松川さん

ツアー中の時間案内を松川さん

Q3. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「私の案内でお客様を笑顔にできた時です。事前の勉強はかなり大変なので、睡眠時間を削って仕事に向かうこともありましたが、コースが終わってお客様がバスから降りられるときに、私の手を取って感謝の言葉を仰ってくださったり、笑顔で帰る姿を見ると、この仕事をしていてよかったと心の底から思います。

また、季節ごとのその土地のきれいな景色を見たり、その土地のおいしい物が食べられるということもバスガイドの特権です。実際にその土地へ行って、見て、食べてみないとお客様に伝えることができないので、仕事ではありますが、自分も楽しみながら仕事をするようにしています」

Q4. お仕事に取り組む中で、大切にしていることがあれば教えてください。

「お客様に案内をする際に、話すスピードを意識して話をするよう心がけています。私は緊張してしまうとつい話すスピードが速くなってしまうので、自分では少し遅いと思うくらいのスピードで話をすると、お客様も安心して聞いてくれるように感じます。ただ、一定の速度で私が話を続けると、案内が流れてしまうようになるので、見せ場だったり、盛り上げたいところは声の高さを上げてスピードを速めたり、強調したいところは間を取ってみたりしています。また、お客様が疲れている時は、声のトーンを下げてゆっくり話すなど、お客様の様子を見て、声色を変えるように心がけています」

Q5. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「たくさんありますが、その中でも思い出に残っているのは、私が3年目の時に担当したある小学生の修学旅行です。3日続けて担当したのですが、最終日に子どもたちからたくさんの手紙をいただき、ある女の子からはぬいぐるみをもらいました。小学生の限られたお小遣いの中から、私にお土産を買ってくれるその気持ちがうれしくて、今でもそのぬいぐるみと手紙は私の宝物になっています。

逆に教訓としているできごととしては、仕事で初めて訪れる場所に行く際に、勉強を頑張りすぎてしまい、あまり眠らずに仕事に行ったことがありました。バスガイドとしていざ話そうと思っても、頭がぼーっとしてしまって言葉があまり出てこなくなってしまい、その時にいかに睡眠が重要か痛感しました。睡眠をちゃんと取ると自然に言葉が出てくるので、それからは睡眠をちゃんと取るようにしています」

自分が勉強したことが、直接お客様に喜んでもらえる

ツアーに参加するお客さんを誘導する松川さん

ツアーに参加するお客さんを誘導する松川さん

Q6. バスガイドに向いている人や、バスガイドになる際に必要な知識について教えてください。

「人を楽しませるのが好きな人は、バスガイドに向いていると思います。お客様に喜んでもらいたいという気持ちがあれば、勉強も頑張れるし、その頑張りがお客様の反応によってダイレクトに感じることができます。また、バスガイドの仕事は時間が不規則なこともあり、朝がとても早い日や、夜が遅い日などもあります。長時間、外を歩いて観光地をご案内することもあるので、体力が必要です。

バスガイドになるために必要な知識を得るために、入社後に会社から支給されるぶ厚い教本を暗記して勉強します。東京都内だけでも300ページくらいあり、この知識をベースに自分で見て触れて学んだ知識をプラスして自分だけの案内にします。ある先輩が、『バスガイドは勉強をやめた時が終わり』と話してくれたことがありました。時代とともに、いろいろなものが変化してくるので、常にアンテナを張って、いろいろな話題を提供できるように頑張っています」

Q7. 今後、バスガイドとしてやってみたいことはありますか?

「4年後に控える、2020年の東京五輪に関わる仕事がしてみたいです。東京で五輪が開催される時にバスガイドとして仕事ができるのは貴重な機会なので、全国からお越しくださるお客様をお迎えして、一緒に東京を盛り上げていきたいです」

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「休日はカフェ巡りをして息抜きをしたり、仕事で初めて行くコースの勉強をしています。また、同期とバス旅行に行くこともあります。お客様として乗ることで、いろいろな発見もありますし、旅行のワクワクした気持ちも改めて感じることができます。バスガイドの仕事はシーズンによって仕事量が変わるので、ゴールデンウィークや夏休み、秋の行楽シーズンは頑張って働き、冬の比較的仕事が少ない時期に連休を取って国内や海外の旅行に行くガイドも多いです。オンとオフの切り替えも大事ですが、休日の勉強も大切です」

Q9. 高校時代にもっと勉強しておきたかったことがあれば教えてください。

「私は歴史をもっと勉強しておきたかったですね。どの地域に行っても、そこで活躍した武将や人物がいるので、この仕事をしている上で外せない知識の一つです。高校時代は歴史は大の苦手であまり理解ができなかったのですが、この会社に入って少しずつ身に付くようになりました。今思うと、高校時代にもっと熱心に授業を聞いておけばよかったと思います」

Q10. バスガイドを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「バスガイドの仕事は、最初は覚えることがたくさんあり、楽しいことより大変なことの方が多いかもしれません。でも、頑張れば頑張った分、それがお客様の笑顔となって返ってくる、やりがいのある仕事だと思います。ツアーを通じて『お客様を楽しませたい!』『喜んでもらいたい!』という強い気持ちを持っている人は、ぜひバスガイドを目指してみてください!」


バスガイドさんはみんな案内が上手ですが、事前に勉強や練習を積んでこそということなんですね。松川さんは勤務を始めた後も、ずっと勉強を続けているとのことなので、コツコツと勉強をするのが好きな人に向いているかもしれません。

旅行が好きで、人を楽しませることが好きな人は、学校の旅行などでバスツアーがあるときは、ぜひバスガイドさんの仕事ぶりに注目してみてくださいね!

【取材協力】はとバス 松川陽香さん
https://www.hatobus.co.jp

この記事のテーマ
旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説

目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。

「旅行・ホテル・ブライダル・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「バスガイド」
はこんな仕事です

観光バスツアーや修学旅行、社員旅行などの団体貸切りバスに乗客とともに乗り、乗降誘導や車窓の景色を案内したり、下車後の観光案内も行って楽しいひとときを演出。歌やご当地話、歴史的なエピソード、豆知識なども盛り込み、乗客の興味・関心に応えていく。「楽しい旅でした」と声を掛けてもらえる喜びがある一方で、運転手の補佐という大切な役割も担う。道路状況を加味し、時間配分、乗客の体調確認、車内点検なども仕事。時にはバスを降りて駐車場の誘導も行う。運転手とチームプレーができて接客が好きな人に適する。

「バスガイド」について詳しく見る