小論文や志望理由書を書くときに役立つかも! 字をきれいに書くコツってあるの?

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小論文や志望理由書を書くときに役立つかも! 字をきれいに書くコツってあるの?

2016.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

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小論文や志望理由書を書くときに役立つかも! 字をきれいに書くコツってあるの?

8月になると始まるAO入試。志望理由書や小論文などで、何かと文章を書く機会が増えますが、そんなときに「私・僕の字って汚いな……」と悩むことはないでしょうか。そこで、長崎県の公立中学で国語を35年間指導した後、現在は独立系司書教諭(※)として活躍されている山本みづほ先生に「字をきれいに書くコツ」についてお話を伺いました!

この記事をまとめると

  • 読書感想文の審査でも、字がきれいだと「3割増し」に見える。内容がよくても、字が汚いと印象はよくない
  • 字をきれいに書くために、最も大事なことは「一画目の入り方」
  • 「ペン字の教材」や「字の上手な同級生のノート」で「きれいな字」をいっぱい見るのはいいこと

学校の先生は、生徒の「きれいな字」にどんな印象を受けるの?

独立系司書教諭として活躍されている山本みづほ先生

独立系司書教諭として活躍されている山本みづほ先生

みなさんは、字をきれいに書くことは大事だと分かっていながらも「じゃあ、字のきれいさって、AO入試の選考でどのくらい見られるの?」と疑問に思っているかもしれません。以前、山本先生は、長崎県の読書感想文の審査員を担当していらっしゃったそうです。その際のエピソードをお聞きしました。

「字がきれいだと、間違いなく先生の評価は高くなります。読書感想文の審査をしていたときは、ほかの審査員の方も『字でだまされるよね(笑)』って言っていました。字がきれいだと、その作文・小論文は、『3割増し』でよく見えますね。やっぱり、選考をするのは人間なので、どうしても見た目から受ける印象は大きくなるわけです。どんなにいい内容の作文・小論文だったとしても、字が汚いと『ん?』ってなるかな。選考する側としては首をかしげちゃうんですよね」(山本先生)

実際に作文の審査をされていた方から「字がきれいだと、3割増しに見える」という貴重な意見をお聞きすることができました。もちろん、これは作文・小論文だけでなく、志望理由書にも共通していえることでしょう。

「字をきれいに書くためのコツ」を詳しく聞いてみた

では、実際にきれいな字を書くにはどうすればいいのでしょうか? 山本先生に詳しくお聞きしました。

――きれいな字を書くために、もっとも大事なことはなんですか?

山本先生(以下、山):最初の打ち込み(始筆。文字の一画目の入り方のこと)が、1番のポイントだと思うんですよ。下手な字って、どこから字が始まっているかわからないことが多い。文字と文字がつながっちゃっていて、筆圧に強弱がないんです。

だから逆に、きれいな字が書きたいのなら、最初の一画目の入り方は強めにすればいい。スーッと入るんじゃなくて、いったんきちんとペンを置く。例えば「一」を書くときには、書道でやるように、少し斜め下に引いてから、横線を書くようにすればきれいに見えます。

どうしても、シャーペンは力を入れると折れちゃうので、字に自信のない人は、試験会場に「削った鉛筆」を何本も持っていくといいかもしれませんね。

――ほかに大事なことはありますか?

山:漢字は画数が多いので、書いているうちにサイズが大きくなってしまいます。だから、意識してひらがなを大きめに書くようにすると、漢字のサイズとバランスがとれるようになります。

あと、句読点をきちんと打つのも大切。特に、『句点』が『ピリオド』になっている子って多いんですよ。ちゃんと、「。」と書けば、全体がきれいに見えます。

――志望理由書によっては、マス目でなく、罫線が使われていることもあります。文字のサイズがバラバラにならないようにするには、どうすればいいですか?

山:罫線の下のラインに合わせて書くと、きれいに書けます。小学校でアルファベットを習ったときって、下のラインに合わせて書いていきましたよね。あの要領で書くといいです。

――文字の練習をするときに、おすすめの方法はありますか?

山:「きれいな字」をいっぱい見るのはいいことなんですよ。自分の字の欠点に気づけますから。だから、市販されている「ペン字の教材」や、「字の上手な同級生のノート」を見てみるのはおすすめです。

特に、「ひらがな」は文章の多くを占める文字なので、「中学の書写の教科書」の「いろは」の部分を振り返って、字をなぞってみるのもいいですね。

字を丁寧に書きすぎて、タイムオーバーにならないように気を付けたい

字をきれいに書くのは大事なことですが、気にしすぎるのもよくない、と山本先生は話します。

「小論文の場合、時間をかけて文字を書いていたら、制限時間に間に合わなくなってしまいます。いくらきれいな字でも、最後まで書けていない小論文は評価されないんですね。今回、いろいろなアドバイスをさせていただきましたが、まずは『始筆』をきちんと書くことだけ意識してもらいたいです」(山本先生)

「始筆」を強めに書くこと、これは今すぐにでもできることだと思います。みなさんも、まずは一画目に入るとき、いったんペンを止めることを心がけてみてください。慣れてきたら、山本先生のほかのアドバイスも取り入れてみるといいでしょう。志望校の先生にアピールするためにも、きれいな字を書けるように努力していきたいですね。


※独立系司書教諭……「司書教諭」とは、図書館の司書をしつつ授業もできる先生のこと。山本先生は、その中でも「独立系」なので、特定の学校に所属しているのではなく、個人で仕事を請け負って活動していらっしゃいます。