文理選択前に知っておきたい! 文系と理系、それぞれどんな性格の人が多いの?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

文理選択前に知っておきたい! 文系と理系、それぞれどんな性格の人が多いの?

2016.08.15

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

文理選択前に知っておきたい! 文系と理系、それぞれどんな性格の人が多いの?

多くの高校では、高校1年生の秋に文理選択を行います。文系・理系で受験科目が違う大学受験。成功するためには、早いうちから志望校の必須科目、選択科目、各教科の配点を知り、どの科目にどれだけ重点を置いて勉強すべきかを知ることが大切になります。

まだ自分が文系に進むべきか、理系に進むべきか、判断しかねている人もいるでしょう。まずは、文系・理系の考え方の違いや、性格の違いを知って、自分がどちら向きなのか考えてみてはいかがでしょうか?

この記事をまとめると

  • 文系は知識に貪欲な人が多く、理系は限られた知識を基に思考することを好む人が多い
  • 学問的な違いから、文系は変化・違いを好む人が多く、理系は普遍的なものを好む人が多い
  • 人と話をしているとき、文系は結論をあやふやにしがちだが、理系は一つの結論に持っていく傾向にあるという

文系:非論理的、理系:論理的、これってホント?

今回は、東京都内の塾で、文系科目の講師をしているRさん(大学での専攻は、国文学)、理系科目の講師をしているKさん(大学での専攻は、物理学と航空宇宙システム工学)に「文系と理系の違い」についてお話を伺いました。


――よく言われていることとして、「文系は非論理的で、理系は論理的」という説があります。これについてはどうお考えですか?

Rさん(以下、R):文系・理系問わず、どんな科目・学問においても「論理的な思考」は必要不可欠です。理系=論理的で難しそうだから文系を選ぼう、という考えは避けた方がいいですね。

Kさん(以下、K):例えば、法律学は「文系的」な学問ですが、法律が論理的でなかったら「気に入らないから、逮捕しよう」という考え方がまかり通ってしまいますよ(笑)。でも、文系と理系の「論理」はタイプが違うのも確かだと思います。

――文系、理系における論理の違いを教えてください。また、そこから分かる文系・理系の性格の違いも教えてください。

R:文系は、論理を解釈するために必要な「知識」が多いと考えています。例えば、評論文で次のような文章があったとします。

『人間はこれからも科学技術を発展させていかなければならない。同時に、自然を守る手段も考えていくべきだ。』

現代の私たちにとって、この文章は「論理的」ですが、50年くらい前であれば「非論理的」と見なされていたはず。なぜなら、この文章は、「科学技術の発展によって、公害といった自然破壊が起こる」→「自然を守らないといけない」という「知識」を前提として書かれているからです。50年ほど前は、公害がそれほど大きな問題となっていない時代でした。科学=人類に恩恵をもたらすものとしてしか認識されていなかったから、「論理的でない」ということになるわけです。このように、文系は「知識」を基に思考していく学問ですので、知識に貪欲であったり、新しく何かを覚えることが苦にならないタイプの人が多いかな、と感じています。

K:反対に、理系は前提とする知識は少ないです。文系は言葉を使う学問ですけど、その言葉の定義は「人それぞれ」です。例えば、「幸せ」という言葉1つとっても、捉え方は人によって違います。けれども、理系は「定義が違うことが認められない」んです。彼の周りで起こる物理現象と、私の周りで起こる物理現象が違う、ということはありえないじゃないですか。定義は1つだけだから、思考するために身に着けるべき知識量は少ないんです。

文系は変化・違いを好む人が多く、理系は普遍的なものを好む人が多い

――ほかに、文系・理系の性格の違いを教えてください。

R:勉強において、「楽しい」と感じるポイントが文系と理系で違うと感じます。さっきもお話したように、文系の論理は時代によって変化します。また、国や文化の違いによっても変化します。例えば、日本では非合法とされている薬物が、外国においては法律で合法とされていることもあります。それは、法律の論理が、それぞれの国の常識や、一般的とされる考え方に基づいてつくられているために違いが起こるんです。

また、私がいた文学部では、文学作品の解釈について研究を行っていました。同じ作品でも、解釈における最終的な結論は、人によって違ってきます。そういう変化や違いを知ることが、文系の私としては、すごく楽しいんですけど……。理系の人は違うみたいですね。

K:理系の私の場合、一つの課題に対して、一つの普遍的(多くの物事にあてはまるさま)な答えが得られないと気持ち悪く感じます(笑)。理科であれば、既に起こっている「自然現象」に対して、実験をくり返して、「なぜそれが起こるのか」ということを証明すればいい。そこに複数の解釈は存在しません。

数学であっても、「1+1=2」という数式の解釈が、日本人とアメリカ人とドイツ人で違う、ということはありえません。1000万年前であっても、「1+1=2」は「1+1=2」でしかない。理系のほうがシンプルだと思います。

文系と理系で、話し方が違う?

――「文系はトークがうまくて、理系は話下手が多い」という話を聞くことがあります。なぜ、このようにいわれているのでしょうか?

K:理系の人間としては、人と話をしているとき、どうしても1つの結論に持っていきたくなってしまいます。文系の人のほうが「考え方にはいろいろある」と、いい意味で結論をあやふやにしておくことができるので、さまざまなタイプの人と話すのが得意なのかもしれません。もっとも、文系にもトーク下手な人はいますし、理系にも話すのがうまい人はいますけどね。


文系、理系の違い、お分かりいただけましたでしょうか? 「あくまでこれは私たちから見た、文系・理系のタイプの違いに過ぎません。高校生のみなさんは、『何に興味を惹かれるのか』『将来的に何を勉強したいのか』を大事にして、文理選択してほしいです」とは、Rさん談。性格的なものを考慮するだけでなく、自分の志向も大事ということですね。いろいろな側面から考え抜いて、悔いのない文理選択をしましょう。