お化けを通じて国際交流!? 徳島県に、“妖怪研究所”ができるかも?

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お化けを通じて国際交流!? 徳島県に、“妖怪研究所”ができるかも?

2016.08.17

提供元:マイナビ進学編集部

お化けを通じて国際交流!? 徳島県に、“妖怪研究所”ができるかも?

近年大ブームになった『妖怪ウォッチ』をはじめ、日本人にとって「妖怪」の存在はなじみ深いもの。故・水木しげるさんの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』の主人公鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男、猫娘が国民的なキャラクターになっているように、怖いようでいてなんとなく親しみが感じられるのが人気の理由なのでしょう。

この記事をまとめると

  • 徳島県には、110か所54種類もの妖怪話が残されている「妖怪村」がある
  • 台湾との交流も生まれており「妖怪研究所」の設立計画もある
  • ウォーキングコース「妖怪街道」では地元ガイド付きツアーも行っている

徳島県には110か所54種類もの妖怪話が残されている「妖怪村」がある!?

「妖怪村」として町おこしする町がある?

「妖怪村」として町おこしする町がある?

『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する「こなき爺」の発祥地ともされている徳島県の三好市山城町には、妖怪にまつわる多くの伝説があり、110か所54種類もの妖怪話が残されているそうです。現在では「妖怪村」として妖怪の存在を全面に出した町おこしを行っています。

山城町は、故・水木しげるさんが会長を務めた「世界妖怪協会」により妖怪文化の普及・発展に貢献した「怪遺産」として鳥取県境港市、岩手県遠野市と共に認定されており、2000年ごろから現在に続く妖怪に特化した地域づくり活動を始めました。

「妖怪まつり」には台湾から職員も参加して交流が生まれ、「妖怪研究所」の設立計画も

にぎわう妖怪祭りの様子

にぎわう妖怪祭りの様子

住民団体「四国の秘境 山城・大歩危妖怪村」では、毎年秋に開催され「妖怪仮装コンテスト」も行われる恒例のイベント「妖怪まつり」の運営や、町中のあちこちにいろいろなタイプの妖怪のモニュメントを設置する等の活動を行い、県外からも多くの妖怪ファンを集めています。

JR大歩危駅から1kmほどの距離にある「道の駅大歩危(妖怪屋敷)」では、地元住民が妖怪伝説を後世に残すために手作業でつくり上げた施設で、妖怪について疑問に思っていたことや、どんな場所にどんな妖怪がいたのかなどの疑問に答えてくれるそうです。

また、2015年11月に開かれた「妖怪まつり」では、台湾にある妖怪テーマパーク「妖怪村主題飯店」の職員らが訪れ、妖怪行列に加わるなど、妖怪を通じた国際交流も行われました。今年2月には、「主題飯店」などが加盟する団体「台湾妖怪村商圏発展協会」と交流促進協定を結んでおり、互いの妖怪グッズ販売やイベントへの相互参加をはじめとする妖怪を通じた国際交流や観光客誘致に向けた取り組みが進められています。また、徳島には妖怪関連の書籍を集めたり、ワークショップを開催したりする「妖怪研究所」を山城町に設立する構想があり、交流拠点とするアイデアも出てるそうです。「妖怪研究所」、なんだか漫画の世界が現実になるようでワクワクしちゃいますよね。

ウォーキングコース「妖怪街道」では地元ガイド付きツアーも行っている

さまざまな妖怪グッズも販売されている

さまざまな妖怪グッズも販売されている

妖怪を通じた国際交流って、とてもユニークです。これはどのようなきっかけから生まれた交流なのでしょうか? 妖怪まつりの運営やモニュメント設置などの活動を行っている町おこしグループ「四国秘境 山城・大歩危妖怪村」の平田さんにお話を伺いました。

――毎秋恒例のイベント「妖怪まつり」に昨年、台湾にある妖怪テーマパークの職員らが訪れ、妖怪行列に加わるなど、妖怪を通じた国際交流はどのようなきっかけから生まれたのでしょうか?

「台湾に妖怪村があると知り三好市のレストラン経営者が台湾に妖怪村を調査に訪れたことがきっかけで交流が始まりました」(平田さん)

――昨年の「妖怪まつり」以降、台湾以外にも海外からの観光客の方は増えたのでしょうか?

「特に昨年の妖怪祭り以降に増加したわけではありません。しかし、大歩危に来られた観光客の方々が妖怪村を散策している姿を多く見かけるようになりましたね。海外の観光客の方に向けてはレストランや道の駅で中国語の案内掲示をするなどして対応しています」(平田さん)

――山城町を訪れたら必ず行った方がいい、妖怪にまつわるおすすめスポットはどんなところがありますか?

「例えば、『妖怪屋敷』はすべて地元住民が手づくりしています。また、「山爺」のモニュメントも地元住民の手づくりで、藤川谷に建っており、妖怪街道としてウォーキングコースとなっています。こちらは地元ガイド付きツアー(有料)も行っています。山爺のほかにも約25体ほどの手づくり妖怪モニュメントが藤川谷に建っています。『道の駅大歩危』やレストランには妖怪グッズなどの観光客向けのお土産も売っています」(平田さん)

なるほど、妖怪好きにはたまらない見どころがたくさんありそうですね。昔ながらの妖怪伝説が残る町・三好市山城町。ほかにはどんな特徴があるのでしょう。

――全国の高校生に向けて三好市山城町にはどんな町なのか改めて教えてもらえますか?

「過疎、少子高齢化の見本のような町です。昔ながらの生活が今も残っており、自然があり村の歴史を見ることができます。見て聞いて心で想像することで無限大の魅力を感じることができると思います。高校生のみなさんは訪れて何を魅力と感じるかだと思います。ぜひ実際に足を運んでみてください」(平田さん)


都市部に暮らしているとなかなか触れる機会のない、昔ながらの日本の風景。山城町には妖怪をはじめ、昔の人々から脈々と受け継がれてきた文化と日本人が暮らしてきた町の原風景が残されているのですね。こうした地域の町おこしやプロモーションを中心になって行うのは「市町村職員」の仕事です。市町村職員の仕事に関心のある人は、まずはみなさんの住んでいる地域に、失われつつある文化がないかを調べてみてください。いつか、市町村職員になったときに、町おこしに貢献できるかもしれませんよ。

【取材協力】四国の秘境 山城・大歩危妖怪村


参考:
http://www.sankei.com/west/news/160528/wst1605280022-n1.html
https://setouchifinder.com/ja/detail/285

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「市町村職員」
はこんな仕事です

地域住民にとって住みよい環境を整えるため、市町村の役所などで働く仕事。さまざまな要望や苦情などの相談窓口となり、地域の発展に貢献する。仕事の内容によって事務職と技術職などに分かれる。事務職は市役所の窓口などで、戸籍や住民票の管理をしたり、婚姻届の手続きなどを担当。一方、技術職の職員は学校をつくったり、新しい建物が法律に適しているかどうかを調査したりする。学校の事務や消防官、栄養士などの資格を生かして公共施設で働く資格職などもある。

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