受験合格のゲン担ぎのため!? 愛媛県では、五角形の伊予柑がつくられているらしい!

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受験合格のゲン担ぎのため!? 愛媛県では、五角形の伊予柑がつくられているらしい!

2016.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

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受験合格のゲン担ぎのため!? 愛媛県では、五角形の伊予柑がつくられているらしい!

みなさんは部活動の大会や受験などの勝負のとき、いろいろなゲン担ぎをした経験があるのではないでしょうか? 食べ物でいえば、「物事に“勝つ”ためにトンカツを食べる」ことなどが有名ですね。今回はそんなゲン担ぎの食品としてひそかに注目を集めている「伊予柑」にまつわる話をご紹介します。

この記事をまとめると

  • 湯島天神(ゆしまてんじん)では毎年伊予柑の無料配布が行われている
  • 五角形の伊予柑は、つくり方はシンプルだけど成功率は50%ほど
  • 全国の若者がさまざまなアイデアで農業を活性化させようと取り組んでいる

伊予柑で受験生を後押しする愛媛県の取り組み

伊予柑はその名前のとおり、愛媛県の旧称である伊予の国原産の柑橘系の果物です。明治時代に本格的な栽培が始まったとされています。一般の温州みかんと比べると、一球が大きく皮が厚い伊予柑。「いい予感」との語呂合わせから、全農愛媛県本部(JA全農えひめ)は縁起のいい食べ物として積極的な販売促進を展開しています。「♪愛媛の伊予柑、いい予感~」のフレーズが印象的な、テレビCMまであるようです。

学問の神様・菅原道真(すがわらのみちざね)がまつられている東京・湯島天神では、毎年受験のシーズンになると、合格祈願に訪れる参拝客がたくさん訪れます。そんな湯島天神では大学センター試験前のシーズン、JA全農えひめが参拝客に合格祈願を込めた伊予柑を無料配布しているのだとか。伊予柑は語呂がいいだけでなく、ビタミンCが豊富に含まれています。ゲンも担げて風邪の予防にもなりそうですね! この無料配布は約30年前から続いていて、伊予柑を受け取ろうと毎年長蛇の列ができるようになりちょっとした湯島天神の名物となっているようです。

合格祈願でつくられた、五角形の伊予柑

そんな愛媛の名産品・伊予柑ですが、合格祈願に向けさらなるパワーアップを遂げたとんでもない伊予柑が販売されているのです。

八幡浜市日土(ひづち)町で活動する若手農業後継者集団「日土橘(ひづちたちばな)4Hクラブ」では五角形の伊予柑の製作に成功、「五格いよかん」という名前で出荷を開始しています。五角は「合格」と響きが似ていることから縁起がいいものとされ、入試用の五角形の鉛筆なども店頭で見られるようになりましたが、ついには果物までもが五角形に……。そのつくり方を聞き出すべく日土橘4Hクラブに連絡を取ってみました。

――五角形の伊予柑はどうやってつくるんですか?

「五格いよかんのつくり方ですが、果実が肥大化する前に五角形の型枠で固定することで、肥大後の果実を変形させています。型枠は地元の製材が得意な方に依頼して作ってもらっています。シンプルなように見えるかもしれませんが、型枠の設置にコツがいるんです。慣れているメンバーだと8割、新人だと3割程度の成功率で無事五角形になります。メンバー個々の経験値が大きく影響しているんですね。昨年度は合計450個の型枠を設置して、無事に製品として出荷できたのは半分ほどでした」(日土橘4Hクラブ代表)

また伊予柑は温州みかんと比べ、時間の経過に伴う形崩れがなく日持ちします。学校によっては入試が3月に行われることもあるので、これならプレゼントにも最適なことでしょう。

日本の農業の発展のために、若いチカラは必要不可欠

日土橘4Hクラブに今後の目標、抱負を伺ったところこんな力強い回答が返ってきました。

「現在のメンバーは計9名で全員が農業後継者。20代が中心です。継続していくべき目標は柑橘生産技術の向上ですが、同時に五格いよかんのような若者ならではの柔軟な発想を生かして愛媛のPRをどんどん行っていきたいと思います!」

従来の農家では考えつかないような手法で農業に取り組む若い人たちの姿が見られるようになりました。技術面での変化も大事かもしれませんが、日土橘4Hクラブの五格いよかんからも分かるように、何よりも“若い力”がこれからの農業に必要なのではないでしょうか。

また今回紹介した「五格いよかん」のように、さまざまなアイデアをしっかりと形にしていくためにも、「農業系研究者」の力が必要になってきます。農業系研究者は、地域の特産品の開発などに取り組み、農家を支える役割を持っています。ほかにも、全国の農業研究所では、作物の品種改良に取り組み、病気に強い品種や、高温多湿などの厳しい環境でも育ちやすい品種の開発に取り組んでいます。

農業系研究者の仕事に興味を持った人は、新しく開発された農作物について、その農作物がどんな技術でもって生みだされたのかを調べてみるとおもしろいかもしれませんよ。


参考:
http://www.jacom.or.jp/yasai/news/2015/12/151209-28746.php
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/hotnews/ren111201601100298.html
http://www.setouchi-matsuyama.com/topic/35050.php

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

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