甘〜いトマトがおいしさの秘密!? 高知県のある村に“オムライス街道”がある理由って?

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

甘〜いトマトがおいしさの秘密!? 高知県のある村に“オムライス街道”がある理由って?

2016.08.16

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

甘〜いトマトがおいしさの秘密!? 高知県のある村に“オムライス街道”がある理由って?

ケチャップの香りが食欲をそそるチキンライスに、ふわふわとろとろの卵をかけたオムライスは、男女問わず人気の料理です。家で食べるケチャップをかけたオムライスもいいですが、お店で食べるデミグラスソースがたっぷりかかったオムライスもおいしいですよね。

この記事をまとめると

  • 高知県日高村には、おいしいオムライスが食べられるお店が並んだ「オムライス街道」がある
  • オムライス街道のオムライスの特徴は特産品の「シュガートマト」を使っている
  • シュガートマトは「もっとおいしいトマトをつくりたい!」という農家の方の熱意から生まれた

オムライスの食べ比べができる!? 日高村のオムライス街道とは

そんな大人気のオムライスが食べられるお店がずらりと並んだ道が、高知県の日高村というところにあるのをご存じですか? 日高村には、村内を東西に走る国道33号を中心として、オムライスを提供しているレストランやカフェが多くあることから、この道を「オムライス街道」と呼んでいます。

オムライス街道が誕生したきっかけは、2014年に「日高村オムライス街道宣言」をしたのと同時に、オムライス街道スタンプラリー企画を開始したこと。初年度は6店舗でのスタートでしたが、好評を博して翌年には5店舗増えて全11店舗で開催、現在第3弾のスタンプラリーを実施中です。

第3弾スタンプラリー企画では、「トマトの神様」をテーマに、各店舗がトマトの神様の立体像模型と伝説を展示しています。トマトの神様との記念撮影や、グループに分かれて、それぞれが食べてみたいオムライスを食べてから再び集合!という楽しみ方もできるそうですよ。

オムライスに使っているのは高糖度の「シュガートマト」

「とまとすたんど」のオムライス

「とまとすたんど」のオムライス

オムライス街道で食べられるオムライスの特徴は、日高村の名産品である「シュガートマト」を使っているところ。日高村は山に囲まれた地域。昼夜の寒暖差が大きいおかげで、トマトが甘くなるのだそうです。「この独特の気候を生かして、もっともっとおいしいトマトをつくりたい!」という農家の人たちの熱意によって、昭和58年より栽培技術の研究が重ねられ、どこにも負けない高糖度トマト「シュガートマト」が誕生しました。日高村は、高知県でも屈指のフルーツトマト王国として、年間310t以上のトマトを主に首都圏に向けて出荷しています。

シュガートマトの特徴は、「甘みと酸味のバランスがよく、旨みがギュッと濃縮されている」「日本で最初に導入したトマト専用の光センサーで1個1個糖度を測定。糖度7以上と判定されたおいしさを保証できるトマト」なんだそう。この高品質のトマトを使ったオムライスが、おいしくないわけがありません。

ただし、シュガートマトの旬は2~3月。食べられるのは12月~6月下旬ごろまでと限られています。シュガートマトが収穫できない時期には、オムライス街道専用のシュガートマトのピューレを使っているそう。このピューレは、糖度はシュガートマトの基準に達しているけど、見た目や傷によって市場に出荷できない規格外のトマトを買い取り、加工したソースです。このソースを使って、村のお店が創意工夫したおいしいオムライスを販売しているので、旬の時期以外でもおいしいオムライスが食べられるようになっています。

また、オムライス街道では、毎年期間限定のオムライスが登場しています。今年は、「スープオムライス」が人気のようです。「まるでイタリアン茶漬け!」という声も上がっているのだとか! 一体どんなオムライスなのでしょうか。ぜひ食べてみたいですね。それから、小村神社のすぐ西隣りにあるお店では、生姜のジンジャーと神社を掛けて「オムラジンジャー」という生姜ソースの香るオムライスを提供しています。

オムライスを軸に地域活性化も!

「マンマ亭」のオムライス

「マンマ亭」のオムライス

オムライス街道のスタンプラリー企画がスタートした26年度は6店舗で38,300食、27年度は11店舗で66,200食を販売、2年間の合計販売数では10万食を突破しました。その経済効果は2億円にのぼったそうです(総務省経済効果算出計算式による)。

口コミで広がっていったひだかオムライス街道は、テレビや雑誌などメディアでもたくさん取り上げられるようになりました。それをきっかけに、日高村の認知度やシュガートマトのネームバリューなどが高まり、県内外から多くの観光客が訪れるようになったそうです。シュガートマトや日高村の農産物のおいしさに感動し、オムライス街道だけでなく日高村の農産物や工芸品を販売している「村の駅ひだか」を訪れる人も増えました。オムライスを軸に1次・2次・3次のネットワークを築きながら地域活性化につなげているんですね。

ひだかオムライス街道は、「どこにも負けないおいしいトマトをつくりたい!」という農家の方の熱意と、「そのおいしいトマトを多くの人に食べてほしい!」というレストランの方の想いがあったからこそ誕生した観光スポットです。最近は、農業に興味を持つ若い人が増えていますよね。農業は、自然とうまく付き合っていかなくてはいけない大変な仕事ですが、若い人たちが工夫していろいろなアイデアを出していけば、特産品を生み出したり、その地域を盛り上げることもできるおもしろい職業です。

みなさんも、夏休みの旅行などで、その土地の有名な料理を食べたときは、地元の野菜が使われているかどうか、お店の人に聞いてみるとおもしろいかもしれませんよ。

【取材協力】日高村役場
※メイン画像:「えみ食堂」のオムライス


参考:
https://www.kochinews.co.jp/article/28339/
http://www.vill.hidaka.kochi.jp/omuraisu2016.html
http://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_681/
http://www.ja-cosmos.com/hpgen/HPB/categories/2414.html

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る