勉強力は大人になってからも活きてくる!
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レディースファッションのWebサービスCUBKI(カブキ)を運営するベンチャー、ニューロープ社の経営者酒井より、「勉強がどのように役立つか」についてお届けします。
この記事をまとめると
- 社会人になっても勉強する必要に迫られることはある
- 社会人の勉強は、すぐに仕事に活かすことができる場合が多い
- 高校の勉強を通して身につけた勉強のテクニックは、社会人になってからも活き続ける
勉強するというスキルは将来的にも活きてくる!
日々学校で授業を受けていると、何のために学ぶ必要があるのか分からなくなることがあると思います。
この公式が一体何の役に立つのか、将来古語を解読する日が果たして来るのか、歴史の年号を正確に覚える必要はあるのか……。
実際には学びはコミュニケーションの基礎になったり、進学先で応用分野を学ぶ際に欠かせなかったりと様々な役割を担っています。
今回はその役割の中でも高校生の頃は気づきにくい、勉強力というポイントをご紹介いたします。
勉強するスキル、勉強力は将来に渡ってみなさんを支えてくれる可能性のある重要な能力です。
社会人になってからも、勉強の日々が続くこともある
社会人になると勉強から開放されるかというと、そうとも限りません。
例えば専門学校でみっちりプログラミングを学んだとしても、開発手法は日進月歩で進化を続けています。
新しい技術を身につけ続けなければ、プログラマーとしては成長できないどころか、仕事ができなくなるという面で退化してしまうといえるでしょう。
デザイナーにしても同様です。
デザインのトレンドは移り変わります。常にキャッチアップしなければ、依頼主が満足するようなデザインはできなくなってしまうでしょう。
看護師にしても、看護師になってからさらに専門的な資格を取得していくことが求められるようです。人間ドック健診食生活改善指導士、透析技術認定士など、分野ごとにさまざまな資格が設けられています。
筆者も社会人になってからさまざまな勉強をしました。
中小企業診断士、日商簿記2級、基本情報技術者、ファイナンシャルプランナーなど、資格だけでも複数取得しています。プログラミングのスクールに通ったり、起業するために法律や経営の勉強に打ち込んだりしていた時期もあります。
高校の勉強と少し異なるのは、学んだことをすぐにでも仕事に活かせるケースが多いという点でしょう。目的性のある勉強には特有のやりがいがあり、ときには楽しくさえあるものだと思います。
受験勉強を通して身につく勉強のテクニックは一生もの
社会人になってから勉強をする際に、高校生の頃に身につけていた勉強のテクニックは非常に役立ちました。
自分の知らない概念を理解する、暗記する、複数のものごとを体系づけるといった、高校で必要とされる勉強のスキルはほかの勉強においても応用が利くことが多いためです。
今後みなさんがどの学校に進学して何を学び、どういった職業に就くのかはまだ分かりません。けれど、みなさんが飛び込んで世界の中でも勉強力が武器になってくれることは確かです。
勉強力を磨くことを意識して、効率的に学ぶ方法、集中する方法、暗記する方法など、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。
ライター:酒井 聡(さかい さとし)
株式会社ニューロープ・代表取締役/株式会社Present Square・執行役員
2014年1月に独立起業。レディースファッションのWebサービス「CUBKI(カブキ)」事業の他、Webサイトやスマホアプリなどのデザインや開発事業を手がけています。