名古屋おなじみの味噌カツと新潟のたれカツ――そこに隠された意外な共通点とは!?

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名古屋おなじみの味噌カツと新潟のたれカツ――そこに隠された意外な共通点とは!?

2016.08.25

提供元:マイナビ進学編集部

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名古屋おなじみの味噌カツと新潟のたれカツ――そこに隠された意外な共通点とは!?

名古屋市民の方にとってはおなじみの味、味噌カツ。この味噌カツと似たような料理に「たれカツ」というものがあるのはご存知でしょうか。今回は味噌カツとたれカツの違いについて見ていきましょう。

この記事をまとめると

  • 名古屋市民にとっておなじみの味噌カツの歴史
  • 味噌カツとたれカツの違い?
  • 食文化やその歴史を研究するのは食物学

名古屋の味、味噌カツ!! その歴史とルーツとは?

味噌カツで使う味噌と言えば、赤味噌ですよね。そもそも、名古屋でどうして赤味噌が生まれたのでしょうか。赤味噌は、米味噌や麦味噌よりもじっくりと熟成させないと作れません。名古屋は昔から農産物や魚介類に恵まれた環境だったため、赤味噌をじっくりと熟成させる余裕があったのです。つまり、他に食べるものがあったので余裕を持って赤味噌が作れたというわけですね。

その赤味噌を使った味噌カツは、なぜ生まれたのでしょうか。戦後の名古屋中心部の大通りには、屋台がひしめきあっていました。その屋台で売られていたのが、どて鍋や串カツです。どて鍋とは簡単に言ってしまえば、ホルモンとこんにゃくを味噌で煮込んだ料理です。ある日、鈴木義夫さんという方が、屋台のどて鍋の中に串カツをどぼんと入れて食べてみたところ、おいしかったそう。その鈴木義夫さんというお客さんこそが、味噌カツで有名なお店『矢場とん』の初代店主だったのです。鈴木義夫氏は様々な工夫を重ねて、味噌だれを考案し、現在の味噌カツの原型を作ったのです。こうして、味噌カツは屋台の味から、だんだんと認知を広げ、今や「名古屋と言えば味噌カツ」と言われるほどの有名料理になったのです。

新潟のたれカツ!! 味噌カツとはどう違うの?

一方、たれカツは有名な米所である新潟県発祥の料理です。たれカツとは“たれカツ丼”の略称です。白くてほかほかのご飯の上に、揚げたての薄いカツを甘い醤油だれにくぐらせて乗せただけのシンプルな料理が、たれカツ丼です。シンプルながらもおいしいので、多くの新潟県民に親しまれているようです。

たれカツ丼もやはり屋台から作り出された料理です。昔、新潟市西堀では、多くの屋台が並んでいました。そのうちの一軒の屋台が、卵でとじないカツ丼を売っていました。それがたれカツ丼のルーツなのですね。

味噌カツとたれカツ――どちらも「屋台から発祥した」という点は共通しています。一方で、調理法は全く違いますね。味噌カツは揚げたカツに味噌だれをかけて、ごはんのおかずとして食べます。たれカツは薄いカツにタレをくぐらせて、丼に乗せて食べます。呼び方は似ていても、まったく違った料理になっています。

日本や世界の多様な食文化を研究する学問、食物学

このように、味噌カツやたれカツを比較して調べてみると、歴史やルーツ、そして料理と生活の関係などが、明らかになります。日本にはさまざまな料理がありますので、そのほかの料理についても興味を抱いて、もっと知りたいという方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方におすすめの学問が、食物学です。この学問は、調理の技術や理論や食品の栄養についても学ぶだけでなく、食生活の変遷や世界の食文化についても学びます。もちろん、日本の食文化が研究対象になることもあるでしょう。日本の食文化や世界の食文化について、もっと詳しく知りたいと思うのなら、食物学を学んでみてはいかがでしょうか?


【参考サイト】
とんかつ政ちゃん
http://masachan.co.jp/index.html
名古屋観光情報 名古屋コンシェルジュ
http://www.nagoya-info.jp/
Asahi
http://www.asahibeer.co.jp/
逆引き大学辞典
http://www.gyakubiki.net/

この記事のテーマ
栄養・食物」を解説

食べることから健康な生活にアプローチすることを目的としています。ただ生きるために食べるのではなく、より良く生きるために食べるという考え方です。栄養学は食物に含まれる栄養素について学び、生理学の知識を踏まえ、適切な栄養指導を行います。そのためには栄養学や病理学などの広範な知識も必要です。食物学では人によっては摂取しにくい食材を食べやすくしたり、よりおいしく食べるための調理方法の研究なども行います。

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この記事で取り上げた
「食物学」
はこんな学問です

栄養や食品について専門知識を学び、科学的な視点から食の問題を解決するための学問。食品学、栄養学、調理学を総合的に用いて研究を行う。食品学の視点からは、成分や加工についての専門知識を学び、栄養学の視点からは食品が人の身体にもたらす影響について学ぶ。また、調理学からは加熱や冷凍など食品成分の変化や味について学び、総合的な専門性を身に付ける。生活との関連性が強いことから、家政学、生活科学を併せて学ぶことも多い。

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