「これ以上痴漢に遭わないために」 女子高生が考案した“痴漢抑止バッジ”が誕生 

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「これ以上痴漢に遭わないために」 女子高生が考案した“痴漢抑止バッジ”が誕生 

2016.07.26

提供元:マイナビ進学編集部

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「これ以上痴漢に遭わないために」 女子高生が考案した“痴漢抑止バッジ”が誕生 

通学のために毎日電車に乗っているという人も多いのではないでしょうか。同じように毎日電車を利用していて、痴漢被害に悩まされていた女子高生がいます。彼女が身を守るために考案したのが「痴漢抑止バッジ」。一体どんなバッジなのか、プロジェクトを行っている一般社団法人「痴漢抑止活動センター」代表の松永弥生さんにお話をうかがいました。

この記事をまとめると

  • 女子高生が痴漢被害に遭わないようにカードを制作
  • クラウドファンディングで痴漢抑止バッジが誕生した
  • 男性からの支援も意外と多い

痴漢被害に遭わないように「カード」を制作

――バッジが誕生した経緯を教えてください。

バッジを考えた高校生は、私の友人の娘さんなんです。彼女は高校に入学したころから頻繁に痴漢に遭っていました。週に3~4回とか、ときには毎日続くこともあったそうです。朝は女性専用車に乗るんですけど、午後の時間帯には専用車がない。そのため、夕方の帰る時間はどうしても防ぎようがありませんでした。警察へ相談にも行ったし、防犯ブザーを付けたり、電車に乗る位置を変えたり。できることは全部やったものの、痴漢被害はなくならなかった。これ以上痴漢に遭わないために、お母さんと一緒に「痴漢は犯罪です」と書いたカードをカバンにつけることを考案しました。

つけやすくなるように缶バッジに

実際に作られた缶バッジ

実際に作られた缶バッジ

私がその存在を知ったのは、お母さんである私の友人がSNSにアップしていたのを見たからです。すごくいいアイデアだと思ったけれども、16歳の高校生の女の子がそんなカードを付けて一人で電車に乗っているなんて。もう想像するだけで切なくてつらかったです。それで、「もっと付けやすくなるように缶バッジにしてみない?」と提案しました。きっと同じように被害に遭っている子たちのなかに、バッジを必要としている人はいます。だからプロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディング(※)で「痴漢抑止バッジ」を作ることになりました。


※クラウドファンディング…インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ること

意外に男性からの支援も多かった

――プロジェクトを立ち上げて、どのような反応がありましたか?

クラウドファンディングという制度は、どちらかというと主催者の知人が支援してくださる場合が多いんです。でも、今回のバッジはこれまで痴漢被害に遭った人や、自分の娘や彼女が困っているからという人が多くて。さらに、男性からの支援も多かったのが意外でした。痴漢に対する男性の声というと、冤罪に対する意見をよく耳にします。しかし、痴漢被害をなくすことを考える男性も多いとわかってとてもうれしかったです。


今後は「バッジを販売する場所を増やしていきたい」と松永さんはいいます。電車やバスに乗る機会も多いからこそ、対策を考えなければいけないもの。今では当たり前のように見かけるマタニティマークも、誕生してからまだ10数年しか経っていません。現在、痴漢の定義は法律的に曖昧な状態です。将来的には法律を整備する仕事も重要になってくるでしょう。

今後はユーザーが増えて広まっていくと被害に悩む人の数も減るのではないでしょうか。

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「法学」
はこんな学問です

法学の研究領域は広い。憲法、民法、刑法に刑事・民事の両訴訟法と商法(大部分は会社法に移行)を合わせて六法と呼ぶが、これらは重要な法律のごく一部にすぎない。法学では、限りなく追加されていく法律を覚えるのではなく、それらの法律が生み出される原理と法律を活用して社会問題を解決するための思考法を学ぶ。また、法律は時代や社会制度とも密接に関係しており、社会問題についての最新情報も常にアップデートしておく必要がある。

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