琵琶湖に秀吉ゆかりの村が眠る? 日本中が注目する水中遺跡の謎を追う!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

琵琶湖に秀吉ゆかりの村が眠る? 日本中が注目する水中遺跡の謎を追う!

2016.08.02

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

琵琶湖に秀吉ゆかりの村が眠る? 日本中が注目する水中遺跡の謎を追う!

水底に沈む古い建物の跡。これ、海外の話じゃないんです。なんと、滋賀県・琵琶湖の底に遺跡が眠っているのです。そばにあるのは、豊臣秀吉の出世城「長浜城」。江戸時代前期に廃城となったため分からないことが多い長浜城の、謎の解明につながるのでしょうか? 「滋賀県には何もない」なんて、もう言わせません!

この記事をまとめると

  • 琵琶湖にかなりの数の水中遺跡があり、発掘作業が進んでいる状況。
  • 豊臣家没落とともに失われた長浜城の一部についての、水中遺跡発掘。
  • 水中遺跡も考古学の分野。そもそも考古学とは何を研究するのか。

知られざる歴史が沈んでいる! 琵琶湖の湖底に広がるロマン

海に財宝が眠る……トレジャーハンティングって聞いたことありますか? 沈没船などからお宝を探すこと。アメリカ・フロリダ沖のバミューダ海域では、近年続々と宝物が発見されています。日本では1986年、沖縄県与那国島周辺の海底で遺跡と思われる巨大な階段状の構造物などが発見され、話題となりました。海の中には古代の歴史ロマンがまだまだ隠れているといえるかもしれません。

でも、意外と知られていないのが、2014年夏に発見された琵琶湖湖底の水中遺跡。それ以前にも、縄文・弥生時代の土器や集落の一部などが見つかっており、現在も調査が続けられています。琵琶湖沿岸に沿って、湖底全域に遺跡があると言われていて、地震による液状化に伴う地すべりによって湖底に沈んだと考えられています。実際、琵琶湖周辺の地域には、村や集落が湖に沈んだという言い伝えが残っているそうです。

●参考URL
http://www.sankei.com/west/news/151104/wst1511040085-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/160618/wst1606180008-n1.html
http://toyokeizai.net/articles/-/56951
http://www.tabirai.net/sightseeing/column/0002910.aspx
http://www.pref.shiga.lg.jp/biwako/koai/handbook/files/1-05.pdf

秀吉が築いた幻の長浜城。その一部は琵琶湖にあった?

近年、重大な発見がありました。それは、長浜城にまつわるもの。長浜城と言えば、秀吉が羽柴性を名乗り、はじめて自分のために築いた城と言われていますが、江戸時代前期、豊臣家の滅亡とともに跡形もなく壊されてしまいました。絵図なども残っておらず、その城下町も含め、今なお分からないことだらけ。1983年に復元され、現在は歴史博物館として公開されています。

さて、その幻の長浜城から見た琵琶湖沖合に、琵琶湖水中考古学研究会の調査によって、長浜城の城下町の建物跡が発見されました。天正の大地震(1586年)によって、長浜城の建物は倒壊し、一部は湖底に沈んだとする古文書もありますので、この発見はそれを裏付けするものかもしれないと期待が高まっているようです。

●参考URL
https://www.city.nagahama.shiga.jp/section/rekihaku/
http://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/761
http://www.shc.usp.ac.jp/sadamori/framepage3.html
https://www.facebook.com/lakebiwaarchaeology/

知的冒険・発見が「考古学」の魅力。まずは基礎学問から身につけよう!

琵琶湖に沈む謎の遺跡群。なんだかワクワクしますよね。遺跡や遺物を発掘・分析して歴史を研究する学問は、「考古学」の分野です。日本史や西洋史のように、文献や記録史料を頼りにせず、自分で探し出した「モノ」が史料なのです。

考古学では、これまでの通念が180度覆されるほどの大発見がしばしば起こります。あくまでも「物語」「伝説」と考えられていたものが実在していたなど、一つの発見が歴史の常識を変える可能性もあるかもしれません。発見までの道のりは険しく、地道な作業ですが、興味のある人は考古学の世界に飛び込んでみてはどうでしょうか? 考古学科を設けている大学はたくさんあるので迷った場合は、どの大学にどのような分野の研究者がいるかで目標を決めるのもいいですね。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「考古学」
はこんな学問です

発掘された遺跡、遺構、遺物などを残された書物、木簡などのあらゆる情報と突き合わせながら、当時の社会の姿を浮き彫りにしていく学問である。歴史学のカテゴリーに入るが、文字で残されている情報が少ないため、物を手掛かりとして事実を明らかにすることが重要になる。研究スタイルは新しい遺跡の発掘が主になるが、科学的な分析法も常に進歩してきているため、これまでに調査された遺跡についても、再調査が行われている。

「考古学」について詳しく見る