アンパンマンが空の道しるべ!? 知らなかったパイロットのお仕事

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アンパンマンが空の道しるべ!? 知らなかったパイロットのお仕事

2016.07.26

提供元:マイナビ進学編集部

アンパンマンが空の道しるべ!? 知らなかったパイロットのお仕事

飛行機に乗ったことはあっても、パイロットがどんな業務をしているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。全日本空輸株式会社で副操縦士をつとめる兼石理央さんに、1日のお仕事の流れから業務中に注意していることまで聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 出社時間は担当する便によって変わる
  • フライト前には入念な打ち合わせが必須
  • 将来的には国際線の担当やキャプテンへの昇格も

担当する便によってスケジュールが決まる

――パイロットさんがどんな業務をされているのか、詳しく知らない人は多いと思います。朝出社されてから帰社されるまで、どういった流れでお仕事をされているのでしょうか?

その日の便の1時間10分前には出社し、機長と打ち合わせをします。打ち合わせでは、今日の便のルート上について細かいところまでしっかり確認するようにしています。天候には特に注意して確認しております。天候不順などで東京に戻ってくることも念頭に入れて、他の飛行プランを考え、それに応じて燃料をどれくらい搭載するか判断しています。

――本当に細かいところまでチェックされるんですね。出社時間は搭乗する便によるということは、結構日によってバラバラなのでしょうか?

そうですね。朝一番の便だと5時くらいに出社することもありますし、午後からの出社もあります。スケジュールは国内線ですと、2泊3日パターンが現在多くあります。月ごとにトータルのフライト時間の制限があるので、それを超えないように予定を組みます。とはいえ1週間で20路線くらいは乗りますので、年間だとかなりの本数になりますね。

勤務がシフト制なので、体調管理には気をつけています。一番は十分な睡眠をとることなので、眠れないときなどは少し体を動かすなどして、質のよい睡眠を確保できるようにしています。

空には「アンパンマン」というポイントがある!?

――いつも万全の体調でフライトにのぞまれているんですね。空には標識などがないですが、どのようにして決められたルートに沿って行くのでしょうか?

空には実は目に見えないポイント(通過地点)があるんです。すべて名前がつけられていて、アンパンマンの作者・やなせたかしさんのご出身である高知県の上空には「アンパン」「パンチ」というポイントがあったりも(笑)。それらのポイントをつないだルートもあります。

――なるほど! それはわかりやすいですね。操作の技術を高めるために、注意していることはありますか?

ANA飛行機

ANA飛行機

本番のフライトではミスが許されないので、フライト前のイメージトレーニングは欠かさず行い、大事なポイントを再度確認するようにしています。入社してからも、半年に1回の訓練と審査は必須事項。技術を高め続けられるように、日々努力しています。

――パイロットの仕事の醍醐味って、どんなところなのでしょうか?

上空では四季折々の情景が広がっています。空の表情って、本当に1日1日まったく違うんです。夜になれば星が全面に広がりますし、積乱雲がもくもくと立ち込めている日もあれば、雪雲がぺったりと広がっている日もあります。そんな風景を見られるのは、パイロットの仕事の醍醐味なのではないかと思います。

目の前のことに一生懸命になることが将来につながる

――今は国内線をご担当されているとのことでしたが、将来的には国際線を担当されることもあるのですか?

そうですね。副操縦士として1年程経験を積むと、国際線もフライトするようになります。私も今副操縦士なのですが、間もなく国際線を担当する予定です。

副操縦士の兼石さん

副操縦士の兼石さん

国内線は長くても2時間のフライトタイムなのですが、国際線では10時間以上に及ぶことも。長い路線だと3人のクルーで担当するので、全てを1人で見るわけではないのですが、体調管理にはより気をつけなければと思っています。

将来的には、やっぱり機長になりたいと思っています。そのためにも今の1日1日を大事に、地道に努力していきたいですね。

――入社後も変わらず、コツコツと努力されているんですね。最後にパイロットになりたい高校生にぜひ、メッセージをお願いします!

ぜひ「パイロットになりたい」という夢を強く持ち続けてください。あとは目の前のことを一生懸命やること。私もそのときそのときを必死で乗り越えているうちに、気づけばここまで来たという感じです。
どんなときも逃げずに地道に努力をすることができれば、自然と道はひらけていくものだと思います。がんばってくださいね!


華やかでやりがいがあるけれど、それ以上に厳しい訓練と事前準備が必要なパイロットという仕事。高校生活では日々の勉強に取り組みつつ、パイロットになるための進学先について、事前調査しておくと万全ですね。


【プロフィール】
兼石理央
全日本空輸株式会社
フライトオペレーションセンター
B767部
副操縦士

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「パイロット」
はこんな仕事です

飛行機を操縦する仕事である。大手航空会社に所属し、旅客や貨物を乗せて定期便を操縦するラインパイロットのイメージが強いが、農薬散布や航空測量、遊覧飛行などの操縦を行う事業用操縦士や、ヘリコプターの操縦士もパイロットの一種。ラインパイロットの場合、その飛行機の最高責任者である「機長」と「副操縦士」がペアを組んで操縦する場合が多い。日本では、航空需要が拡大する一方で、現在活躍しているパイロットが大勢引退する時期を迎えるため、今後パイロットの不足が見込まれている。

「パイロット」について詳しく見る