俳優を裏方で支える! 心と身体の健康をつくるアクション指導のお仕事って?

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俳優を裏方で支える! 心と身体の健康をつくるアクション指導のお仕事って?

2016.08.17

提供元:マイナビ進学編集部

俳優を裏方で支える! 心と身体の健康をつくるアクション指導のお仕事って?

テレビで俳優さんやアイドルの人たちがバック転やアクションをこなしていると、その華麗な身のこなしに思わずうっとりしたり、なんでこんな動きができるんだろうと呆気にとられてしまうことはありませんか? 今回お話を伺ったのは、その技を支えるアクション・アクロバット指導のお仕事。都内にあるアクション&アクロバットスタジオ「つばさ基地」の代表を務める秋本つばささんは、過去にアクション女優も経験していたそう。
運動が好きな人はもちろん、心を元気にしたいと思ってる人にも、身体を動かす大切さを教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 今、なんのために勉強しているのかをはっきりと決めておく事
  • 運動神経を鍛えることに年齢制限はない
  • 今後インストラクターになるには、必ず資格が必要になる。

大学に進学せず、自分の道で切り開いた「インストラクター」という道

———自己紹介とお仕事内容をお願いします。

秋元:弊社はアクションとアクロバットの指導を手がけています。アクション&アクロバットスタジオ「つばさ基地」代表の秋元つばさと申します。
小さい子供の体操教室として、中学生まではキッズのアクロバット、それ以外の一般の方向けにバク転や宙返りを指導してます。
アクションの方は役者さんとかモデルさんとかにアクションの指導をすることが多いです。

———「つばさ基地」を立ち上げたきっかけはなんですか?

秋元:大きく2つあります。
現役でアクション女優をしている時に膝の怪我をしてしまい、スタントマンをやっていくことが難しくなったときのことです。会社をつくり、これからの後継者を育成していこうというと考えたのが1つです。

もう1つは、体操やアクション、アクロバットの楽しさを、大人たちにもう一度伝えたい気持ちが強くあったことです。
そこで、秘密基地らしくしようと「つばさ基地」という名前をつけて起業しました。

———アクション女優にはどういった経緯でなられたんですか?

秋元:アクション女優の前に、ダンサーとタレント業をやっていました。
高校生のときは体操の選手でしたが、高校卒業後はインストラクターになろうと専門学校に通い始めました。でもすぐに、芸能界に憧れて学校を辞めたんです。
そこでダンスやタレントをやっていたんですが、事務所のマネージャーさんや社長さんに声がハスキーだから喋るなと言われまして……(笑)。
自分でも、このまま芸能界でお仕事するのは道が違うかもしれない、本当にやりたいのはなんだろうと思い、アメリカに留学することにしたんです。
それから偶然、現地で知り合った女性スタントマンやアクション女優の方と出会ったんです。見た瞬間にこれだ! と思いました。声を使わずに身体で表現できて、バク転や宙返りを人前でポンポンし、そして戦う……。それから自分の中の道がパーンッと広がったんです。それが25歳のときでした。
その後帰国して、所属していた事務所を辞めました。それから、アクション女優への修行を3年間続けて、スタントマンという道を歩み始めました。

———結果的に専門学校で学んだことが基盤になっているんですか?

秋元:はい。きっかけとして……。インストラクターは今自分にとって「核」となっているので、その経験も必要だったなと思っています。そうじゃないとふらふらし続けていたんじゃないかと。

体操に出会ったのは”勘違い”からだった

———体操を始めたきっかけはなんですか?

秋元:私が体操を始めたのは小学3年生のときでした。本当はバレエがやりたかったのですが、地元の体操教室に見学に行った時、子供達がレオタードを着て練習していたんです。
全員がレオタードを着ているので、小さい頃はどっちがバレエで、どっちが体操か理解していなくて。
たまたま、バレエも体操も教えている教室を見学した日に、バレエだと思っていたのが体操だったことを知りました(笑)。後日、先生からお母さん連れておいでと言われたので、連れてきたら、なぜか体操のほうに入れられたんです。

———勘違いから始まったんですね。

秋元:そうなんですよ(笑)。今になってみると、バレエよりもこっちを選んでいたよかったなと思っています。

———高校生の頃は体操一筋?

秋元:はい、一筋でした。こっそり自主練習したり先生に教えてもらっていたりしました。

———大学への進学は考えなかったんですか?

秋元:そうですね。部活がすごく厳しかったので、大学に進学するより、専門学校のほうがいいんじゃないかと。

指導者として、生徒の模範にならないといけない

———このお仕事の大変なこととやりがいがあるところはなんですか?

秋元:大変なところは、いくら自分が体調悪くても、笑顔で元気なエネルギーを持って指導していかないといけないところです。私が風邪を引いていようが、二日酔いであろうが、体調不良のときでもみんなを引っ張っていかなければならないというとこと。

健康面では、指導者であれば一般の人よりも健康や体力や見た目に気を使わないといけないと思います。
例えば、体操の先生がメタボだったらダメだと思うんですよ。
体のラインもくびれていないと、生徒がついてこない! そういうところもしっかりと考えていくことも大変なことだと思います。

この仕事のやりがいは、夢があることです。例えば、青年の方、もしくは中高生の方々の、「子供のときにやりたかったこと」の夢の後押しができるんですよね。今まで後ろ向きだった人たちが、何かやってみよう、目指してみようと前向きになれば、すごくうれしいですね。

———インストラクターになるのはやっぱり運動神経がないとダメですよね?

秋元:運動神経は何歳になっても鍛えられると思っています。
もしなりたいという気持ちがあるなら、自分を変えるつもりでやってみるのはいいと思います。挑戦なので、時間はかかるかもしれないですけど……。

———最後に、インストラクターを目指す子達に向けてアドバイスお願いします!

秋元:インストラクターの資格はたくさんありますが、今後は資格がないと教えることを禁止されてしまいます。なので、資格を取らないとインストラクターにはなれません。
資格を取るためには、教科書を読まなければいけない。
となると、漢字だったりの「一般教養」と呼ばれる学力が身についていないといけないです。筋肉バカだけではインストラクターになれないので、ちゃんと勉強しておいてね!ってことを伝えたいです(笑)。

———ありがとうございました。

「やりたいこと」はいつどこで、どんな出会い方をするのかなんて誰にも分かりません。本当にやりたいことは、目で見て、肌で感じない限り見つけることも難しいでしょう。今、心と体の健康をつくっていく仕事に興味を持っている方は、秋元さんのお話のとおり、「一般教養」を学んでおくと良いのではないでしょうか。

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「殺陣師・アクションスーパーバイザー」
はこんな仕事です

映画や芝居、とくに時代劇の刀や槍などの武器を使い、本当に闘っているように見せる仕事。台本を見ながら、どんなシチュエーションでの立ち回りなのか、格闘シーンの振り付けを担当。監督の演出イメージや俳優側の要望を取り入れながら、全体をプランニングしていく。ミスによって大きなけがをしてしまう場合があるので、基本的な技術と十分な注意力が必要。ハリウッド映画では、アクションスーパーバイザーとも呼ばれる。乱闘シーンを指導し、演出するだけでなく、安全な撮影展開のための総合的なアドバイスも行っている。

「殺陣師・アクションスーパーバイザー」について詳しく見る