「役に立たない」と思われがち!? 哲学を勉強することで得られること

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「役に立たない」と思われがち!? 哲学を勉強することで得られること

2016.07.29

提供元:マイナビ進学編集部

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「役に立たない」と思われがち!? 哲学を勉強することで得られること

文系理系に限らず、大学で学べる学問はさまざまなものが存在します。しかし、なかには将来の仕事や実学になかなか結びつくイメージがないものも。たとえば、人生の根本にあると思われる“原理”を究めていく「哲学」。哲学を学んで得られたものはなんでしょうか。哲学科卒業生に聞いてみました。

この記事をまとめると

  • 哲学的な考え方は人生において役に立った
  • 哲学を学ぶことで自分と向き合えた
  • 教授や同級生など、人との出会いも大きい

人生において役立った!

「高校生のころ、人間関係とか進路のことで悩むことが多かった。そんなとき倫理の授業で哲学について学んで、ものすごく心が救われた記憶がある。そこで迷わず大学では哲学科を選択。卒業した今は、哲学の知識が仕事に役立っているわけではないけれども、あのとき学んだことは人生の役には立っていると思う」(28歳/女性)

「哲学を学んだことで、あらゆる物事に対して考えるクセがついたと思う。たとえば仕事で悩んだときや、人間関係で困ったとき。原因をしっかり分析するスキルは哲学のおかげで身についた」(26歳/男性)

哲学を学ぶことで論理的な思考力を養われます。問題が起きたときの考え方や解決の仕方を考えることは、どんなときにも必要なスキルですよね。

自分と向き合えた

「ゼミで『我思う、ゆえに我あり』という有名な命題について議論したことがある。一体『我というのはなんなのか』という答えも存在しない問いに、みんなであーでもない、こーでもない、と意見を出し合ったのがとても楽しかった。哲学を学んだからこそ、自分という存在についてとことん考えることができた。その経験はかけがえのないものだと思う」(26歳/男性)

「就職活動をするとき、自分がどんなことがしたいのか『自己分析』をするのが一般的だけど、哲学科は自己分析を4年間やっているようなもの。哲学という壮大なテーマに向かって、自分がどのように考えるのか突き詰めることができた大学生活だった」(27歳/女性)

哲学を通して、自分という存在について考えたという声も。多感な大学生時代に自分と向き合えた経験は、大人になってからでも大切なことだといえそうです。

人との出会いが大きい

「哲学専攻は、教授を含めて変わった人が多かった。私にとって、いろいろな人との出会いはとても刺激的だった」(24歳/女性)

「『どんな出来事も哲学を学ぶうえでは大切な経験になる』と、同級生から言われたことが忘れられない。そのころ、大学に行く意味も見出せず、授業もサークルもサボってばっかりだった。真面目な同級生からのその言葉は、今の自分も肯定してくれたような気分になった」(27歳/男性)

たしかに哲学を勉強する人は、哲学者のように少し変わったタイプが多い印象があります。哲学の道に進んだからこそ生まれた出会い。他の道を選んでいたら得られないものでしょう。


大学では必ずしも仕事に直結することを勉強したほうがいいかというと、それはまた違うもの。一つの命題について、徹底的に考え抜くことができる哲学の世界では、知識よりもその過程が大切です。その経験は実学ではなくとも、将来役に立つもののようです。

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

「文学・歴史・地理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「哲学」
はこんな学問です

哲学は、古代ギリシア時代には学問全般を指していたが、近代に入って学問が専門分化していくなかで、あらゆる学問の基礎となる学問、世界や人生の根本となっている原理を探究する学問として位置付けられるようになった。また、哲学という学問には、もう一つの領域がある。それはヒンドゥー教・仏教の思想から生まれたインド哲学、儒教・道教などの思想から成り立つ中国哲学のように、アジアの世界観や人生観・自然観から育まれた東洋哲学である。

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