都市公園数ダントツ1位なのは東京! 公園面積も1位? 

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都市公園数ダントツ1位なのは東京! 公園面積も1位? 

2016.07.27

提供元:マイナビ進学編集部

都市公園数ダントツ1位なのは東京! 公園面積も1位? 

東京には緑が少ないと言われますが、実際のところはどうなのでしょうか? 興味深いデータを元に、意外な事実や東京の緑地化に関する取り組みについて調べてみました。公園の役割についても考えてみたいと思います。

この記事をまとめると

  • 都市公園数は日本一なのに都市公園面積は最下位
  • 都市公園は、国営公園・都立公園・区市町村立公園に分けられる
  • 首都東京の防災機能を高めるためにも、公園や緑地の整備は必要

都市公園数日本一は東京!?

2013年度の統計によると、都市公園数1位は、ダントツで東京です。指標値でも東京は570.99カ所、2位の神奈川の指標値は498.31カ所と、その差は歴然としています。決して広いとはいえない面積の東京なのに、都市公園数1位というのは、意外な結果と思った方も多いのではないでしょうか? 都市公園数が日本一ということは、統計からもわかります。
では、都市公園面積はどうでしょうか。なんと一気に47位! つまり全国最下位です。
都市公園数が1位かと思えば、かたや都市公園面積は最下位という結果に。ちなみに都市公園面積数の1位は、北海道です。広大な敷地に見合う結果と言えるでしょう。公園面積は、公園数に比例するわけではありません。公園数が多いからといって、緑が多いというわけではないのです。

都市公園とは

そもそも都市公園というものは、何を定義しているでしょうか? 東京都における都市公園は、計8,031カ所で約5,807ヘクタール。その内訳は、国営公園(2カ所)、都立公園(81カ所)、区市町村立公園(7,948カ所)と圧倒的に多いのが、区市町村立公園です。家の近所に、小さな公園があるのを見かけた人もいると思いますが、おそらくそれが区市町村立公園です。東京にはあのタイプの公園が圧倒的に多いので、都市公園数1位になったのでしょう。公園と言うと、子供の遊び場のイメージがある方もいるかもしれません。もちろん、それもそうなのですが、公園にある植物は大気を浄化したり、災害時の大勢の都民の避難場所として使用するためにも、都市公園は必要なのです。

緑地化に関する取り組み

平成18年策定(平成23年12月改訂)の「都市計画公園・緑地の整備方針」では、東京並びに区市町は、「防災」の視点を重視しています。いざというとき、避難場所や防災時の救出・救助の活動拠点として活用できるのが「公園」と言えるでしょう。皆さんの家の近くにも、避難場所に指定されている公園がきっとあることと思います。
現在東京では、首都東京の防災機能を強化するため、都内の公園の防災機能を高めると同時に、緑地の整備促進に取り組んでいます。都区市町全体で154カ所、433ヘクタールの優先整備区域を設定しました。特に、環状七号線周辺の防災拠点となる公園を重点的に整備しています。優先整備区域がすべて整備されると区部において約22万人分の避難場所が確保されるので、都市公園数が日本一というのも納得ですね。
公園は、子供の遊び場であると同時に、いざというとき私たちを守ってくれる防災公園でもあることがわかります。

そして、「温暖化対策」という面においても、公園は重要な役割を果たしています。大都市では、ヒートアイランド現象が深刻な問題となっています。これから暑さがさらに厳しくなると、都民の生活環境に大きく影響するのは避けられません。この現象を緩和するために、公園を整備したり、ビオトープ、農地の整備、屋上緑や壁面緑の整備のほか、打ち水やクーリングスポットで熱環境を改善するなど、さまざまな取り組みを行い、水と緑のネットワークを作ります。公園の整備をすることが温暖化対策につながるのです。

さまざまな環境問題は、私たちが生きていく上で避けては通れないもの。しかし、このように地域をより自然豊かにすることで、環境問題の改善だけでなく防災の意識を高めているのですね。もし、環境や生態系のメカニズムや都市が抱える問題などを学びたいのであれば、環境学部をオススメします。環境学部では、そうすることで、より地域や自然への愛着が深まるかもしれませんね。


政府統計
(統計でみる都道府県のすがた2016 「居住」データ内、都市公園数を参照)
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001068040&cycode=0
東京都都市整備局
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/seisaku/kaitei_koen_ryokuti/
東京都建設局
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/park/tokyo_kouen/index.html
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/crd/daisei/mizumidori/002_aim.pdf

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「環境学」
はこんな学問です

人と地球環境の密接な結び付きを理解し、自然科学と人文・社会科学の知識を合わせ、人が自然と共存し、持続可能な発展をめざす学問である。個別の研究テーマは多岐に分かれており、人と自然を一連のシステムと捉えて環境問題の解決策を研究する「環境システム学」、主に都市と自然と人の調和を図る建築・インテリアを研究する「環境デザイン学」、複雑化する地球環境に対応するために地理学・環境生態学・情報科学を駆使する「地理学」などがある。

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