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数学を得意にするたった1つの方法とは!

2016.07.15

提供元:マイナビ進学編集部

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数学を得意にするたった1つの方法とは!

みなさんの中には、「主要3教科の中でも、数学が一番苦手……」という人も多いのではないでしょうか。授業をしっかり聞いているのに、自習もこなしていているのに、どうしても成績が上がらないという人もいるかもしれません。数学に対して、なかなか苦手意識が拭えない人は、一体どうすればいいのでしょうか?

今回は悩める高校生のために、オンライン学習塾「アオイゼミ」で数学を教えている中塚祐太郎先生から「数学を得意にする方法」について教えていただきました!

この記事をまとめると

  • 数学が苦手な人は、小・中学校の単元まで立ち返って勉強するのも一つの手段
  • 「考えることを楽しむ」のが大事。考え方を理解すれば、解き方も忘れづらくなる
  • 数学を勉強すれば、筋道立てて物事を考える癖がつく

数学を苦手に感じちゃうのは、どうして?

「基本に立ち返って取り組んでみると、理解を深められるだけでなく、もっとシンプルに考えられることにもつながる」と話す中塚先生

「基本に立ち返って取り組んでみると、理解を深められるだけでなく、もっとシンプルに考えられることにもつながる」と話す中塚先生

――数学は難しくて、なんだか苦手……と感じる人に、おすすめの勉強方法はありますか?

中塚先生(以下、中):私がおすすめしているのは、まずは自分が最初に苦手だと感じた部分、つまり、つまずいてしまった単元まで立ち返って、勉強をやり直してみるということです。難しく見える問題でも、基本に立ち返って取り組んでみると、理解を深められるだけでなく、もっとシンプルに考えられることにもつながるからです。

場合によっては、小・中学校の単元にまで立ち返ってもいいんです。例えば、中1で習う「比例」、中2で習う「1次関数」、中3で習う「2次関数」、高校の数Ⅰで習う「2次関数(発展)」は、それぞれの単元内容がつながっています。数Ⅰが始まって、いきなり数学ができなくなる人は少なくて、大体、中1や中2の段階でつまずいてしまっていることが多いように思えます。

それならば、難しいことを難しいままやるのではなくて、簡単に感じるところまで戻って取り組んでみればいいんです。最初は時間がかかると思いますし、「高校生にもなって、中学校の勉強なんてやってられないよ」と思うのも当然だと思います。でも、遠回りに見えても、定義や定理などについて、一つひとつ深く理解していくことこそが、数学を得意にする近道。自分がストレスを感じずに勉強できる単元まで立ち返ってみると、数学の勉強の取り組み方もきっと新鮮に感じるはずですよ。


――基本に戻る際は、具体的にはどんなテキストを使えばいいですか?

中:数学は、定義・定理さえ分かってしまえば、すべての問題が理解できるので、私は何よりも「教科書」が役立つと考えています。どんな入試であれ、テストであれ、教科書からはみ出た範囲のことは出題されませんからね。

もちろん「参考書」にもいい部分があります。教科書の内容をちょっと抽象的だと感じてしまう人でも、参考書の解説を通じて、問題として改めて問われることによって、物事のポイントが分かりやすくなることもあるからです。例えば、『y=3x』『y=3x+2』というグラフがあったとして、関数の知識が身についていれば、これらがどのように平行移動したのか、2つのグラフの共通点や規則に気づきやすくなるのではないでしょうか。

数学を得意にするには、「考えることを楽しむ」のが大事!

――数学を得意にするためには何が大事ですか?

中:数学は「考える」教科です。だから、「考えることを楽しむ」ことが一番大事だと思います。楽しむためには、例えば、「ナンプレ」「数独」のようなゲームから始めてみてもいいですし、数学の問題をクイズのように向き合ってみるのもいいと思います。これらをやっている内に考えること自体が楽しくなって、実際に数学の問題を解く楽しさを実感できることも多いんです。

――では、「考える」ことについて、詳しく聞かせてください。

中:数学の問題を解く時には、「考え方の筋道」を理解することが大事です。例えば、分数の問題で、

「2a+5/6」 → 「a+5/3」

(分母の6と、分子の2aを「2」で割っている)

と、誤って約分してしまう人がいます。そして、この場合、「なぜ、約分ができないか?」を説明できない人が意外と多いです。

分子と分母は、同じ数でかけたり割ったりできるという原則があります。そのため、上記の式が約分できないのは、「2a+5/6」の、分子の5が「2」で割れないから、ということになります。

このような理屈を理解していないと、約分をする時のミスにつながってしまうんです。「なぜ、この解き方が成り立つのか?」といった考え方の筋道を理解すれば、解き方を忘れてしまうことも減るはずです。

数学の魅力は達成感が得やすいこと、そして「世界共通の言語」であること

――先生は、数学の魅力はどんなところにあると思いますか?

中:数学は、解いている時に、「できた!」という実感が得やすい教科だと思っています。例えば、英語の文法問題だったら1~2分で解けることもありますけど、数学は1つの問題に30分とか40分とかかかることもありますよね。だから、一問一問が解けた時の達成感は大きいと感じますね。

あとは、数学を勉強すれば、物事を筋道立てて考える癖がつくのも魅力的です。そして面白いのは、数学では、一つの数式を理解するということは、世界各国のどんな人でもみんな同じです。他の科目では、学び手の文化や言語によって解釈が分かれることもありますが、例えば、「三平方の定理」の式を見れば、誰でも「直角三角形の場合に、この式は成り立つ」ということが分かります。数学は、「世界共通の言語」なのだと思います。ぜひ苦手を克服して、その魅力に気づいてもらえるとうれしいです。

――ありがとうございました。

数学が苦手だけど、力を伸ばしたいと考えている人は、まずは中塚先生の「小・中学校の単元まで立ち返ろう」というアドバイスを取り入れてみてはいかがでしょうか。自分が理解できる範囲の問題を解けば、「できる」という自信をつけることもできます。その内に、数学本来の魅力である「考える」ことの楽しさにも気づけるかもしれませんよ!