大人気♡<原宿駅前ステージ>総支配人に聞いた! 「輝く女の子」になる方法
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劇場<原宿駅前ステージ>で、歌やダンスなどのパフォーマンスで観客を魅了する総勢39名の女の子たち「原宿駅前パーティーズ」。彼女たちの公演は、ほぼ毎回立ち見客がでるほど大人気! 劇場のオープン以前より彼女たちを見守り、育ててきた1人でもある<原宿駅前ステージ>の総支配人・田代 雅裕さんに、彼女たちの成長の軌跡やステージの裏側、そして彼女たちのようにステージに立ちたい人へのアドバイスなどを伺いました。
この記事をまとめると
- 実際にステージに立ったことが、明確な夢を持つきっかけに
- 物事を上達させるためには実践を重ねることが大事
- 歌手や女優になりたい人へのアドバイスも
100回の練習より1回の本番がメンバーを育てる
――「原宿駅前パーティーズ」のメンバーが、夢や目標をしっかり持っていることが印象的でした。もともと夢を持っている子が集まったのでしょうか?
メンバーのなかには街でスカウトされてグループに入った子も多いのですが、そういう子は最初は漠然とした夢しか持っていなかったと思います。レッスンを積み重ね、ステージに立つようになってから、より自分がやりたいことが見えてきたのではないでしょうか。
――ステージをきっかけに、夢が明確になったのですね。他にはどんな変化がありましたか?
ステージは一部ランウェイになっているので、そこに立つと周囲360度から視線を浴びることになります。必然的に油断ができなくなるのでしょう。周りにいるスタッフも驚くほど、みんなきれいになりました。また、最初は引っ込み思案だった子も、どんどん自分をアピールできるようになった。100回練習するよりも、1回本番を経験した方がより速く成長する、というのが僕の実感です。
――公演中、メンバーが1人でトークするシーン(企画名「レインボートーク」)がありましたね。あれはかなりハードルが高いのでは?
ハードルが高いことは承知のうえで、あえてやらせています(笑)。実践させないと彼女たちのトークスキルも上達しません。最終的にはテレビにも出られるようなタレントに育てたいと考えているのですが、そのためにはトークスキルを磨かせることは必須なんです。
やりたいことがあれば遠慮せず、早く行動を
――メンバーのうち街でスカウトした子も多いとのことでしたが、どんなことを基準に声をかけられましたか?
見かけた瞬間にぴんときた子に声をかけました。原宿の竹下通りでスカウト活動をすることが多いのですが、人でごった返したあの通りにいても、目立つ子は目立つんです。そういう子は定期的にはいないもので、まる一日通りに立っていても誰にも声をかけない日もあります。
――「原宿駅前パーティーズ」に入りたい、もしくはモデルや歌手になりたい子はどんなことをすればいいですか?
モデルや歌手、女優には誰もがなれるわけではありませんが、芸能界を目指している子は、できるだけ早く事務所やレコード会社に売り込むなど、具体的な行動を起こしてほしい。やりたいことに対しては遠慮してはいけないと思いますし、自分の素質は早めに知ったほうがいいでしょう。歌手志望で売り込んできた子が、女優としての素質を見出される、といったパターンもありますし、本当に向いていなければ、次になにをやるか考えることもできますから。前に進む行動力が、将来を決めるカギになると思います。
田代さんいわく、ステージを通してメンバーの意外なキャラクターや特技を発見することも多々あるとのこと。メンバーにとって同劇場は夢をつかんだり、活躍の場を広げるチャンスの場でもあるのでしょう。また、彼女たちのようなキラキラと輝く女の子に憧れる人は、できるだけ早めに行動を。そうすることで、新たな自分の可能性が見えてくるはずです。
【取材協力】
<原宿駅前ステージ>総支配人・田代 雅裕さん
この記事のテーマ
「音楽・イベント」を解説
エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。
この記事で取り上げた
「イベントプロデューサー」
はこんな仕事です
街中でのサンプル配布から国内外の参加者が集う音楽祭、博覧会、国際会議まで、依頼主の意図や予算、ターゲットに応じたイベント・催事を運営する仕事。会場やブースの決定、設営、広報活動など、イベントが計画通りに進行するよう、多くの業者やスタッフの指揮を執るため、交渉力や統率力、問題解決能力が求められる。制作会社により得意分野が限られる場合もあるが、最初はアシスタントとして実務経験を積み、「スポーツイベント検定」取得や「JEPCイベントプロデューサー」認定によりキャリアアップを図る方法もある。
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