【職人に聞く!】 工事現場に欠かせない存在! 鳶職(とびしょく)ってどんな仕事?

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【職人に聞く!】 工事現場に欠かせない存在! 鳶職(とびしょく)ってどんな仕事?

2016.07.07

提供元:マイナビ進学編集部

【職人に聞く!】 工事現場に欠かせない存在! 鳶職(とびしょく)ってどんな仕事?

皆さん、「鳶(とび)職」という仕事をご存知でしょうか? 「建設現場で働く人」というイメージで一括りにしてしまいがちですが、実は鳶職にはさまざまな職種があるんです。
そこで今回、解体の鳶職人として働くMさんに、鳶職の種類や仕事内容について伺ってきました!

この記事をまとめると

  • 鳶職の中にも、さまざまな専門分野がある
  • 大勢の人と接する仕事。コミュニケーション能力が必須。
  • 現場に入りやすいのが魅力の1つ。鳶職に興味がある人は積極的に現場参加を。

地域に密着した「町鳶」という頼れる存在

——鳶職の仕事内容を教えてください。

一口に「鳶職」と言っても、足場を作る鳶、鉄骨を組む鳶、電気工事を行う鳶など、さまざまな職人がいます。
私が働いている会社は「解体業」が主な仕事内容になります。
その他にも「町鳶」と呼ばれるような、地域に根ざした仕事の請け負いも行っています。

——メインとなる解体業の作業内容について教えてください。

鳶職は基本的に建設現場が職場になります。建物の工事を始める場合、既存の建物を解体し更地(さらち)にしなければ工事が行えませんよね。私の会社はこの「解体」を担っています。

このとき、建物を部分的に解体するのか全部解体するのかで作業内容は変わってきます。「床材を剥がすだけ」「端の柱を壊すだけ」といった部分解体の場合は、他の箇所に傷がつかないように細心の注意を払わなければいけません。そのため、粉塵(ふんじん)が散らないように養生したり、バールやハンマーなどを使い、手作業で丁寧に壊して行きます。
全解体の現場では今言ったようなことを気にしなくていいので、重機などを使ってバンバン壊していきます。

——さきほどおっしゃっていた「町鳶」の仕事にはどのようなものがあるのでしょうか?

言葉の通りで、町に根付いた仕事内容となります。「お店の外壁に塗装をしたいから足場を組んでほしい」といったように、大規模ではない個別の依頼をいただくケースが多いですね。他にも神輿の出し入れやお祭りの設営など、地域に根ざした仕事を依頼されることが多いです。

人との関係性を大事にしている業界

鳶職はどのような形で仕事に付く人が多いのですか?

僕の場合は親が町鳶として会社を経営していたので、自然と働くことになりましたね。他の会社の話にはなってしまいますが、今は求人誌に募集を出しているようなところも多いですよ。
とはいえ、基本的にこの業界は人づてで仕事に就いたり学生などの若い人がアルバイトから正社員になるケースが多いです。


——鳶職のやりがいを教えて下さい

作業を終えた後の達成感が一番のやりがいですね。
あと、スキルがある人間は一人で現場に行くことがあるのですが、そういった責任の重い仕事を任されるようになったときは、自分のスキルアップが感じられて嬉しい気持ちになりますね。体を使う厳しい仕事ですが、そういうときに「続けていて良かった!」と思います。

——大変な点はありますか?

工事の際に「騒音がうるさい」と言われてしまうのが心苦しいですね。防音をしたり工事の時間帯を考慮したりと、可能な限り迷惑をかけない工夫をしているのですが、どうしても迷惑をかけてしまう部分があるのでそこが大変な点です。

思いが成果に結びつく仕事。やる気がある人はどんどん上へ

——鳶職特有の楽しさなどはありますか?

現場で自分たちが行う作業は解体工事だけですが、建設関係の仕事は1つの建物が立つまでに多くの業者と関わります。
仲良くなると「あの現場をやったみんなで集まろう」という機会が生まれたりするので、人との交流の密さが特有の楽しさですかね。

あと、町鳶の仕事は地域貢献の色が強いので、「地域にために力を使うことができる」という喜びは仕事の楽しさに繋がりますね。


——鳶職に興味がある人は、どんな行動を起こせばいいでしょうか?

まずはバイトとして現場に来るのが一番だと思います。この仕事は現場で学ぶことが全てなので。
もうお分かりだと思いますが、鳶職は基本的に全ての作業が力仕事なので、若くて元気なうちに現場に来て、仕事に慣れた方が良いと思います。

どこの組織も、挨拶がちゃんとできて、教わったことを素直に受け入れることができる人なら大歓迎のはずです! 
元気が有り余ってる人はぜひ現場にきてください!

——ありがとうございました!


鳶職という仕事には、専門分野ごとに特化した作業があることが分かりました。
電気工事を扱う「送電鳶」など、専門学校で学んだ知識を活かして働いている鳶職人の方も大勢います。
「今はまだどこを極めたいか分からない」という人は、まずアルバイトなどで現場の雰囲気を感じ、作業の中で学びたいこと、極めたいことを明確にしてみてもいいのかもしれませんね。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「鳶(とび)」
はこんな仕事です

鳶は建設現場での高所作業を専門とする職人を指す。安全に効率よく高所作業が行えるように足場をつくり、クレーンで吊り上げた鉄骨の組み立てなど、危険を伴う高所での作業に取り組む。鳶の役割はいくつかの専門職に分けられ、その代表的なものとして、高所の作業現場での足場を組み立てる「足場鳶」、クレーンを使って鉄骨を組み立てる「鉄骨鳶」、機械など重量のあるものを組み立て、解体する「重量鳶」、橋や高速道路、ダムなどの工事を行う「橋梁鳶」などがある。

「鳶(とび)」について詳しく見る