気になる社会人にインタビュー! 第45回:キャンドルアーティストに聞いてみた10のコト!

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気になる社会人にインタビュー!
第45回:キャンドルアーティストに聞いてみた10のコト!

2016.07.14

提供元:マイナビ進学編集部

気になる社会人にインタビュー!
第45回:キャンドルアーティストに聞いてみた10のコト!

雑貨店で販売されている手づくりのキャンドル。押し花や貝が入っていたり、アロマの香りがついていたり、バラエティに富んだキャンドルが販売されています。このような、世界に一つだけの手づくりキャンドルをつくるキャンドルアーティストとはどういった職業なのでしょうか?

そこで今回は、野外フェスでの装飾も手がける「akarimo」代表の栗原基子さんにお仕事について詳しく教えてもらいました!

この記事をまとめると

  • キャンドル製作以外に、教室や空間装飾などの仕事もある
  • 資格は要らないが、ひたすら作品を作って自分の腕を磨くことが大事
  • 手を動かしてものづくりをしたい人にぴったりの仕事

キャンドル製作のほかに、野外フェスや結婚式での空間装飾も

「akarimo」の華やかなキャンドル

「akarimo」の華やかなキャンドル

Q1. 普段のお仕事について教えてください。

「私は普段、キャンドルアーティストとして、キャンドルづくりなどを行っています。キャンドルアーティストとしての仕事は大きく3つに分かれます。1つ目は、キャンドルを製作し、イベントなどで出店し、販売をすること。2つ目は、初心者でも楽しく学べるキャンドルのつくり方の教室を開くこと。3つ目は、野外フェスや結婚式などの会場をキャンドルによって彩ること(空間装飾)です」

Q2. 1日の大まかな流れを教えてください。

「平日とイベントの日で違いますが、大まかにはこのような流れになります」

・平日
08:00 起床
09:00 自宅内アトリエに出勤
10:00 作品製作
12:00 昼食
13:00 作品製作
19:00 夕食
20:00 メール返信やブログ更新、事務処理など
22:00 新商品の案出しなどの作業
00:00 就寝

・イベント出店時
06:00 起床
07:00 車に荷物をつめて出店場所へ移動
08:00 出店場所で搬入、売り場のセッティング作業
10:00 イベント開始、販売スタート
17:00 イベント終了、片付け
19:00 帰宅、片付け
20:00 売り上げの整理など
00:00 就寝

Q3. 現在のお仕事に就くまでに、どのような経験を積まれてきたのでしょうか。

「もともと趣味が多く、手を動かして何かをつくることが好きで、いろいろな経験をしました。キャンドルづくりは8年ほど前に趣味で始めたのがきっかけです。当初はキャンドルづくりの本や教室がほとんどなかったため、洋書を取り寄せて、つくり方を学びました。資格がなくてもできる仕事なので、あとはひたすら作品をつくって自分の腕を磨きました。少し職人っぽいところがありますね」

目の前で自分がつくったキャンドルを購入してくれる喜び

小さなサイズのキャンドルもある

小さなサイズのキャンドルもある

Q4. お仕事の中で、魅力ややりがいを感じるのはどんなときですか?

「今はネット通販もありますし、卸売などの販売方法もありますが、自分でクラフト市(手づくりのモノが並ぶイベント)や百貨店の催事(展示会や特別販売会)など、出店先を探して期間限定のお店を出すことがあります。自分で考えてつくった作品を、お客さまが手に取り、気に入って購入していただける事が、やりがいを感じている部分です。この喜びがあるのでやめられません」

Q5. お仕事に取り組む中で、大切にしていること、心がけている姿勢があれば教えてください。

「自分がほしいと思えるモノ、サービスを提供するということです。作品づくりの中で、時にはスランプに陥ったりもしますが、無理に製作を進めず、初心に戻って作業することを忘れないようにしています。また、とても小さい規模でのお仕事なので、フットワークは軽く、なるべくお客さまの希望に合わせたサービスをできるように努力し、『楽しいことはなるべくやる!』という精神で仕事に取り組んでいます」

Q6. お仕事の中で、一番の思い出や達成感のあったエピソードはなんですか?

「初めて空間演出をするきっかけになったアウトドアフェス『GOOUT CAMP』はいい思い出です。もともと会場内イベントのフリーマーケットでキャンドルを売るだけの予定が、運営者さんに声をかけていただいて、あるスペースをキャンドルで飾る機会をいただけました。そのときに反響があり、そこから少しずつ装飾のお仕事も増えましたし、キャンドルのよさを伝える活動に幅ができました。

逆に、今後につながる教訓となったできごととしては、あるデパートさんでワークショップ(体験型講座)をさせていただいたときに、こちらの管理不足で床を蝋まみれにしてしまったことがありました。掃除できる道具も持っていなくて大惨事でした。いろいろな環境で仕事をさせていただく機会があるので、事前にしっかりとリサーチして、事故のないように努めなくてはプロとはいえないと痛感しました」

自分のアイデアでものづくりを楽しめる人におすすめ!

キャンドルの火でムーディーな空間に

キャンドルの火でムーディーな空間に

Q7. キャンドルアーティストに向いている人や、キャンドルアーティストになるために必要な知識について教えてください。

「まず、ものづくりが好きな人。そして新しいアイデアを出すことが好きな人。キャンドルづくりは簡単にできることがいいところなので、この2つがあればいろいろなことにチャレンジできると思います。知識に関しては蝋など専用の材料や道具の取り扱い方を知る必要があります。今は書籍もたくさん出ていますし、スクールもありますので難しいことはありません。

私自身は、今まで、香りに関してはキャンドルの溶けた部分にアロマオイルを数滴垂らすというやりかたで、お客さまの好きなやり方にお任せしていました。でも自分でも香りの勉強をしてオリジナルブレンドの作品がつくれたらいいなと考えています」

Q8. お休みの日はどのように過ごしていますか?

「山登りをしたり海でコーミング(浜辺を歩きながら貝殻や流木を拾うこと)をしたり、自然の中にいることが多いです。作品づくりのヒントとして自然から得るものも結構ありますし、キャンドルの素材として貝や植物を使ったりもしています」

Q9. 高校時代はどのように過ごしていましたか?

「茨城県の水戸芸術館企画の『高校生ウィーク』という展覧会に参加していました。普段から芸術鑑賞は好きだったので休みの日はよく見にいったりしていましたが、キャンドルづくりの素材の組み合わせのセンスなどは、そういったところで培われたのかもしれません。

高校生のころに勉強して役に立たないことなんてないと思うので、なるべくたくさんのことに興味を持って勉強したほうが、大人になった時に得だと思っています。キャンドルアーティストという立場でいうと美術などはもちろんですが、ろうそくの燃える仕組みなどを深く理解・応用するためには化学の知識もあるといいと思います。それに、製作以外のすべての仕事も自分でしなくてはいけないので、経理作業(仕事上の支出や収入などの計算)のことも考えると数学も役に立ちます。とにかくなんでも勉強はしたほうがいいです! 今、私が高校生なら、キャンドルの需要が高い北欧などのキャンドルワークショップに参加してみたかったです」

Q10. キャンドルアーティストを目指している高校生へ向けて、一言メッセージをお願いします。

「キャンドルアーティストは地味な仕事もありますが、自分でつくったモノ、サービスで仕事ができるというのは格別だと思いますし、誇りの持てる仕事だと思います。まだ仕事としてもそこまで広がっていないので、いろいろな可能性に挑戦できると思いますよ! キャンドルアーティストの仕事に興味を持った人は、ぜひキャンドルづくりにチャレンジしてみてください!」

キャンドルアーティストという職業は、キャンドル製作以外にもイベントでの出店や空間装飾など、自分のやり方次第でいろいろな仕事があることが分かりました。ものづくりを楽しめるだけでなく、自分の作品を通してさまざまな場所や人と関われるのもキャンドルアーティストの醍醐味といえそうです。

キャンドルアーティストを目指したい、キャンドルづくり興味が湧いた人は、まずは雑貨屋さんなどで手づくりのキャンドルを実際に触ったり、購入して使ったりしてみて、キャンドルへの興味を深めてみてはいかがでしょうか。

【取材協力】
akarimo
http://akarimo.net
NPO法人キャンドル・アーティスト協会
http://www.candle-artist.org

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ロウソク職人」
はこんな仕事です

ロウソクには、和ロウソク、西洋ロウソクの2種類がある。原料や製造法にも違いがあり、和ロウソク製造では、今も昔ながらの技法が残り、職人の手で一本一本つくられている。代表的なものは、滋賀県の伝統工芸品「近江和ロウソク」や「会津絵ロウソク」「越前和ロウソク」などがある。昨今、和のテイストを好む風潮もあり、インテリアやギフトとしての需要が広がっている。この職に就くには、職人に弟子入りして修業を積むことが一般的。技術の会得に時間はかかるが、ほのかな明かりを楽しむ日本の伝統文化を受け継いでいく仕事だ。

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