どっちを選べばいいの!? 学校推薦型選抜と一般選抜のメリット・デメリット
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「大学に行く」と進路を決めてからも、考えなければいけないことはまだまだありますよね。指定校や公募制といった学校推薦型選抜と一般選抜では求められる能力も変わってきます。志望大学だけでなく、入試方法も早めに決まれば対策もとりやすいものです。そこで、それぞれのメリット・デメリットを入試経験者に聞いてみました。
この記事をまとめると
- 学校推薦型選抜は早いうちからの準備が必要になる
- 一般選抜は最後まで結果がわからないのがメリットでもデメリットでもある
- 大事なのは行きたい大学にいけるかどうか
推薦は早いうちからの準備が必要に
「学校推薦型選抜の場合、高校3年間の成績や結果が求められると思う。だからこそ、一般選抜の人と比べて早い段階から進路を考えて行動することができる人が向いている」(21歳/女性)
「高3になって、いざ学校推薦型選抜を狙おうと思っても、それまでの出席日数や成績があまりよくなかったため諦めざるをえなかった。やっぱり、真面目にコツコツやってきた人は学校推薦型選抜において強い。一発逆転タイプは一般選抜に絞ったほうがいいと思う」(24歳/男性)
学校推薦型選抜の場合、評定平均は常に気にしておかなければいけません。早い段階からの準備が必要になってきます。
一般選抜は最後までわからない
「私は学校推薦型選抜では成績が足りず、絶対に受からないと思われていた大学に合格した。一般選抜は最後まで結果がわからない。最後まであきらめずに勉強すれば志望校に合格することもできる」(24歳/女性)
「かわいそうだと思ったのが、友達が肺炎になってしまい第一志望の大学の試験を受けられなかったこと。どんなに万全の準備をしていても、突然のアクシデントが起こることもあるよなと思った」(27歳/男性)
最後の最後まで結果がわからないのが一般選抜のいい面でもあり悪い面でもあるのかもしれません。
大事なのは行きたい大学にいけるかどうか
「指定校推薦で大学に合格したのに、入学前に『やっぱり辞退したい』と言い出した同級生がいた。学校に推薦がきているものを辞退するのはまずいと思う。その大学に行くかどうか迷っているというのならば学校推薦型選抜は選ばないほうがいい」(21歳/女性)
「自分の成績で受かりそうなところの学校推薦型選抜で進学するとあとで後悔する人もいる。『一般選抜で受験していれば、もっと高いレベルの大学に行けたかもしれない』って私は心のどこかで思っているので……。自分の行きたい大学から推薦の枠があるというならば、もちろん迷わず推薦をオススメする」(24歳/男性)
学校推薦型選抜は、一度決めてしまうと後戻りできないことも。入試方法から選ぶ前に、まずは志望大学を先に考えたほうが間違いはないかもしれません。
大事なのは行きたい大学にいけるかどうか。そのために、自分に合った入試方法を選ぶのが肝心です。学校推薦型選抜と一般選抜とで差があるからこそ、自分にはどちらが合っているのか考えてみてくださいね。