狩猟をする“狩りガール”が急増中!? 高知県には、肉食系女子にぴったりのツアーがあるらしい?

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狩猟をする“狩りガール”が急増中!? 高知県には、肉食系女子にぴったりのツアーがあるらしい?

2016.07.12

提供元:マイナビ進学編集部

狩猟をする“狩りガール”が急増中!? 高知県には、肉食系女子にぴったりのツアーがあるらしい?

世の中のトレンドに敏感なみなさんは、「○○女子」や「○○ガール」といったワードを目にすると、とても気になると思います。

この記事をまとめると

  • 高知県で、“狩りガール”という言葉が注目されている
  • シカの解体を見学したり、「ジビエ料理」を実食したりできるツアーが人気
  • 「女性のための美食ジビエバーベキュー」にも多くの人が参加した

高知県の“狩りガール”って知ってる!?

そんな「○○ガール」の中でも、最近、注目を集めているのが「狩りガール」です。この狩りとは「狩猟」のことですが、古来から男性的なイメージがある「狩り」と「ガール」は、一見結びつかなさそうな言葉です。

狩猟やジビエ(シカ、ウサギ、イノシシなど、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉)の本場である高知県では、県外から客を呼び込む取り組みとして、県の地産外商公社が運営する架空の旅行会社「エクストリームトラベル社」が、「猟師になりたい“狩りガール”」というツアーを実施し、ネットなどで話題になりました。

シカの解体を見学したり、ジビエ料理を実食したりできるツアーが人気

地元の猟師・杉本さん

地元の猟師・杉本さん

まさに“肉食系女子”にぴったりといえそうなこのツアー。地元の猟師さんの狩猟に関する講義や、捕獲したシカの解体の様子を見学したり、ジビエ料理(狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を使った料理)を実際に食べることができるなど、日本の狩猟や自然環境について考える機会にもなる内容になっているようです。

“猟師を経験してみたい!”という発想自体、普段の生活の中からはあまり出てこなそうですが、どうしてこのツアーは実現したのでしょうか。そこで、「高知県庁観光政策課」の小松さんに質問してみました。

「かつお」「坂本龍馬」といった高知県のイメージを飛び越えたツアーを企画

高知の山々と狩猟の勉強

高知の山々と狩猟の勉強

――まず、「猟師になりたい“狩りガール”」はどんなきっかけから誕生した企画なのでしょうか。

「『エクストリームトラベル社』というのは、平成27年6月に誕生した架空の旅行会社で、ツアーは地元の旅行会社が造成・販売しています。『かつお』『坂本龍馬』といった高知県の一般的なイメージを飛び越えた”地元の人しか知らない高知の魅力を発見する旅”を提供することを狙いとして、次世代の旅行商品としてツアーが企画されました」(小松さん)

確かに高知県といえば、かつおや坂本龍馬、よさこい祭り……といったイメージが浮かんできます。しかし、もちろんそれだけではなく、高知は森林率84%と日本一豊かな森があり、そんな環境で育つシカやイノシシのおいしさが、これまでも愛好家の間で話題となっていたのだそうです。県外からでは知ることのできないこうした高知県の姿を知ってもらうためには、思い切ったツアーの企画が必要だったのですね。

「女性のための美食ジビエバーベキュー」も実施、多くの人が参加

ツアーでは、ジビエBBQの開催も

ツアーでは、ジビエBBQの開催も

――今までどんなツアーがありましたか?

「2015年11月に行われた『狩りガール』ツアーの第1弾に続き、2016年2月に行われた第2弾では、地元の猟師さんと一緒に実際にシカをさばき、調理するところまでを行いました。参加者には学校の先生も数人おり、ツアーでの経験を元に、子どもたちに『命の教育』の一環として伝えていきたい、と話す人もいましたね」(小松さん)

学校教育の一環に役立てようという先生もいるのですね。なるほど、自分の目で見たり手で触ったり、実際に体験したことを伝えることで、机上の勉強とは違う理解をしてくれるのかもしれません。小松さんによると、ツアー参加者の内訳は以下のようになっています。

「狩りガール・第1弾」参加者5名(高知4名、兵庫1名)
「狩りガール・第2弾」参加者10名(高知9名、東京1名)

年齢層は20代から60代まで幅広く、30代の参加者が一番多かったようです。また、友だちと一緒に参加する方もいたそうです。

そして、2015年11月に開催された「都会女子におくる!女性のための美食ジビエバーベキュー」には、高知から20名、愛媛から2名、東京からは5名が参加、合計27名が参加して行われました。このツアーに関していえば、カップルやグループでの参加が多かったとのことです。

夏休みには自然豊かな高知県でラフティングやカヌーなどが楽しめる

こうして見ると、意外と高知県内からの参加者が多いようですね。地元の女性にとっても、ジビエや狩猟に関することに触れるのは貴重な機会となっているようです。また、都会でもジビエ料理を食べられる店がありますから、そうした料理店でジビエの魅力を知り、こうしたツアーに参加する方もいらっしゃるのかもしれませんね。

――もうすぐ夏休みですが、高知県では狩りガールツアーのほかにどんな魅力的な体験ができるのでしょうか?

「夏休み期間中、では、夏をめいっぱい楽しむツアーが続々と登場します。日本最後の清流『四万十川』、日本一の水質を誇る『仁淀川』の大自然を舞台にラフティングやカヌーなどが楽しめます。“あなたが主役の高知旅”がきっと見つかりますから、ぜひWebサイト(※)をご覧ください」(小松さん)

高知県には、まだまだ魅力的なスポットがたくさんありそうですね。こうした地域に根ざした文化や伝統、自然環境を知ることにつながる学問は「社会学」です。社会学は、社会の仕組みや働きを解明する学問です。

「狩りガール」について詳しく知ることで、高知県で行われてきた狩猟や食文化が、どういった背景から生まれ、社会のなかでどんな役割を持っているのかを学ぶことができます。みなさんが住んでいる地域にも必ずある、その土地独特の文化を探求してみてはいかがでしょうか。

【取材協力】高知県庁 観光政策課

※エクストリームトラベル社
http://www.attaka.or.jp/kochi-extreme/


●参照
http://kari-girl.com/
http://www.gibier.or.jp/gibier/
https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/6054

この記事のテーマ
社会学・マスコミ・観光」を解説

あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。

「社会学・マスコミ・観光」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「地域社会」
はこんな学問です

国内外の都市部・農村部を問わず、地域社会の問題にアプローチし、実証的な調査・研究を行う学問。大きく分けると、2つに分けられる。一つは、地域行政のあり方を問い直し、地域住民・地元企業との連携を図って問題を解決する方法を探る地域行政学。もう一つは、グローバル化による急激な変化から地域の文化遺産を意識的に守り継承していく方法について研究する地域文化学である。2つは別々の学問ではなく、同じ問題意識を行政と文化という別の視点から考察している。

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