バラエティ番組やドラマづくりに挑戦!? テレビ業界体験って、どんなことができるの?
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現代ではパソコンやスマホを使う人が増えていますが、今も昔もテレビは生活の中になくてはならないものですよね。小さいころから見てきたテレビの中の世界に憧れて、「将来はテレビ業界で働きたい!」と考えている人もいるのではないでしょうか。
この記事をまとめると
- マスコミ・放送系の学校では、テレビ番組の制作体験ができることもある
- バラエティ番組のADとなって、カンペを出す体験授業もある
- 映像編集の体験では、番組完成までの過程を体験できる
憧れのテレビ番組を自分の手で制作することができる!?
そんな人におすすめなのが、マスコミ・放送系の学科がある学校のオープンキャンパスや体験入学です。多くの学校で、普段なかなか体験できないマスコミ業界やテレビ番組の制作を体験できるのが魅力となっているようです。
いつもみなさんが楽しみにしているバラエティ番組などがどうやってできているのか、知りたくはありませんか?
模擬バラエティ番組のADとしてカンペを出す体験ができる学校も
マスコミ・放送系の学科がある学校で行われている体験入学では、学校によって、テレビ番組が制作されるまでの流れや、制作するために必要なもの、テレビの業界で使われている専門用語など、テレビ番組制作の仕事にまつわる授業が座学として行われているところがあるようです。
大好きな芸能人と同じ現場で仕事をできるようになるには、どんな仕事をする必要があるのか、自分に向いているテレビ業界の仕事とは、といった内容を、人気番組の現場で働く業界人を講師に迎えてレクチャーしてくれる学校もあり、より具体的にテレビの仕事を知ることができるようです。
テレビ業界について基礎的な授業を受けたら、今度は実際に番組制作を体験することもできるようです。例えば、お笑い芸人が多数出演している人気バラエティ番組を模した番組を通しての体験では、AD(アシスタントディレクター)としてスケッチブックを持って出演者へのコメントや流れを支持するカンペ(カンニングペーパー)を出してみたりします。テレビでもたまに映るADさんの仕事を実際にやってみるのは、ドキドキしそうですよね。
また、番組を撮影するビデオカメラを使ったカメラワークや、複数のカメラを切り替える「スイッチャー」を使って、テレビ番組の制作スタッフを体験することができる学校もあるようです。自分でカメラを構えて出演者を撮ってみたい人や、生放送などのときに瞬間的にスイッチを切り替えることで番組の一番面白い瞬間を映すスタッフの仕事に興味がある人には貴重な機会になりそうです。
さらに、テレビ番組を制作する上で欠かせないものとして、「編集」の仕事を体験できる場合もあります。映像の素材を使い、プロ用の専用機材を駆使して番組が完成するまでを実際に手掛けてみることもできるようです。
情報コンテンツを扱う仕事をするために、知識を身に付けよう
こうしたテレビ制作の体験に興味がある人は、「マスコミ学」を学んでみるといいでしょう。マスコミ学は、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットをはじめとするメディアを使って伝えられる情報コンテンツを扱う仕事をするために身に付けておくべき知識とスキルを学ぶ学問です。
マスコミ学を学ぶことで、これまでとは違うテレビの見方をすることができ、将来の夢に近づくことができるかもしれません。テレビの世界に興味があるなら、ぜひオープンキャンパスや体験入学に足を運んでみてくださいね。
この記事のテーマ
「社会学・マスコミ・観光」を解説
あまり共通性のないように思われる3分野ですが、じつは密接な関係があります。観光業界にとってマスコミは「広報」そのものです。マスコミの存在なくして観光業界の発展はないでしょう。もともとマスコミは商品を情報化するために社会学を重視しています。社会が求めている漠然としたニーズを精査し、わかりやすいイメージとして変換して提供するのです。今後、観光業などにおけるマスコミの存在はますます大きくなるはずです。
この記事で取り上げた
「マスコミ学」
はこんな学問です
主要5媒体ともいわれるテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネットをはじめとして、あらゆるメディアを使って伝えられる情報コンテンツをつくるために身に付けておくべき知識とスキルを学ぶ。メディアの現場で活躍するスペシャリストが講師となることが多い。授業の内容も実際の撮影施設や編集機材などを使って行われる。業界に入った際にも、すぐに現場で役に立つように、実践重視の授業内容になっている。
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