りんご飴マンが行く!  津軽のお仕事取材レポート 〜WEBコンサルティング編〜

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りんご飴マンが行く!  津軽のお仕事取材レポート 〜WEBコンサルティング編〜

2016.07.05

提供元:マイナビ進学編集部

りんご飴マンが行く!  津軽のお仕事取材レポート 〜WEBコンサルティング編〜

やぁ、今を生きる高校生のみんな、りんご飴マンだよ。

みんな、インターネットは好きかな? りんご飴マンは三度の飯より好きだよ。いつも自分がネット上でどんな評価をされているか知りたくて必死に名前を検索するんだけど、びっくりするくらい話題になってなくてそっとパソコンを閉じるんだ。

ということで今日はそのパソコンを駆使してお仕事をしている、津軽のWEBコンサルティング会社の若手社員さんを取材してきたよ! 

この記事をまとめると

  • コンサルタントとは相手の相談役であり、問題解決のパートナー
  • 信頼関係を築くためには、相手の立場で物事を考えていくこと
  • 無駄な経験など1つもなく、すべては将来に繋がっていく

 

お話を聞かせてくれたのは三上 花奈江(みかみ かなえ)さん(28歳)。

――三上さん、今日はよろしくお願いします。

三上:はい、よろしくお願いします。

WEB未開の地・青森のコンサルタントとして求められる「伝える力」

――いきなりですが、「コンサルティング」ってどんな仕事なのでしょう? ハイパーメディアクリエイターくらい、ぼんやりと意味は分かっているつもりなのですが。

三上:いろいろな考え方があると思うのですが、例えば商品を売りたい、商品を広めたい、ブランド化させたいなどの「お客さんのやりたいこと」を理解して、伝えきれない部分を汲んで、分解して、伝わるように手伝ってあげるお仕事がコンサルティングだと私は思っています。

――お客さんの相談役であり、問題解決のサポートをするお仕事なのですね。その中でも、領域はWEBということですよね。なぜWEBなのですか?

三上:コンシスという会社は「WEBで地域に貢献する」ことを社是(しゃぜ)にしているのですが、まだまだ青森県はビジネスシーンにおいて、WEBが使われていない現状があります。だからこそ、WEBを理解してもらい、有効に活用するためのお手伝いを行い、少しでも地域のWEB産業発展に貢献することができればと思っています。

――具体的にはどんなお仕事をするのでしょうか。

三上:私はクリエイティブ事業部というところに所属しており、主にホームページの制作や、デザインに関する仕事を担当しています。他にもサイトに載せるための写真撮影や、印刷物(ポスターやチラシなど)の制作などお客さんの要望に合わせて様々なお仕事がありますね。

――どのような業種のお客さんが多いのですか?

三上:えーと、民間企業や行政などのお仕事ももちろんありますが、個人事業主さんも多いですよ。

――個人事業主さんって、まさかりんご農家さんとかですか?

三上:そうです。農家さんのホームページを作ってりんごの通販を始めるお手伝いをしたり、段ボールの中に入れるパンフレットの制作をしたりと、WEBを使った販売促進のお手伝いをしております。

――りんご農家さんもWEBを駆使して販売する時代なのか…。

――単刀直入に聞きますが、青森でWEBのお仕事をするのって難しくないのですか? 東京みたいに仕事でWEBを使うのが当たり前ではない環境で、スムーズに話が進まないことだってあると思うのですが。

三上:確かにそれはあるかもしれませんね。まず、ホームページを持っていない企業さんや個人事業主さんも多いですし、持っていてもかなり古く、作りがすごいことになっていることも……。WEBにお金をかける文化があまりないので、「そんなことでお金がこんなにかかるの?」 と驚かれることも珍しくありません。東京と青森でのWEBに投下する予算の違いはもちろんありますが、内容によっては費用が発生すること自体納得いただけない、というケースもあります。

――そんな環境の中で、どうやってお客さんと信頼関係を築くのですか?

三上:うーん、まずは相手の立場に立って考えていくことだと思います。WEBに対しての知識の少ないお客さんが多いので、まずは分かってもらえるように噛み砕いて伝えていく。WEBという手法を正しく使うことができれば、お客さんのやりたいこと、伝えたいことがきちんと伝わっていくんだよと。その上で、結果を出すための準備を進めていく。そうした小さな実績を積んでいくことが重要だと考えています。

ナースからデザイナーへ。趣味から始まったWEBへの興味

――三上さんは元々インターネットに興味があって今の会社に入ったのですか?

三上:いえ、全然興味なかったです……。

――あれ? ちなみに前職は何をやられていたのですか?

三上:看護師です。

――!? 看護師って、つまりナースですよね。ナースのお仕事ですよね。ナースコールを押したら三上さん来てくれるんですか?

三上:はい、行ってました(笑)。

――看護師からWEBコンサルティングって、すごい経歴ですね。どういう経緯だったのか、是非お聞かせいただけますか。

三上:地元の大学卒業後、県内の大きな病院に看護師として就職しました。仕事として安定しているイメージがあったし、親を安心させたいという気持ちもあり……。約6年半勤めていましたね。

――そこからなぜコンサルティングの道に……。

三上:実はバンドを学生の頃からやっていまして、宣伝用にホームページを作ってみたのがキッカケです。まるで初心者だったのでパソコン教室に通いながら作ったのですが、もうすごく楽しくて、これを極めてみたいって思いました。そんな時に音楽をやっている先輩から今の会社を紹介してもらい、入社することになりました。

――趣味の活動が仕事に繋がったのですね。実際に仕事をしてみて、いかがですか。

三上:もちろん楽しいは楽しいのですが、それだけじゃダメだと学びました。自分がカッコイイと思うものを作るのではなく、お客さんが求めているものを具現化する仕事なので、相手の気持ちが汲みとれなかったり、技術的にわからなかったりすることも多くて。ただ、最初から完璧なものを提供することは難しいと思っているので、そこはもう日々勉強することと、何度もお客さんとコミュニケーションをとりながら良いものを作っていくしかないのかなと。

――苦しいときもあるかと思いますが、やりがいを感じるときはどんなときですか?

三上:お客さんから感謝されたときですね。「丁寧に作ってくれてありがとう」と言ってもらえると、この仕事をやっていてよかったなと思います。あとは、やっぱり自分が作ったものが世の中に出ることは嬉しいです。

誰かの専門家になるための「経験」

――高校生のときは何かやりたいこと、ありましたか?

三上:なかったですね(笑)。ただスポーツはよくやっていて、高校のときはソフトボールと、あと空手をやっていました。

――空手!? 失礼ですがそんな風に見えないです。手芸部かと思ってました。

三上:強豪校だったこともあって、東北大会に行ったこともありました。練習で技の名前とか大声で叫んでましたね。

――そして大学からはバンドと、色々なことをやられていますね。そんな三上さんから、今の高校生に向けて何かメッセージがあればお願いします。

三上:若い時に何でも、本当に何でも経験した方がいいと思います。それが海外に行くでもいいし、アイドルのライブに行くでもいい。小さなことでいいから、色々経験しておくと将来に活きてくると思います。どんな仕事でもそうですけど、自分がお客さんの業種の「専門家」になりきって話をしなければならないので、経験は多ければ多いほどいいですよね。

――「経験」という話で言えば三上さんの場合、高校の時は特に将来やりたいこともなく、大学は看護系の学科を卒業し、安定や親を安心させたいという気持ちで看護師になりました。その後趣味の活動からWEBへの興味が湧き、今の会社に入ったわけですが、自分が「やりたい」と思うものを仕事にしているのがまさに今だと思うのです。振り返ってみて、これまでの経験が今に活きていると思うことはありますか?

三上:看護師の時代、助からない患者さんを見てやりきれない気持ちになりました。自分ではどうにもできないことに歯がゆさを感じることもありましたが、この仕事はある意味、自分次第でどうにでもなる環境です。そして今は命の重さとは違う責任の重さを感じているので、そういう意味では前職の経験も無駄ではなかったと思います。

――ありがとうございました。

「東京とWEBの文化が10年違う」と言われるほどまだまだWEB業界では遅れをみせている青森県。そして聞けば、「WEBコンサルティング」と銘打って事業を展開しているのは青森県ではコンシスだけとのこと。そのような環境で、ビジネスとしてお客さんと向き合っていくことは相当な信頼関係がないと成立しない話のように思える。それでも三上さんがひたむきに頑張っていられるのは、これまでの経験が活きているからだと思うのだ。さぁみんな、明日は何を経験しよう?


【プロフィール】
三上 花奈江
株式会社コンシス・クリエイティブ事業部所属。
1988年青森県生まれ。大学を卒業後、県内の病院に看護師として勤務し、2015年より現職。

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「Webコンテンツプランナー」
はこんな仕事です

たくさんの人に見てもらえるWebサイトをめざし、コンテンツを考える仕事。クライアントの要望を把握した上で、流行やエンドユーザーのニーズ、見やすさ、使いやすさを加味したコンテンツを考案。方向性が決定したら制作スタッフに指示を出し、カタチにしていく。Webデザイナーが兼任するケースも多く、経験を積んだ後フリーランスで活躍する人もいる。Webデザインの知識のほかに、発想力や柔軟な思考力が必要とされる。また、マーケティングや世の中の動向にも敏感でなければならない。

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