【教えてエライ人!】都知事不在の今後の都政の流れをおときた駿さんが分かりやすく解説!

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【教えてエライ人!】都知事不在の今後の都政の流れをおときた駿さんが分かりやすく解説!

2016.07.08

提供元:マイナビ進学編集部

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【教えてエライ人!】都知事不在の今後の都政の流れをおときた駿さんが分かりやすく解説!

みなさん、こんにちは。進路のミカタ編集部です。

先日、政治資金の公私混同が問題となり、世論の反発を受けて辞職した東京都知事。停滞してしまっている都政ですが、都知事が辞任後の今後の流れについて、政治に関心を持たない若者に向けて情報発信を続けるブロガー議員・おときた駿さんに分かりやすく解説していただきました。

この記事をまとめると

  • 都知事辞任からの流れを解説
  • 衆議院選挙と都知事選挙、二つの選挙が重なるメリットとデメリット
  • 高校生にもできること

都知事の辞任後の流れ

――東京都知事が辞意を表明しましたが、今後の流れはどうなりますか? また都政はその間どうなるのでしょうか?

舛添知事は6月21日で退任されたので、次の都知事が決まるまでは副知事がその職務を代行することになります。安藤副知事という方なのですが、この副知事さんは石原→猪瀬→舛添と3代連続で知事が途中交代したため、職務代行が三度目となるベテラン副知事です。もはや、この人が知事で良いのではないかとの噂も流れています。

都知事選挙は参院選終了後、7月14日スタートの31日投開票となります。

参院選と都知事選、二つの選挙が集中することのメリットとデメリット

ーー参院選と都知事選、選挙が集中してしまうことのデメリットを教えてください。また、どれくらいのお金(費用)がかかるのでしょうか。

東京都単独だと、一度にかかる選挙費用はおよそ50億円と言われています。選挙期間中は、もちろん公務員のみなさまはお仕事をするわけですが、意思決定をする政治家が不在になりますから、大きく物事を動かすことができなくなります。またわれわれ現職議員も、選挙の応援に駆り出される人が大半になりますので、やはり議会活動は滞ることになります。選挙は民主主義の根幹ですが、必要最小限にしたいものですね。

投票するときは何を見て選べばいいの?

ーー次の都知事選の候補者はまだ出揃っていませんが、有権者はどのような部分に重きを置いて都の代表を選べばいいのでしょうか。

どうしても有名人ばかりが取り沙汰されますが、本来は知名度と政治家としての能力は無関係です。政策や実績で選ぶのが本来の姿ですが、なかなか私たち有権者は充分な情報を得られるとはいえない状態です。選挙の時はどの候補者もトータルではいいことばかりを言いますから、その人が「もっとも強く訴えていることは何か」、具体的には政策集などの一番上にきていることに注目してみてください。五輪なのか、防災なのか、子育て支援なのか。そこに候補者の想いや信条が現れてくるはずです。

不正が起きない環境整備より、不正ができない環境へ

ーー政治とお金の問題が度々明るみに出ることに仕組みの問題はないのでしょうか?

大いにあります。ただし、罰則を強化しても抜け道を探す「イタチごっこ」が始まりますし、私たちの代表者である政治家の手足を厳しく縛る仕組みをつくることは、実は私たち自身にとってもマイナスになる可能性があります。

そこで私は、罰則を強化するのではなく、むしろ「政治とお金」のプロセスをより透明化するように義務付けるべきだと思っています。極端な話、リアルタイムでお金の支出がネットで公開されるようになれば、常に衆人環視が働きますから、不正はほぼゼロにできますし、ミスも速やかに訂正することが可能です。われわれは政治家に対してももっと情報公開を求め、それを仕組み化するように働きかけるべきでしょう。

今、高校生ができることについて

ーー高校生である進路のミカタの読者が、次期都知事にクリーンな都政を行ってもらうためにできることは何かあるのでしょうか。

選挙権がなくてもネットで自分の意見を発信したり、候補者にSNSメッセージやお手紙を届けることはできます。また、周りの大人たちに自分の想いを伝えていくことも重要です。そして何より、まず今は正しい知識を身につけるために勉強すること。拙著「ギャル男でもわかる政治の話」を読むなど、いざ投票に行く時にきちんとした候補者を選べるように準備をしておきましょう!



ーーおときたさん、とても分かりやすい解説をありがとうございました。都知事選挙は参院選終了後、7月14日スタートの31日投開票です。
18歳未満の方はまだ選挙権がないため投票して都政に参加することはできませんが、ニュースなどを読み解き勉強をする良い機会になりますね。

【プロフィール】
おときた駿

1983年9月21日北区王子本町生まれ。いなり幼稚園、北区立王子第二小学校卒の生粋の北区民。大学卒業後、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、日本初のブロガー議員として活動中。

著書『ギャル男でもわかる政治の話』は、若者に向けた史上最高に分かりやすいエンタメ政治入門書として大ヒット中。

Twitter: @otokita
ブログ:http://otokitashun.com/blog/

この記事のテーマ
法律・政治」を解説

国家は通常、多数の国民によって構成されています。それぞれ考え方が異なる国民をひとつの国家としてまとめようと考えれば、法律によって義務や権利を定め、政治(行政)によってそれらをきちんと運用していくことが必要になります。歴史上、多くの国家がこうしたことを目指し、あるものは成功してあるものは失敗してきました。どのようなときにあっても、道しるべとなるべき法曹家や政治家や評論家などの専門職は不可欠です。

「法律・政治」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「政治学」
はこんな学問です

社会制度の基礎となる枠組みを決めるのが政治であり、政治理論、政治思想史、政治史、公共政策、国際政治などについて総合的に研究するのが政治学である。具体的には、国内の少子高齢化と介護福祉の問題などの目の前の問題から、世界の平和を危うくする海外の紛争と難民の問題まで、政治学的なアプローチによる幅広い研究がなされている。また、より公正な政治を実現するために、国によって異なる国家を統治する仕組みや制度についての比較研究も行う。

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