知っているようで知らない!? 漁師の仕事について聞いてみた!

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知っているようで知らない!? 漁師の仕事について聞いてみた!

2016.06.27

提供元:マイナビ進学編集部

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知っているようで知らない!? 漁師の仕事について聞いてみた!

「漁師」と聞くと、魚を獲る人という認識しかない人もいるかもしれませんね。何時に起きてどんな風に魚を獲っているのか? お休みはあるのか? など知らないことがたくさんあります。

そこで今回は、千葉県鴨川市漁業組合 総務部長の徳山 英樹(とくやま ひでき)さんと、漁師をされている中原 敬司(なかはら たかし)さんにインタビューしました。

この記事をまとめると

  • 漁師を目指したきっかけとは?
  • 漁師の仕事を通して得られる充実感とは?
  • 漁師は意外に規則正しい生活スケジュールを送っている

――そもそも中原さんが鴨川で漁師をされることになったきっかけは?

中原さん:出身は京都なのですが、サーフィンが好きで25歳の時に鴨川へと移ってきました。鴨川がある南房総は海水が冬暖かく、夏冷たいので、1年を通してサーフィンをするのに適した場所なんです。

そこで、知り合いになったサーフショップの人に、「漁師の空きがあるのだけれどやってみない?」と言われ、「なんか漁師ってかっこいいな〜」と軽い気持ちで飛び込んだのが始まりでした。最初の頃はサーフィン8割の仕事2割ぐらいの感じだったんですが、今はまるっきり逆転していますね……。

――中原さんは「サーファー&漁師」なんですね。
軽い気持ちで漁師さんになったということですが、どのようにして漁師になるのでしょうか?


中原さん:まずは、巻網(まきあみ)や定置網をしている大型の船の乗組員として入るのが一般的。いわゆる会社と呼ばれていてお給料も月給制で、まさに普通の会社員のような感じです。

徳山さん

徳山さん

徳山さん:漁師になるには、彼のように知り合いからの紹介がやはり多いですが、漁師の求人はハローワークに出ている場合や、船ごとにWebなどで行っている場合もあります。ただ、やはり、現地に行って「漁師になりたい!」や「船に乗らせてください!」と直談判するのが一番の近道だと思います。

――中原さんは漁師になってどれくらいになりますか? 今も巻網船に乗っているのですか?

中原さん:私の場合は10年ほど、巻網船に乗っていました。たまたまタイミングがよく個人の船を譲っていただく機会があって、約2年前に独立しました。

徳山さん:彼のように個人の船を譲っていただき、独立するのは結構まれ。かなり運がいいほうだと思います。

中原さん

中原さん

――では、中原さん(漁師さん)の1日のスケジュールを教えていただけますか?

中原さん:今は6月で金目鯛の漁をしているので、

24時40分 起床
1時30分 出航・漁
10時頃  帰航
20分程度水揚げをして、その後入札。12時頃には金額も確定し仕事終了です。
就寝は、だいたい20時頃です。

夜釣りの期間や摂る魚によって変動はありますが、これが平均的な漁師の生活だと思います。

そのほか、仕事が終わった後は、海土漁が可能な時は海に潜ってアワビなどを獲って、プラスアルファの収入を得ることもあります。
ただ、海土漁は海の状態にかなり左右されるため、昨年は、漁が認められている5月から9月15日までの間で、6回しか潜れませんでした。ちなみに今年は、6月時点ですでに6回潜っています。

――お休みはありますか?

中原さん:こちらの漁港では、個人の船は毎月第1、3土曜日が定休日。他の船は、第1、3日曜日がお休みと決まっています。

――やはり、お休みの日はやはりサーフィンをされているのですか?

中原さん:そうですね、やはりサーフィンしていることが多いです。漁師という仕事は、海がしけると漁に出られないけれど、サーフィンはしけている時こそ波がいい。バランスが取れているのでサーフィンを趣味にしている漁師は多いです。

――毎日充実しているように思えますが、漁師という仕事は楽しいですか?

中原さん:自分にはあっていると思います。仕事っぽくないし、なにより魚をとってお金をもらっているんですから、最高ですよね。獲れる日があったり、獲れない日があったりと、博打(ばくち)的な要素があるけど、それがまたおもしろい。
なによりストレスが少ないです。しかも自分でやったらやっただけの見返りがある! 手応えをすぐに感じられるのでやりがいもあります。もちろん仕事なので、いいことばかりではありませんが……。それも含めて楽しんでいると思います。


中原さんのお話を聞いていると、漁師というお仕事がとても魅力的なものに思えますね。やった分だけ見返りがあるというのは、働いている人であれば誰もが味わってみたいこと。また、サーフィンと漁師の関係がとてもバランスが取れているなど、漁師の世界は知らないことがたくさんありました。
中原さんのように海が好き、釣りが好き……な人にはピッタリな仕事かも知れません。漁師の仕事について知識を深めてみてはいかがでしょうか。


【取材先】
千葉県鴨川市漁業組合
http://www.cbkamogawa.jf-net.ne.jp/syoukai01.html

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「漁師」
はこんな仕事です

漁船に乗り魚介類などを収獲、または養殖する仕事。第一次産業に分類され、私たちの日々の食卓を支えている。沿岸漁業、遠洋漁業、沖合漁業に区分され、日本のほとんどの漁師は沿岸漁業に従事している。沿岸漁業は沿岸近くで漁を行うため、漁船は小規模で日帰りでの作業が多い。種類としては定置網漁や小型底引き網漁などのほか、養殖も含まれる。遠洋漁業はマグロ漁で知られるように、数カ月以上も日本を離れ、外国人船員とともに働くこともある。沖合漁業は規模としては沿岸漁業と遠洋漁業の中間となる。

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