実は日本一古いブランド牛だった!? 近江牛の秘密

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実は日本一古いブランド牛だった!? 近江牛の秘密

2016.07.07

提供元:マイナビ進学編集部

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実は日本一古いブランド牛だった!? 近江牛の秘密

日本には人気を誇る肉牛ブランドが複数あります。その中でも圧倒的な歴史を有するのが「近江牛」で、なんと400年以上の歴史があるのです。その他に人気なブランドでは「神戸牛」が約130年、「松阪牛」で100年ほど。近江牛の畜産農家が、どこよりも「近江牛」の名前に、強い誇りと自信を持つ理由がここにあります。滋賀県の豊かな自然に囲まれながら琵琶湖の水を飲んで育つ近江牛。なぜ近江牛がブランドなのか、どのような歴史があるのかに迫ります。

この記事をまとめると

  • 武将も好んで食べた!? 近江牛、禁断の味
  • 味の秘密は地元の稲わらと琵琶湖の水
  • 品種改良から飼育指導まで。多岐にわたる畜産業の仕事。

戦国時代に近江牛が食べられていた!?

滋賀県は、県総面積の約1/6を占める琵琶湖を中心に山々に取り囲まれていて、これらの山々を源とする120を超える河川が近江盆地を潤し、琵琶湖に注いでいます。このような豊かな自然の恵みを受けて、滋賀県内で最も長く飼育された黒毛和種だけが「近江牛」と名乗ることが許されています。近江牛は肉のきめが細かさが特徴で、全国的にも高い評価を受けています。

日本最古のブランド牛と言われる近江牛の歴史をさかのぼってみると、なんと戦国時代。豊臣秀吉が小田原城を攻めた際、高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に牛肉を振る舞ったという史実が残っているそうです。しかし、肉食がポルトガル人宣教師らによって広められた食習慣であったため、キリスト教が禁止された時に肉食も一緒に禁止されてしまいました。ただ、肉食禁止の江戸時代においても近江の彦根藩は肉牛を生産しており、養生品というクスリ扱いの名目で、彦根藩井伊家から幕府に牛肉の味噌漬けが献上されていたそうです。

他ブランド牛との差は?

近江牛は、滋賀県東部の近江八幡市や東近江市、竜王町で多く飼育されています。琵琶湖の東側に位置するこの地域は湖東平野と呼ばれていて、愛知川や犬上川といった大きな河川が多く存在する、肥沃な土壌と良質な水に恵まれた地域です。稲作を中心とした農業が盛んで、裏作として大麦の栽培なども行われています。近江牛の飼料として地元の稲わらや大麦を使用している牧場も多く、また、毎日大量の水を飲む牛にとって、琵琶湖のきれいな水がそばにあることも、近江牛の味を高めている理由となっているそう。牛の肥育に適した地域であることが、他ブランドとの差を生んでいるといえるでしょう。

近江牛を育てる畜産業の仕事

このように近江牛を始め、ブランド牛を育てる畜産業があります。ただし、畜産業と一言で言っても、乳牛・肉牛・豚・採卵鶏・食用鶏などの飼養管理と飼料作物の生産など、とても幅広い仕事です。畜産技術者と言って、畜産試験場や種畜牧場などで、家畜の育種改良や飼育方法、飼料作物の生産技術の研究開発や実験に取り組み、その成果を畜産家に指導、普及するという仕事もあります。

畜産業は、動物の世話が好き、心身ともに健康で体力がある、実験や品種改良に携わりたい、という人に向いている職業だといえるでしょう。畜産業に就くためには、畜産学部・獣医学科などがある農業大学や農業系の専門学校に進む道があります。気になる人は、調べてみてはいかがでしょうか?

●参考URL
http://omiushi.jp/omigyu
http://www.omi-gyu.com/omigyu/omi_feature.html
http://www.oumiushi.com/history.html
http://www.shiganogesui.jp/yodogawa/
http://www.oumiushi.com/shoplist_area.php?cat=shiire

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「畜産農業」
はこんな仕事です

私たちの食生活を支えている牛や豚、鶏などの家畜を育て、食肉用に販売する仕事。育てる家畜の特性をよく知り、成長をコントロールする。たとえば、肉用牛の場合、自分のところで生まれた子牛を生後9カ月ごろまで育てて出荷する「繁殖農家」と、その子牛を約30カ月前後まで大きく育てる「肥育農家」に分かれる。どちらの農家でも、牛の健康状態を把握して生育環境を整え、できるだけストレスをかけずに育てることが大切。牛は暑さ寒さに弱いので、牛舎の温度調整は不可欠である。

「畜産農業」について詳しく見る