北海道の家具職人さんに聞く、夢を叶えるということ

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北海道の家具職人さんに聞く、夢を叶えるということ

2016.07.07

提供元:マイナビ進学編集部

北海道の家具職人さんに聞く、夢を叶えるということ

みなさんは子どもの頃、将来何になりたいと思っていましたか? 花屋さん、看護師さん、アイスクリーム屋さん……いろいろな夢があったかと思います。北海道北東部のオホーツク地方にある人口約1,100人という西興部村(にしおこっぺむら)には、東京から移住し、家具職人になるという夢を叶えた方がいます。2013年10月、手作り家具工房「家具紡木(つむぎ)」を立ち上げた小林直人さんです。今回は、小さい頃から自然が大好きだったという小林さんに、家具職人になったきっかけややりがいについてインタビューしました。

この記事をまとめると

  • 北海道西興部村に移住したきっかけは、「山村留学」という制度を知ったこと
  • 完成した家具を届けた時、お客さまの喜ぶ顔を見られることがやりがい
  • 「無限の可能性」は、何もやらなければただの可能性で終わってしまう

北海道西興部村の自然に魅了され、夢を叶える決意

――もともと東京でお仕事をされていたようですが、どのようなお仕事をされていたのでしょうか?

東京にいた頃から、「いつかは自然いっぱいの田舎でのびのびと暮らしたい」「前から好きだった家具作りをしたい」と思っていました。この2つを念頭に置いて、東京では職業訓練校(木工科)で学び、その後都内の家具メーカーに就職。家具作りについて学んでいました。

――会社を辞め、北海道の西興部村に移住すると決めたきっかけは?

家具メーカーに勤務して数年が経ち、ちょうど長男が小学校に入学するタイミングで、北海道西興部村の「山村留学」という制度を知りました。説明を聞きに初めて北海道へ行き、西興部村の自然の美しさや木工施設の素晴らしさなどに感激。いつかは……そう思っていた田舎暮らしですが、思い切って移住を決意して北海道民になりました。西興部村へ来て早くも4年が経ちましたが、本当にここに来てよかったと思っています。

夢だった家具職人として

――家具職人として仕事をしてみて、よかったなと思うことややりがいはどんなところでしょうか?

よかったと思うところは、なんといっても家具をお届けした時、お客さまの喜ぶ顔を見られることです。もちろん注文家具の場合、お客さまのご要望を細かく伺いながら製作を進めていくのですが、それでも、完成した家具をお客さまに気に入っていただけるかどうかは納品してみないと分かりません。感性はそれぞれ違いますから……。ですので、家具をお届けするまでは、作ったこちらもドキドキなのが正直な気持ちです。お客さまの笑顔を見たときには、それまでの苦労も忘れてしまうくらいうれしいです。この仕事をしていてよかったと心から思います。

――東京と西興部村とでは環境が大きく異なると思いますが、西興部村ならではのエピソードを教えてください。

北海道の中でも西興部村は人口が少なく、特別な観光地というわけでもありませんが、美しい自然があります。また、親切な住民の方々がいるので、落ち着いて住むにはとってもいい場所だと思っています。もちろん、子育てをするにも最高の環境ですよ。子どもの頃に自然に触れて遊んだ経験は貴重で、大人になったときに何らかの形で役に立つと思うからです。動物も沢山住んでいます。クマはちょっと怖いけれど、シカ、キツネ、タヌキ、リス……たくさんの動物を観察できるのも、西興部村の好きなところです。

やる前から色々考えるのではなく、まずはやってみる

――今後の展望をお聞かせください。

今後はより一層、たくさんのお客さまの細かいご要望にお応えできるようなスキルを身に付けたいと思います。また、品質の高い家具をより安く提供できるようなシステムを確立していきたいです。

――全国の高校生にむけて、「働く」ことについて何かメッセージをお願いします。

みなさんには、好きなことがありますか?
やってみたいこと、気になること、少しでも興味があること、
ドンドン、挑戦してほしいと思います。

若いみなさんには時間があります。
若い力、無限の可能性があります。
迷うことなく、やってみてほしいです。

やってみなくては、決して分かりません。
やる前から色々考えるのではなく、まず、やってみませんか?

失敗したって大丈夫です。
いえ。それは失敗とは言いません。
それは貴重な経験だからです。

自分のやりたい事を探しましょう。
時間がかかってもいいです。
それが決まったら、迷わずに突き進んでいってほしいです。

――ありがとうございました。

小林さんからみなさんへのメッセージには、「自分のしたいことをするためには、自分を信じてまずは一歩踏み出そう」という想いが込められています。地域の木材を使用して、お客さんと家具とのストーリーを紡ぐだけではなく、自分の子どもの頃からの夢を大事に紡いでそれを形にした小林さんの生きる姿勢は、まさに「紡木(つむぎ)」という言葉がピッタリと当てはまります。

また、インテリア業界では、家具職人だけでなく、関連する仕事としてインテリアデザイナーやインテリアプランナー、コーディネーターなどの仕事があります。家具職人の方と連携して、お客さんのために快適な住空間を提供する仕事です。将来あなた自身がインテリア業界で働いて、同じように夢を叶えられる日が来るかもしれませんね。みなさんも、やってみたいと思うものには、どんどんチャレンジしていきましょう。

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「家具職人」
はこんな仕事です

家具職人は家具デザイナーの設計図を基に木製の家具を製造する。近年は機械での大量生産が中心になっているが、機能性とデザイン性にこだわったオーダーメードを求める顧客も増えているため、熟練した職人が今後も必要だ。また、以前はデザインから製造までを一任していたケースが多く、少数ではあるが現在でもデザイナーを兼ねている職人もいる。家具職人には技能を測る国家資格「家具製作技能士」の1級と2級があり、必須資格ではないが、取得しておくと知識と技術の証明になるだろう。

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