何杯おかわりしてもいい!? 福島のおめでたい伝統食!

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

何杯おかわりしてもいい!? 福島のおめでたい伝統食!

2016.07.07

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

何杯おかわりしてもいい!? 福島のおめでたい伝統食!

現在、日本は食料の多くを外国からの輸入に頼っています。しかし、安全で安心できる食生活が求められているなか、その土地で収穫される食材を使って受け継がれている「ふるさとの味=郷土料理」が改めて見直されています。環境問題の視点から考えても、「地産地消」は消費者と生産者の食材の輸送距離が短いためエネルギー消費も少ないという利点もあります。今回は福島の郷土料理から地産解消と食育について触れてみましょう。

この記事をまとめると

  • 冠婚葬祭の膳に付く伝統食「こづゆ」は、「最高のおもてなし」が込められていた。
  • 地産地消の郷土料理は、地域特有の伝統文化の維持と地域活性化に貢献している。
  • 福島は地域一体となって食育を推進、郷土料理を家庭でも取り入れよう。

楽しい思い出が頭に浮かぶ福島の郷土料理

今回はこづゆについての紹介です。こづゆは福島県を代表する郷土料理です。 手塩皿と言われる浅めに作られた,小さい朱塗りの椀に盛られます。そのことから「こじゅうのつゆ」となり,なまって「こづゆ」になったのではないかと言われています。 元々は庶民の口になかなか入らない貝柱を使用しているため,江戸時代後期から明治初期にかけて、会津藩主が食べる武家料理であったようです。それが庶民の料理となり、節句やおめでたいお祝い事があるときやお正月、また冠婚葬祭の時の膳にも必ず付く伝統食となりました。当時はぜいたくな食べ物だったにも関わらず、「最高のおもてなしをしたい」という人情味あふれる料理である事から、何杯おかわりしても失礼にならないという習慣が残っているというのはご存知でしたか?

こづゆの具材は7つか9つで作れることが多く、里芋、にんじん、ぎんなん、糸こんにゃく、きくらげなどとても具沢山! 塩や醤油で味付けをするのが特徴ですが、ダシの具材は地域により異なり、平野部では貝柱を、山間部ではするめを使うことが多いようです。 7または9種類の具材の数は、奇数で縁起が良いとされる数字だからなのだとか。こづゆはおめでたい時に作る料理なので、必然的に「楽しい思い出」と結びついている、福島の人にとっては特別で大切な料理だといえそうです。今でも特に愛されている郷土料理の一つなのです。

郷土料理を食べることで、地産解消にも繋がる

最近では、TPP(環太平洋経済連携協定)の影響もあり、「地産解消」という言葉をよく耳にするようになりました。住んでいる地域で生産された農畜産物をその地域で消費する、という意味で使われる地産解消。まさに郷土料理とは、その地に根付いた伝統だけでなくその地の食材を使った料理が多いため、地産解消に直結していると考えられています。旬の食べ物を随時新鮮なうちに食べられる、地域経済の活性化や地域への愛着につながるなどのメリットがある上に、今回紹介したような地域の伝統的食文化の維持と継承にも繋がるということで、いま注目されているワードなのです。

食育にも郷土料理を取り入れよう

福島県は、豊かな自然に恵まれ、多くの食料が生産されており、地域に根ざした食文化を体感することができる素晴らしい環境にあります。そのため福島では、そのような環境を充分に生かし、食に関する知識を身につけ、健全な食生活の実践を通して、生涯にわたる健康を維持できるように、家庭、学校、地域が一体となって食育を推進しているようです。家庭でも簡単に作ることができる郷土料理を積極的に取り入れるなどして、地域の食材を生かしながら自分たちの健康をつくるという意識を持つとより豊かな食育に繋がっていきますね。今回紹介した「こづゆ」が一例ですが、このようにその郷土料理が親しまれるようになった背景やストーリーを知ると、さらに興味が湧くかもしれませんね。

この記事のテーマ
栄養・食物」を解説

食べることから健康な生活にアプローチすることを目的としています。ただ生きるために食べるのではなく、より良く生きるために食べるという考え方です。栄養学は食物に含まれる栄養素について学び、生理学の知識を踏まえ、適切な栄養指導を行います。そのためには栄養学や病理学などの広範な知識も必要です。食物学では人によっては摂取しにくい食材を食べやすくしたり、よりおいしく食べるための調理方法の研究なども行います。

「栄養・食物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「食物学」
はこんな学問です

栄養や食品について専門知識を学び、科学的な視点から食の問題を解決するための学問。食品学、栄養学、調理学を総合的に用いて研究を行う。食品学の視点からは、成分や加工についての専門知識を学び、栄養学の視点からは食品が人の身体にもたらす影響について学ぶ。また、調理学からは加熱や冷凍など食品成分の変化や味について学び、総合的な専門性を身に付ける。生活との関連性が強いことから、家政学、生活科学を併せて学ぶことも多い。

「食物学」について詳しく見る